SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

浜松町の渡邊ビル その1

2015-04-11 | スナップ
暖かくなってきたので、なるべく歩くようにしている。
会社の帰りに歩くのが良いが、いつも同じコースだと飽きる。
そこで、久しぶりに浜松町から田町まで歩くことにした。
30年ほど前から20年ほど前までは、浜松町~田町の間で働いていたのだ。
その後も東京と秋葉原で勤務だったので、5年ほど前までずっと車窓から
田町から浜松町も見てきた。
5年ほど前に東大に行くようになり、4年ほど前から渋谷になったので、
その前はずっと京浜東北線や浅草線でお世話になったのだ。
懐かしい地区だ。







浜松町駅のホームの南端から、ひじょうに古いビルが見える。
渡邊ビルと言うビルだが、レンガを使った古いもので、30年前でも既にかなり古い感じだった。
その頃はまだまだ古い建物が多く、多くの病院などはレンガ建ての古いものだった。
だからわざわざ写真を撮るほどでもなかったのだが、
今やそういう建物は急減していて、撮っておくべきものになってしまった。
おまけに浜松町の貿易センタービルやモノレールの駅は再開発中。
なんと、貿易センタービルも取り壊されるし、モノレールの駅も作り替えられる。
まずは、初期の再開発として、貿易センタービルの南側を更地にしたとネットで確認。
やばい、渡邊ビルが解体されたかもしれない。
子供達と飯山に行く際、車窓で確認したら、なんと渡邊ビルだけポツンと残っているではないか。
これは行かねばならぬと思い4/6に行ってみた。
最近、田町では降りたのだが、浜松町の南側は久しぶりだ。








渡邊ビルだけ健在だった。
間に合った。









この扉の周辺の感じ。
すばらしい。








1931年建造、大林組だそうだ。
戦前の建物で、震災の後である。


















こういう造りのビルが減ってしまうのは、やはり寂しい。










渋谷と人種が違いすぎるほど違うのが可笑しい。
年齢層も違えば、サラリーマン度も違えば、何もかも違うのだが、
やっぱり落ち着く。











後ろに見えるモノレールも浜松町駅は変わる。










東京が地震が多くなかったら、残って欲しいなあ。








後ろに見えている高層ビルの貿易センタービルも建て替えられてしまうのだ。
最近は初期の高層ビルが建て替えられていく。
御茶ノ水の旧日立のビル、新赤坂プリンスなどもそうだ。
理由はいろいろだが、高層で倒壊したら危険だから、震度8でも平気なビルにしてもらいたい。
免震ゴムの偽装だとか、勘弁してもらいたいものだ。








「ビルヂング」である。
























(つづく)






SONY NEX-6、SONY 16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS




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