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おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

好幸爺

2006-12-21 10:04:01 | Weblog
昨晩久しぶりに町に飲みに行った。
この前町内の忘年会の幹事をやって皆を魚野川に連れてきてくれた丸正に行った。
ココは母娘で居酒屋を最近始めたばかりで昔は親父さんと餃子の美味しいラーメン屋さんだった。
土間に畳を敷き簡単なカウンターをつけただけという感じだけど前から食堂をやっていただけあってどれを食べてもはずれの無い味とかなり年食っているが母娘だけというのでいつも込んでいた。
入ろうとしたら客らしい人が出てきて僕を知っているらしく挨拶を向こうからしたので聞こえるように、座れるかなーといったら大丈夫だよといいながら帰っていった。
入ったらその人が飲んでいた場所が開いていてそこをさっと片付けてくれた。
周りには半分以上知っている人達が居てカウンターの隣の隣に笑顔で声を掛ける爺さんが居た。
昔からのお客でかなり怖い人だったが今では何処の飲み屋に言ってもみんなから爺、爺と呼ばれて一目置かれていた。
一目といってもただ酔っ払いの年寄りと軽く見ていないだけの感じだ。
僕もその人がいるとどうこう無いのだが話しかけられるのと酔っていて発音が悪く昔のこともあるので酔いながら背筋がピーンなっているような感じでリラックスできないから出来ればいないほうがよかったが。
かなり酔っ払っていて顔を見るとオラお前が昔から好きだったし、周りがしょぼくれていてパットしないからお前だけが頑張ってるのでオラ嬉しい。
綺麗な星のせいとこの頃の疲れが目に来てしまい涙が出そうになったが、この際肩をすぼめた方が何かと楽なので、オラもしょぼくれていると挨拶した。
まーオレのおごりだ飲めと言って店の人に何かやってくれといった。
断わると気分を害すのが分かってるので、じゃー生ビールと熱燗と言って顔を見ると身を引いてそう来たかと笑っていた。
おごられた手前木の子取りと昔の話をたっぷり聞いて早めに帰った。
店に帰ると冷え込みのため星が消え靄に包まれていた。
お陰で朝のつらい事、靄で光が少ない分暗く感じ疲れと酒でやっと起き除雪隊の朝食を作った。
下島のの森山さんの親父さんが無くなった。
昔から大変お世話になった人でまだ76歳で若く柏崎の港の近くで釣りに行ってコンクリの柱に軽トラックで激突してしまったのだ。
カットハウスのマスターも隣で隣のときさんの娘と親父さんも交通事故、森山さんの娘も、マスターも事故でなくなっているので何か不思議な感じがする。
そこの3軒だけ何かあっるのだろうか。
金曜日に葬式があるので見送りに行く。
今日は雨にならないと思うから又ミッキーと山に行きたい。セスナから見た木になる林が有って少し遠いけど行ってみたい。
お昼が終わりやはり出かけることにした。場所は十日町市の山の中、良くこんな所に道を作ったものだと呆れるぐらい山奥だった。
樹齢が若くあまりキノコは出ていなかったが秋のほかのキノコに良い環境である事はいい勉強になった。
カモシカがなめこを食べてあったりフキノトウがいっぱい出そうな場所だった。
帰りにあまり疲れて中山のパーキングで横になって休んでいたらミッキーも静かにしてたので寝込んでしまい携帯で起こされた。
星野さんたちが店で待っていた。
夜は宴会が無いので一緒にビールを飲んだ。


