原田マハは3冊ほど読んだが、どれもTVドラマのような流れや転回、会話のやりとりで、
これは最初からTVや映画狙いなのかと思ってしまう。
この本も読み始めて10ページぐらいで、やめようかと思ってしまった。
流れが見え見えで、読んでて時間がもったいない気がするのだ。
しかし我慢して読んでいると、だんだんと会話の流れに慣れてきて、面白くなってくる。
中盤ではほろりとしたり、目頭が熱くなったりもする。
まあTVドラマなんだけども。
後半になるととても素晴らしく素敵な話に思えてくる。
最後の最後まで上手い。
原田マハは天才。
やはり売れる作家。
TVドラマ嫌いの人は、最初は我慢して読み進めてください。
最後は感動するのでw。
最初は最悪、読み終わったら最高であった。
でも続けては読まない。
しばらくしたら読む。