一湊海岸の続きから。
ライフセーバーさん。
しばらくして、波が高いので遊泳は禁止になった。
海の中にまいてるのは、ゴミじゃなくて海藻の仲間。
これは何だろうか?
みんなはそのまま海で遊ぶチーム。
ばあばと私は島内一周へ。
屋久島から見える海は東シナ海だ。
この朝は煙っていたが、それも良い感じだった。
しばらく走ると灯台がある。
外周道路から海側に1キロほど入るのだが、ここもすれ違いが難しいので、
対向車が来ないことを祈りながら走る。
でもそういう時に限って3台すれ違った。
屋久島灯台(永田灯台)は1897年に作られた、100年以上の歴史を持つ灯台。
灯台を後に車を走らせると、ゲート風になった場所を透るが、それが西部林道の入り口。
夜間は通行止めなので、簡易な車止めがあるのだ。
出口側にもあった。
西部林道は鬱蒼とした森の中をくねくね走り、すれ違い場所でしかすれ違えないほど道幅が狭い。
台風の影響か木が倒れたり、落石もあるようだ。
とにかくそれまでの道が嘘のように別物。
ヤクシカやヤクザルがあちこちに居る。
ふつうに居るのだ。
サルの親子などは、道に寝転んで毛づくろいしていた。
ここは動物が主役で、車は待つ。
転落の危険性と動物保護から夜間は通行止めなんだろう。
鹿の親子。
車の中から。
逃げないのだ。
「動物注意」の標識は、動物の通り道にある。
だから近くに動物が本当に居るので、速度を落とさないといけないのだ。
標識の後ろにヤクシカの子どもが居た。
サルの家族も居た。
堂々たるもんだ。
道で毛づくろいしているんだから。
どくまで待つ。
クラクションをならすなんて失礼だしね。
ここは彼らの土地なのだ。
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)