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カモシカ登場

2006-12-20 19:34:00 | Weblog
今日は板長が休みで小さな建前料理と忘年会が一つ。除雪隊の朝食を作りラーメンスープを仕込んだら市場に行く時間になった。
水曜日で中日なのにいつもより鮮魚の荷が多くセリに参加する人達も少ない。
いつもの人達で年齢も若くないのでたらをかって煮魚にしようといったら佐渡の寒ぶりも一本来ていた。
しゃれにもならないが地震以来買うことが無かったので久しぶりにブリを買ってお客さんを喜ばしてやろうと考えた。
本心は自分で食べたかったのもあり、安かったら買ってやろうと思って買う準備をしておいてセリに望んだ。キロ千円だった値段が僕がほしいのが分かるや否や三百円値上がりしてしまった。
八キロ台のブリはやはり脂のノリがいまいち。
でも天然物はやはり旨い。
寿司ご飯を造り皆でニコづつぶりの握りにした。
お昼にピザのところにいて何気なく外を見ていたら前の崖で道を切ったところに黒い大きな獣が降りてきたのが見えた。
そんな崖を降りるのはカモシカぐらいだろうと思ってみたがあまりにも黒いので熊みたいにも見え緊張した。皆で見ていたが線路の影に入って見えなくなってしまった。
夜の宴会の人達は始めるのが早かったのでお開きも早く、内心ほくほくしていたら送りの最後は入広瀬だった。
夕方ほしが出始めていたので又山奥の星空が見れるかと思ったら遠いのは苦にならなかった。
今の時期にこんなに星を見れる日があるのは冬型にならないで高気圧に覆われて晴れの日が多いからだ。
除雪隊の仕事が無く売り上げがない分一般客が来るし除雪をしなくていいので本当に助かる。
やはり入広瀬の星は綺麗だった。
山の端や杉の梢が黒く縁取り、巨人が大きな黒い紙を引きちぎったような空間が開け、その間に太古から変わらぬ星の輝きが見え、別の世界を覗き見してるようだった。
闇の黒さと星の輝きで少しせつなくなって一ヶ月ぶりぐらいで町の飲み屋に足を向けてしまった。



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除雪隊用メニュー

2006-12-19 10:15:49 | Weblog
昨日はかなり飲んでしまった。
観光会長がシャンパンを二本持って来てくれたのを飲み、前と横に座った人が車の運転か健康上の理由酒を飲まなかったから手持ちぶたさで次から次へ注いでくれるものだから遠慮しいしいのんでしまった。
又日本酒も飲み、店で一番高いワインを空けてしまった。
でも朝いつもの時間になると自然に意識が戻り目覚まし時計の事が気にかかって来た。
6時半であった。
大急ぎ除雪隊の朝食を造り始めると東の空が明るくなってきた。
いつもはもう日が昇り始めるのにまだ駒ケ岳の向こうにいるから回りは青く暗い朝のままであった。
振り掛けやタラコ、お新香、ノリなど7-8種類はお盆に用意してあるが今日は目玉焼きとサバの水煮に葱を刻み込み味噌で味付けしたものと昨日宴会で余計作った煮物を用意した。
その頃やっと日が昇り始め雲と山ノ下の霧に朝日があたり輝きだした。
大沢川の水面に朝日が映り二つの太陽が輝いているがこの光景は明日と又来年の今日しか見れない太陽の角度である。
もう二日で冬至、太陽が一番南に昇り又一番南に沈み、夜が一番長くなる。
朝日を背に受けタッタカ、タッタカマキ婆が雀のように着膨れて霜で白い道を歩いてくる。
除雪隊のお昼の注文は朝食の後受けるが今年はメニューが出来てない。
けれど去年のメニューを覚えているので店のメニューに無い味噌ラーメンを頼んで帰っていった。
カツカレーやうどん、チャハーンなどもある。
今日の昼定食は石がま焼味噌漬けロース肉。
忘年会の予約も少ない人数で二つ、少しお疲れなので休みたいなー。
山に車を落としたのを上げてもらう費用が判り負けてもらったけど六万だった。
テーブルも六つ買いたしたので又今月も赤字になるかも。
ミッキーの散歩を兼ねて前から気になっている山にきの子取りに行った。
その山はこの前にセスナに乗ってデジカメで撮った写真に写っていた。
パソコンで拡大して見て分かったけど自信は無かったがまあー見学程度でと自分に言い聞かせて何も無い時あっさり諦めて悔やまないように考えておいたのだ。
車からミッキーを降ろすともう飛び跳ねている。
木の子取りの三種の神器の一つスパイクつき長靴を忘れたのを思い出したがもうミッキをー乗せて店まで帰るのは面倒だし調理室で履く革靴をはいてたのと雪が殆ど無かったのでそのまま登り始めた。
まもなく雪が積もっているとこまできたら兎の足跡が見えた。
ミッキーは無反応でひたすら駆け回っているだけ。
獣の匂いが気にならないのだろうか。
長靴が無いので道なりに上って行きキノコの木が有りそうになっていたので山の中に進んでいった。
見渡したがたいした木が無くやはり見学だったなーと思い別の道が見えたのでそちらの方に移動した。
杉林を抜けると急に視界が開け大きな枯れ木が見え出した。
ほんの一角だったがキノコに良い環境が一目で分かった。
見渡せば一抱えもあるコナラの大木に大きい椎茸ぐらいのなめこが一杯生えていた。
少し老菌だがまだ香りやぬるぬるはしっかりしていて他にも二本なめこがあったがそれは古すぎたのとリックにもう入らなくなったので取らないでそのままにしてきた。
他にムキタケが一杯有り寒茸も取ったら20キロ以上になってリックの付け根の糸がほつれ始めた。板長から電話で柳や胡桃の木を切ったから上げるといわれたのでどうしようかと問い合わせが来た。そして現地を見にこいとの伝言だった。
現場に行ったら3-4反ぐらいの広さを伐採していた。
きっとダンプに5杯以上ありそうだったがみんな貰う事に話をつけた。
きっと小雪かもしれないので冬仕事に切ったり皿の代わりにしたり、一番欲しいのはカミキリムシの幼虫だった。
これを焼いて食べようかと思って。

