SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

呑川の桜(都立大学)

2009-04-10 | ネイチャー
いつものように会社を遅く出たのだが、途中駅で下車した。
電車の車窓から桜並木が見えたからだ。
ただ実際に下りてみると思いのほか暗く、写真は撮らなかった。
そのまま1キロから2キロほど並木を歩いていく。
東急の都立大学駅が見えてきた。
さすがに明るく、桜を愉しむことができた。
もうじき、24時になろうとするのに、たくさんの人々が
花見をしていた。



桜の大きな木を下から見上げると、すごい花の量に圧倒される。




何の工夫もない写真だ。
ただただ降り注ぎそうな桜に感動してシャッターを押しただけだ。







大阪で育った私は、桜は苦手だった。
いや、むかしの関西人は桜はみな苦手だった。
なぜなら大量の毛虫がつくからだ。降ってくるのである。
せっかく出て来た葉は全部食い尽くされ、丸坊主になった。
そこで、あるとき、一斉に桜を伐採して、虫の付かない植物を植え始めた。
キョウチクトウなどの苦い葉っぱの木だ。
さて、最近はどうなんだろうか。
良い駆除の方法が見つかって、桜はまた人々に愛されているだろうか。





今年は風も吹かず、雨も降らなかったせいで、たわわなる桜を堪能できた。


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)








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中目黒の桜

2009-04-10 | ネイチャー
夜、外で打ち合わせの予定が入っていたが延期になり、
その足で、中目黒の桜を見に行った。
まさしく満開で、花見を愉しむ人々で華やいでいた。

IT系やベンチャー企業の多い町なので、若いサラリーマンや
女性が多く、花見と言っても、とても若くスマートな人々が多い。
ノーネクタイ、髭あり。といった人々が多く、華やかなのである。






中目黒にもどんどん高層ビルが建つ予定だ。

月も綺麗だった。




目黒川もすっかりきれいになった。
むかしはよく下流の五反田あたりで氾濫していた川だ。



中目黒は、恵比寿に次いで、お洒落な飲食店が多い街だ。
散歩するだけでも楽しい。





割と明るいので、手持ちでもISO800でOKだ。





夜桜の場合は思い切って露出補正をしている。
+1.3ぐらいでちょうど良い。
ただしSSはその分遅くなるので、ただただ踏んばるのみだ。





楽しそうに輪になって飲んで、しゃべってる人達を見ていると、
こちらまで急に空腹になってしまい、耐えられなくなる。
早々に自宅へ向かう。

しかし、この不況だ。
なにも店で飲まなくても、ビールやつまみを買って外で飲むというのも、
そのまま桜が終わっても、続けていいような気がした。
開放的でいいのではないか。



SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)

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町で見かけたお気に入りのクルマたち。Audi R8など。

2009-04-08 | 

以前は、このクルマは不恰好だと思っていた。
何という変なデザインなんだと。
今はちょっと違う。
なかなかカッコイイと思うようになってしまった。
なぜだかは判らない。
ジープ グランドワゴニアこそアメリカだ。
カントリーソングが最も似合う車だ。






NAPS時代のサニーだ。
当時はなんてことのない大衆車でしかなかった。
ハイソカーが羽振りをきかせていた時代だからだ。
お金がないから乗っていたような気さえしていた。
今見ればなかなかなパッケージングに思える。
名車とは言わないが、悪くないクルマだ。
しかし名は消えてしまった。




R8と戯れる?

1500万円を超えるミッドマウントのスポーツカーだ。




420psのV8サウンドはどんな感じなんだろうか。

私はAudiの仕事をしていたのだが、その頃、こんなすごい車が
出てくるなんて想像もしていなかった。
Audi80や100が売れていた時代だ。





ランボルギーニ ガヤルド
4WDのモンスターだ。
子供の頃のスーパーカーといえば、フェラーリよりランボルギーニだった。





フェラーリはこの不況でも過去最高台数を売り上げた。
年間数千台を世界で売るのだ。
日本にも数百台が入る。





今の私の興味はこういう小型の欧州車だ。
大型車はまったく欲しいと思わなくなってしまった。




VWバス、デリバリーバンなどは、その愛くるしい姿から、
いろいろな用途に使われている。
こういうクルマがこれからも出てくるだろうか。


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09
AF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6 (D)
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仲の良い兄弟

