
以前からずっと行きたいと思っていた駒込の六義園に行ってみた。
今週の月曜だ。
最近はすっかり枝垂桜で有名だが、有料の日本庭園だ。
TVなどで桜が写されているようで、混雑は容易に想定された。
行ってみて、笑った。
入場門まで300m~400mぐらいの長い長い列。
ディズニーランド以上だ。
最後尾にプラカードを持つ警備員が居るので聞いてみたら、
絶対に入れるという。
入場最終は20:30だ。
しかし、警備員の言う通り、列はどんどん進むのだ。
300円と言う料金が小銭で払いやすいのだろう。
どんどん進む。
30分もしないうちに入場できた。
途中で戻る人も居たが、粘って正解だ。


日本庭園内はひじょうに暗いが、フットライトが置いてある。
それが道しるべになっている。

有名な枝垂桜は予想と違った。
予想とは、巨木のしだれ桜の周りには柵があって、遠くから列の順番で眺めるもので、
順番が来たら、瞬時にカメラ撮影を終えるもの。
上野のパンダ舎のイメージだった。
ところがところが、ぜんぜん違った。
枝垂桜の下まで歩けるし、列などの規制もなく、巨大な桜の周辺に三々五々、人が居て、
自由に撮影している。
禁止されているのに三脚で撮ってる人までいて(さすがに注意されている人もいたが)
自由な雰囲気で、驚く。
1時間でも2時間でもいれるし、付近では食事している人も居る。
なんという大らかさなのだ。

月と一緒に。

桜の木が大きいので、離れて撮りたくなるだけなのだ。
実際は木の下でも何でも行ける。


まるで滝のようだ。

モノクロでも良い。

同じ場所からカラーで。

日本庭園。

これはコブシかな。
それでも大木。


月は半月だった。

冬の大三角形。

違うサクラ。

こちらは背が高くスリム。

やはり月と一緒に撮りたくなる。

モノクロの桜も良いな。

20:30になると園内に閉園の音楽が流れるので、みなさん急いで出口に向かう。
出口を出ると、なんとまだ列は残っている。
そして、足早に入場していく。
なんと大らかな対応。
なかなか素晴らしい。

写真は駒込駅前の桜。
誰も撮影していないけれど、実は六義園に入らなければ人気があったであろう美しく巨大な桜だ。
六義園はおすすめ。
SONY NEX-6、SONY 16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS