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雪の匂い

2006-12-18 08:55:18 | Weblog
かなりの降雪があると思っていたので気になり夜中におき外を覗き窓を開けた。
薄っすらと雪が積もっていたがまだ暗いので遠くは見えない。
コンクリや道路は積もっていなかった。
何か懐かしい雪の匂いであった。
昨日ケーブルテレビの田川平のデーターや気温湿度の予測を見たときに夜は湿度百パーセントとなっていた。
もしかしてずーと雪の匂いと思っていたのは新雪で気温零度位、湿度百パーセントの大気を深呼吸した感覚なのかもしれない。
まだ時間が早いので寝ていつも通りもう目覚ましが鳴る頃だと待っていると、朝食隊長から朝食の依頼ので携帯がなった。
窓の外を見ると新しく耕地整理をした田んぼに今までどーんと積まれた表土がマヤの遺跡の祭壇みたいそびえてのが小さくなりそこに雪水が張り薄明るくなってきた雲の切れ目の光を映していた。
この広い田んぼはこれから雪や光、稲穂の風などを使って季節の移ろいを僕に伝えてくれる新しい友達になのだ。
マキ婆が又早く遣って来て明け方突風が吹いたといった。
もう雪が上がるのかと思っていたら又大粒の雪が降ってきたとこを見るとその風は雪を運んできた風かもしれない。
風仕舞いの雪といわれている。
降りだすと又暗くなって新道島も見えなくプルーンの木にいた雀達もいなくなってしまった。
そんな雪も長く続かず又西の空が明るくなり雪も霙になりそうになりながら急いで降りてくる。新戸島の景色が何処かの初雪の写真のように輝きながら空の雲と会話している。
さすが雪の月曜日は客足が少なく昼定食は天ぷらと山かけマグロだったが残りスタッフのお昼になった。
昨日和牛のほほ肉を煮込んでおいた。半日煮込んだので柔らかくなってきたがどんな味にしようか悩んだ結果、岡村さんが言った醤油味にして和風にした。
そしたら始めに赤ワインの余ったのを入れたのが味の中に隠れていてなんとも切れの悪い味になってしまった。
それを冷し煮凝りにしてカットして生野菜などと一緒に盛り付けて一品にしょうかと思う。
味にうるさい人達が来て自分でも出席しなければならない会があるのでそれに使用してみる。
続く
今飲み会が終わり皆帰ったので一人反省会を始めた。
酔っているからかなりおかしなことを書くけどしょうがないか。
予算がそんなに高くないので押さえ気味にした料理に皆慶んで帰った。
始まったとき抑えを三つ考えていた。
川ガニと和牛の頬のに凝りとハモンセラーノ、チーズ25種類。
話しに花が咲いて盛り上がりある程度皆さん満足した様子なので和牛の頬の煮凝りは出さないでおいたがコムラヤの社長に味見てもらおうと出したら凄く喜んで孫に一切れ食べさせたいからとせがまれてしまった。
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白鷺山荘魚野川