2009-04-07 | スナップ

4/4の土曜日午前中はママは仕事が入っていたので、
私と息子達で近所へ花見へ出かけた。



最近、兄弟の仲がひじょうに良い。
自転車で散歩に出かけたのだが、坂道で次男が登れないと、
長男が坂の頂上で自分の自転車を降りて、次男のところに戻り、代わりになって
坂道を登ってくれる。
最近まで一方的に偉そうにしていた長男が、下の子に対して優しいのだ。
これも二年生になったからだろうか。




お不動さんに行く。
長男は手を合わせていろいろお願いをする。
次男がそれを真似して、自分もやる。




桜もきれいだったが、こちらもきれいだ。








公園に行くと、次男は芝生に座って、コンビニで買ってきた御菓子を出す。
長男はあまり座らない。




枝垂桜は色が濃く、たくましい感じがする。




長男はボールを持ってきたが、公園の看板を見て、ボール遊び禁止であるのを
自分で確認していた。
そういう対応ができるようになった。




喉が渇くと、いろいろな自販機を見て好きなものを探す。
欲しいものが見つからなければ、次の自販機を探す。
今日は、「ウルトラサイダー」を見つけた。
数種類のバージョンがあるらしい。
2人とも同じものが出て来た。



炭酸が強いらしい。
2人とも残してしまったので、こぼれないように持って帰ることにしたが、
やはりこぼれた。




家で待っていると、ママが仕事から帰ってきた。
次男の誕生プレゼントを買うために、デパートへ向った。

誕生会は二日前にやったのだが、休日までプレゼントを待てる次男は
子供にしては相当偉い。




次男が選んだプレゼントは、またまたウルトラ怪獣のフィギアだった。
彼は本当に怪獣が好きだ。

長男もついでに欲しいという。
特に買う理由も無いのだが、本屋に行った。
サッカー雑誌を立ち読みして買わずに、ゲームの攻略本を買った。

電車で家へ帰る。
どんなに長い階段でも長男はエスカレーターよりも階段を選ぶ。
サッカー少年だ。
上る速度が速いので、私は付いていけない。
下から写真でも撮る。




春休みは小学校で飼ってる動物を預かる当番がある。
うちには、モルモットが居る。
もうすぐお別れだ。

しかしモルモットも人間に懐くものだ。
ひじょうにカワイイ。


本当は、米軍座間キャンプの桜祭りに行く予定もあったのだが、
ママが仕事で、いつものように夕方からサッカーの練習もあるので、
行くのを諦めた。


サッカー練習では、新1年生数人、新しく入る2年生数人が体験入部した。
長男のプレーも振る舞いも頼もしく見えた。



SONY α900、タムロンA09

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SHIME ライブ in マルディグラ

2009-04-06 | バンド・音楽
金曜日はSHIMEのライブに行った。
実は会社の飲み会があったのだが、どうしてもSHIMEに会いたくて、
自由が丘のマルディグラに行ったのだ。

大学時代、American Music Society という部に入っていた。
カントリーやブルーグラスを主に演奏する部だが、私はそこで、
カントリー寄りのロックをやるバンドでドラムをやっていた。
SHIMEは、主にカントリーとブルーグラスをプレイしていた。
とにかく歌もギターも上手い人で、見た感じもどうみても
日本人というよりは、アメリカ系に見えた。

つい最近、偶然にMixiで彼に出会った。
音楽つながりで、会うことができたのだ。
とても懐かしかった。
そして、早々に会いに行くことができた。

店に着いたとき、ちょっと間を置いてから私に気づいてくれた。
25年ぶりなのである。




今日はギター1本での弾き語りだ。
オリジナル曲からスタートした。

とにかく、うまい。
聴き惚れるとは、このことだ。
学生時代からうまかった。
しかし、今はもっともっとうまい。
聴き入ってしまった。




2曲目は、つい最近生まれた彼の子供のことを歌った歌だ。
良い歌だった。
一姫二太郎なんだそうだ。








自由が丘のマルディグラは何回か来たことがある。
友人が出ていたからだ。
とても居心地の良い店だ。




今回はカントリーやアメリカンロック系ではなく、
日本語で歌う、日本の曲をテーマにしていたのが面白い。
結局、何を歌ってもすごい人はすごいのだ。










斉藤和義、夏川りみ(涙そうそう)、石川さゆり(大阪しぐれ)、スピッツ、
伊勢正三・・・
どれも、SHIMEならではのカントリーフレイバーがちょっぴり振りかけられて、
素晴らしかった。












彼はCDや楽曲の提供だけでなく、CMナレーションや、音楽雑誌、ギター講師としても活躍している。
まさにプロ中のプロなのだが、こうやって日本語のカバー曲をやるのも
新鮮な感じがする。






飾られているCDはSHIMEとケイコ・ウォーカーによる「Broken Ashes」だ。
ケイコ・ウォーカーは人気シンガーだが、昨年暮れから病に伏し、
活動を休止しているという。
とても心配だ。

そういえば、SHIME氏の共演者の歴史はすごいものがある。
森園勝敏、ジョニー吉長との「Love Dreams」、カルメン・マキ&モーゼスの
ギタリスト奥沢明雄氏との「Tequila Circuit」などなど。



久しぶりに会えて、いろいろ話もできて、素晴らしい歌を聴かせてもらって、
素敵な夜になった。




外に出ると、桜と月がきれいだった。



SONY α900、AF100mmマクロ/F2.8
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次男の誕生日(ママ撮り)

2009-04-06 | スナップ
4/2は次男の5歳の誕生日だった。
この日は私は帰宅することができなかったが、
長男のサッカークラブの友人が我が家に集まって
お祝いをしてくれたそうだ。
写真はママのα100で撮られたものだ。

出産時の医療事故で、ママが生死を彷徨ったり、
次男本人も心臓に大きな穴が開いていると宣告されたりして、
どうなることかと心配だったのだが、ママは元気だし、
次男の心臓の穴は0歳の時の成長が速かったお陰で塞がってしまった。

兄弟では顔も性格も違うし、いろいろな好みも違うのだが、
最近、二人はものすごく仲が良い。
兄弟でいろいろ仲良くやっててくれると、親も楽になった。

これからも、明るく元気で、お笑いネタ満載のまま育ってくれれば。













SONY α100、AF35mm/F2.0

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ビルの谷間に咲く

2009-04-03 | スナップ
先日、仕事で日本橋へ行った。
この辺は、再開発の最中で、大きなビルが次々に建設されている。
小さな店や飲食店がたくさんあった地域が根こそぎ無くなっている。
これからもまだまだ開発が進む。


3年前まで東京駅八重洲側の会社で働いていた。
定食屋や中華で昼食を取ったあと、コーヒーを飲みに行った。
昼休みはきっちり11:30から12:30と決まっており、なるべく早く食事をして喫茶店に向った。
今となっては懐かしい。
なぜなら、今の仕事では昼食時間はきっちりと決まっているわけではなく、
そもそも忙しいので、立ち食い蕎麦屋に行き10分以内で帰ってくる日々だ。
コーヒーを飲む時間はないし、今時そんな余裕なんてない時代だ。
そもそも禁煙のチェーン店が多く、入る意味も少ない。

さて、八重洲時代にいつも行っていたのは、日本橋の小さな喫茶店だった。
店の名前は「恵」。 ケイと読む。
お爺さんと、おばさまがやっていた純喫茶だが、コーヒー代がたった250円だったのだ。
8年ほど前にお爺さんが亡くなった。
おばさまは客に励まされてお店を続けた。
おばさまは元商社の秘書をやっていた人で、その前は女優さんもやったことがあると言っていた。
話しのとおり、きれいな人だった。
上海で育ち、引き揚げて来た話も何回か聞いた。
お爺さんとおばさまは10歳離れた夫婦であったが、
お爺さんは頑固で、いつもおばさまに厳しく当たっていた。
それでも、おばさまは軽く流していた。
私たち客のほうを向いて、「またまた、すぐにカーッとなっちゃうんですから。ハイハイ。」
と、いつもニコニコしていた。
そんなやりとりをいつも見ながらコーヒーを飲んでいた。
そんなおばさまだから、見知らぬ客同士もいつしか顔見知りになった。
それでも、お爺さんが亡くなったあと、コーヒーの味に自信がなかったのか、
「前と比べてどうですか?」といつも聞いていた。
お爺さんの入れるコーヒーと同じようにできているかを心配していた。



用件が終わり、日本橋の新しい大きなビルの間を歩いてみたが、風景が変わってしまって、
むかし来た定食屋がどこだったのかも判らなかった。
ビルの横に車が止まれるぐらいの通路があったので入ってみた。
L字型に曲がると、その一角だけだがビルの谷間に挟まれて古いビルがあった。
そして驚いたことに、その喫茶店があったのだ。
ドアから中を見てみると、おばさまが居た。

