SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

トヨタ2000GT

2015-04-18 | 

日本で一番好きな車はと問われれば、やはりトヨタ2000GTをあげるだろう。
とにかくスタイルが良いし夢もある。
華があるし、技術もある。
そういう車は他にはスカイラインGT-Rなどがあるが、まあ双璧だ。
値段的には今で言えば1500万円~2000万円のイメージらしい。
ヤマハ発動機が作った車だ。とか、そもそもはヤマハ発動機が日産に売り込んだスポーツカーだったが、
日産がキャンセルしたため、トヨタに矛先を変えたエピソードがあるので、そもそもは日産だ。
という人までいるが、企画はトヨタで、製作は全面的にヤマハ発動機という感じだろうか。
内装のウッド部分は明らかにトヨタでは作れるはずもなく、ヤマハの得意とするところだろうし、
近年おおっぴらになった話として、その後のツインカムもヤマハ発動機が生産していたということもあり、
やはり基本的には企画、基本技術、資本部分はトヨタが行い、肉付け部分は他社がやるというスタンスは
大昔から変わっていないようだ。
2000GTが発売された当時、トヨタは実用車しか作っていなかった。
唯一、パブリカ・スポーツを発展させたS800があったが、
これも実は関東自動車工業のものらしい。
近年、レクサスの生産の多くを任されたのが関東自動車工業だったのも当時の構図に似ている。








まあ、誰が作ったのかを置いておいても、2000GTは名車中の名車で、
日本の工業製品の金字塔であることに変わりは無い。










たった337台しか生産されなかったのに、時々見かける。
多くが残っているからだろうし、東京には多いのだろう。
実はレプリカも多いようだ。










先日、我が家のすぐ側で見かけた。
程度の良い個体で、思わずたくさん写真を撮ってしまった。
そのトヨタ2000GTが停まっていた場所は、富裕層しか入れない銀行の支店であった。
前期型だ。




















こちらは10年ほど前にターンパイクでフィルムで撮った後期型。
前期とフェイスのデザインが大きく違うのだ。
こちらも本物だろう。
浜松ナンバーで、クルマの雑誌の撮影のようだった。












SONY NEX-6、SONY 16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS




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コメント (2)
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