2006-12-17 09:23:45 | Weblog
昨日寺井さんと別れて店に着いたら11時半になっていた。
汗ぐっしょりかいていたので着替え蕎麦を打った。
昼前に小さな予約が有ったが少し遅れる事になっていたから良かったけれど、かきいれどきに人を頼んでおいて山に行くようじゃどうしょうも無い親父だなーと少し反省していた。
そうでも無くても人件費が多く儲からないのに。
朝岡村さんが7時前に遣って来て、その後マキ婆が続き又一日が始まった。
昨日山から帰ってくる時や根ノ上に白い鳥の糞がかなり付いていたのでカラスかなと思っていた。
朝大沢川に白鷺があっちこっち朝食の狩をしていた。
絵になるけど魚がいなくなるなーと思ってラーメンスープを取って娘を迎えに行こうとして車に乗り振り返って屋根を見たら大きな白鷺が風見鶏みたいに屋根に乗っていた。
その足元に長く流れた糞があったのでこれが犯人だとわかり車から出て手で石を投げる仕草をしたけど効き目が無かった。
きっと石を投げられた事がなかったのだ。
それでセーターを大きく振り回したらやっと飛び立っていった。
今考えるとそんな事をしないで風見鶏みたいにそこに止まっていたほうが人目と感動を呼んで店のピーアールになったかも知れず損したようなきがした。
給料を払わなくてもいいし食事は自分もち保険も要らない。
志保ちゃんが遣ってきたけどほかの人達は昨日の片付けを遅くまで遣っていたのでまだ来ない。お昼に3つの忘年会があり夜は建前のお祝いがある。
建前のお祝いは注文の時雪が降らなかったら遣るからと言われていたので大工と同じ雪の心配をしていた。
ブログを書いていて思い出した。
あのなめこを取って伊豆の磯谷さんに送ろうと思って書いておいたことを。
たまにこのブログを見ているらしくきっと調子のいいことを言って人に遣ってしまったじゃないかと。
星野さん夫婦が急にきの子取りに燃え出し、大きななめこを取って見せに来てくれたので今度分けてーと言ってみょう。
お昼のお客さんは出足が悪く正午近くになだれ込んできた。
もうあまり遠くの県の人達は無くいてもまだ土木工事をしている人達だけになった。
今日で助っ人の岡村さんが辞める。明日から真面目に遣らないと、ブログも少し書くのを控えないいと店が出来なくなってしまう。
去年みたいに忙しくなかったので人件費の無駄だと思っていたら、家族が3人入院したりしたから本当に助かった。
彼は色々の所を渡り歩いているから違う知識をたくさん持っていた。
出来るだけ自由に遣ってもらいその中から僕たちが持っていない技術や思想を勉強した。
そしてたら他所の飲食店の内容みたいなのが浮かび上がりそれはそれでいい参考になったから人件費だけではない大きな収穫になった。
夜は一般客は少なく建前のお客さんに集中でき、店を作ってくれた大工さん達も応援に来てたらしく祝いの席に座っていた。
宴会の前にちょっと手が空いたので前から気になっていた廊下の電気を掃除して替えた。
今度は明るくなって壁の汚れが目に付くようになったのでこれから長い冬の間に順番に掃除を遣ッたりクーラーの掃除も遣らなければならない。
ピザガマノ煙突が少し短くて煙が建物の中に漏れたのが一番の原因。
夜は霙になってきて雪の予報だったから消雪の井戸水を出して寝る
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マキ婆の子育て