「あらあ、何年ぶりかしら。変わっていないですね。」
「たぶん3年とか4年ぶりですよ。あたりがすっかり変わってしまいましたね。」
「そうそう、この道だけ残ってるんですよ。ビルのオーナーが売らないんですね。」
「懐かしいなあ。毎日のように来てたから。」
「あの時と変わらないですのよ。午前中はコーヒーは200円。11時からは250円。
年金が減るいっぽうだけど。ふふ。」

おばさまは相変らず元気で、相変らずお話が大好きだ。
もうひとりの女性のお客さんと私と3人で懐かしい話しをした。
こうやって、また見知らぬ人と、知り合いになる。


コーヒーの味は、お爺さんの入れるコーヒーとまったく変わらなかった。






目の前も大きなビルが建設中だ。
















SONY α900、AF50mm/F1.4


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ちょっと面白いものなど

2009-04-02 | スナップ
町で見かけたちょっと面白いものを。

そういえば以前、トマソン物件というものが流行ったことがある。
20年ほど前だろうか、赤瀬川源平氏が路上で見つけた意味の無い物件。
でも、なんとなく愛しい物件をカメラで撮って発表していた。
有名な四谷階段。ただ上って下りるだけの階段だ。
赤瀬川源平氏は自分で写真を撮っているうちに、カメラオタクになってしまい、
後に田中長徳氏、高梨豊氏らとライカ同盟を作ることになるのだ。
ちなみに芥川賞作家である。





古い建物だろう。
後で追加したと思われるアルミサッシの入り口の斜め具合が相当である。
最初は目の錯覚かと思った。




東大の近くで見つけたアパート。
建物の風情も捨てがたいのだが、
周りの敷地の余裕度が不思議に思える。
都市部のアパートはギチギチに隣家に接しているのが普通だからだ。




フランス国旗かと思ってしまった。
自販機の裏側なのだが、配列をちょっと変えて欲しかった。
どうしてもトリコロールにしてみたい。
しかし一人で動かすのは無理だ。





地下鉄のホームだ。
ホームの面積に対して、柱の数が異様に多いのは、天井が落ちそうだと
いうことか?
そう考えてしまうと、途端に怖い。



SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、AF50mm/F1.4
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つぼみ de お花見。

2009-04-01 | スナップ
日曜日はお花見の予定が2本あった。
ひとつは保育園関係、もうひとつは小学校関係。
先に決まっていた保育園の方を優先した。

朝方は寒いぐらいだったが、昼にはポカポカ陽気になった。




場所は多摩川だ。
まだ2分咲き程度ではあったが、集まって、飲んで、しゃべれれば、
桜が満開でなくても残念でもない。
開花がキッカケになればいいのだ。
そして、そこら中に人がいれば盛り上がるのである。
たった一組なら寂しいのが人間だ。




それが証拠に、桜の木の下でなく、高圧送電線の下でも
楽しそうにやっているではないか。





次男の保育園のクラスの花見なので、子供達はいつもの仲間で楽しそうだ。

送り迎えの関係で親同士も日頃からの付き合いが深い。
みんな親同士も子供同士も仲が良いのだが、どの子供も
すべての親を知っているというのも保育園ならではだ。




半日、おおはしゃぎの子供たちだった。
しかし、親たちはアルコールが入っているから、さらにおおはしゃぎ?









飲んで、しゃべっているので、写真はそれほど撮っていない。
時々、思い出したように撮る程度だ。




長男はお花見でもサッカーの本を読む。
とにかくサッカー大好き少年である。




写真の中央にボールが浮かんでいるが、
これは丘の上から長男が蹴っているのだ。
次男が下で受け取って遊んでいるようだ。




せっかくα900に初めてマクロレンズを装着したのだが、風がかなりあったので、花をアップで撮るのは早々に諦めた。
一応は、桜の花も撮っておく。
まだまだほんの一部しか咲いていない。





お茶の配給を待つ次男だ。
まるで、巣の中にいるヒナ鳥のようでおかしい。



半日遊んで、夕方前に解散した。
満開になるのは次の週末だろう。


SONY α900、タムロンA09、マクロ100mm/F2.8


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