2006-12-16 08:18:22 | Weblog
除雪隊の朝食を出さなければと目覚ましをかけておいた。
前は明るくなると自然に目が覚めたのに六時半ごろまで暗いから寝過ごしてもいけないからだ。
目覚ましがなる前からほんとにスイッチを入れたのだろうかと見たりして目覚ましの鳴るのを待っていた。
そしたら物音が聞こえて誰か来た様な気配。
マキ婆かなと思って調理室に行ったら電気も何も付いていないので変だなー鍵を持ってるのはそんなにいないのにと思いまずストーブをと思って除雪隊の食事するとこの部屋に行った。
人の気配でビックリしたがマキ婆がせがれさんの車に一緒に乗ってきて早かったので休んでいたのだった。
その頃になったら東に日が昇る気配がして明るくなってきた。
雲は駒ヶ岳の後ろにあって雲の切れ間が茜色に染まっていた。
朝日が雲の間より顔を出し始めたらカラス達が我先に飛んできた。きっと残り少ない柿が熟したのを取りっこするためだろう。
マキ婆が掃除する朝、娘も遣って来てマキ婆の後を付きながら仕事を手伝っている。
なにかちょっとすると頭が痛くなるから足手まといの方だが妻が入院した頃から一緒にいてくれるので娘の状態も安定している。
僕たちみたいに忙しいと話を聞いて遣れず怒り付けてしまうが、マキ婆はてを休めず一から聞いてやって駄目なものはやさしく諭してくれる。
お陰で目の輝きが別人みたいになりハッキリして体も動くようになってきた。
見ているとほめる事とありがとうと言う言葉で会話が成り立っているようだ。
朝娘が早く行かないとマキさんが待っているから早く迎えに来てと催促が来るほど楽しみにしている。
人間頼りにされていると思うときっと嬉しく頑張ろうと言う気になるのかな。
僕たちも板長もほかの皆もマキさんに育てられたのだろう。
二人の息子は片親だったけど一生懸命生きるマキ婆の後姿を見て育ったらしく皆立派な人になっている。
土曜日でそして忘年会真っ最中だから忙しいのにこの前車を落とした近くのなめこが気になって妻に又あのなめこを取りに行こうと誘うのもためらわれて、その次に慶んでもらったい人に電話した。
晴れているから海に行って自分の船で釣りに行ったかと思ったけど、マキ婆がテレビで突風が吹くといってたので寺井さん海に出れないだろうなと思い携帯に電話した。
案の定波が高くてマリーナで海を見ていた。
海に出れないから山にキノコを取りにきなよと。
そしたら遣って来てこの前のところに案内をした。先客の知り合いが二人して大汗をかいっていた。
ガクさんにあったらもう駄目だといって帰っていった。
何が駄目なのだろう。その人達が皆取ってしまったと思ったがまだ気づかれないで隠れているものもある予感がしたので薮の中に回って探すとやはり妻に取らそうと思っていたキノコがあった。
HPの表紙にあるなめこが倍くらい大きくなって見事に輝いていた。
わざわざ海から呼び寄せたのに何も無かったらこまると思ってたから内心大喜びで、このキノコの取り方からだともう一本のきに有ったなめこも取られて無いようなので場所を教えて駆け足で店に急いだ。
あまり慌てて走ったので木の根に引っかかってコケそのまま横になって息を整えた。
落ち葉の匂いと小鳥達の鳴き声が聞こえまだ残っている青空にもう春の用意が出来た細い枝の先に小さな蕾が揺れていた。
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大きい夢と小さな幸せ

2006-12-15 14:27:34 | Weblog
市場の帰りにFMポートを聞いていると、確か大倉さんという方が話していた。
リスナーの皆さんに結婚式の司会の時聞き心に残った話をプレゼントしますと言った。
祝辞で夢はいくら大きくてもいいけど幸せはいくら小さくてもいいから幸せになってくださいと。
そして今不幸でしくしくしている人は人生四九=三六でハハハと幸せに笑っている人ははっぱ64で圧倒的に人生は幸せのほうが多いのでやがて幸せになるから頑張ってね。
両方の数字をたすと丁度百になるから判りやすいでしょうと。
やはり誰でも幸せになりたい願望があるしやがて幸せになるから頑張ろうかと思う。
それで先の話に戻るが不幸と思っていても見方によれば幸せな事が判ると言っているのだろう。
だから夢は大きくてもいいけど幸せは自分が幸せなら小さくていいのだと。
大きな幸せは中々大変なのだ。
何かこんがらがってきてしまった。
昨日妻がいった幸せがまだ心に残っていて、小さな幸せなら努力すればある程度簡単に手が届きそうだ。
出来れば家族に小さな幸せの連続を届けたいものだ。
又一緒に働いている人やお客様にも、・・・あまり望みが一杯だと駄目かな。
お昼に40人と昼蕎麦15人の予約があってスタッフが二人遅くなり一般客と一緒になりてんてこ舞いだった。
千円の定食に小さなトンカツとカラスガレイを入れた煮物、温泉玉子をつけた。
昼蕎麦の人は美味しいからお代わりと言ったので次に蕎麦を食べにきてくれた人には間に合わなくなってしまった。うーんどしょうと思ったけどこれから先やはり挽き立て打ちたてを頑固に通す。
絶対頑固に通す。
絶対楽な道は通らない。
親が付けた名前・・いじはりとおるだ。
今仕事が終えキノコ鍋の残りをご飯にかけて猫マンマを食べている。
余ったビールも事情がわかった雲さんが冷蔵庫にとってくれているもの出して。
言い訳ではないけどあまり冷えないぴりぴりしないビールのほうが好き。
柔らかく良く出しの効いたような。
前に書いたブログを読むとかなりおかしなことを書いている。
そのときはその精神状態で書くし、仕事の合間を縫って書いているのだからしょうがないか。
板長が読めばブログの合間に仕事をしてると言うだろうな。除雪隊は二人の待機。
雪は降らないだろうけど低温になってスリップする車があるといけないので用心にとまるのだろう。
年賀状の写真を決めた。HPに出てる航空写真を使ってシンプルにする。
昨日から燻製のたくあんを出した。上のほうだから少し塩が効いているけどまあまあ美味しい。
切ってから真空パックに唐がらしなどと一緒に入れる。
これで儲かればいいのに殆ど無料でサービスしてるので中々大変。夕方晴れていたら建設会社の社長さんから車をあげて持っていくからと携帯で連絡が来た。
そのうち届いた車を見てかなり驚いた。
左側はぼろぼろ、車を直すなら買ったほうがよい。
でも走れるからそのまま乗ることにした。
板長はそのことを言うと店長ならぴったりの車だよといった。
明日からそのくるまでしいれにいこうかなー
続く
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分水の川ガニ

2006-12-14 14:36:05 | Weblog
市場に行ってヤナギガレイの小さいのとヤリイカの小さいのを買ってきた。
少し高い組があって伊勢海老も頼んだ。
ほかにどうしょうかと思っていたら電話で分水の漁師がカニを持って行くよと言った。
小出に用があるついでに寄るとのことだった。
お昼近くになったカニが届いたのを見たら、荒川のカニの倍ぐらい大きいかにだった。
これで人前に出しても恥ずかしくないと感じ、さそく高い予算の人達に出そうと思った。
この人達の中に先週も来てくれた方がいてそのときチーズを喜んでいただいたので又6-7種類追加しておいた。
これで25種類ぐらいのチーズが有るがあまり臭くてマニアックなものは自分でも食べきれずにもっとマニアックになっている。
もうチーズというか味噌と言うか食べ物なのか境が分からないようなのもある。
昨日の車の事で社長が見に行き、あまり細い道なので2-3日かかると言ってきた。
まさか道を作ってから車を上げに行くのではないのか心配は金のことだけ。
妻が何にも無くてよかった。
昨晩いつもはほったらかしで自宅に帰ってみれば寝ているのに、おきてきて湯たんぽを入れておいたよと言った。
湯たんぽと暖房してあって暑くてあまり熟睡出来なかった。
自宅はまだ全壊に補強したばかりだから自然環境が直ぐ現れてしまい仏壇の線香の煙がいつもたなびいている。
アウトドアーの雰囲気で楽しんでいる。
年取った親達には気の毒なとこも有るが。
朝店に行こうと思ったら、朝ごはんはと声が掛かりめづらしく家族で朝食を食べた。
妻はご機嫌で私、色々有ったけど幸せだよおとうさんが一生懸命働いてくれるから遣っていけるし、皆さんもそうでしょうと声を掛けたけど母は聞こえない振りしてたし娘もこの静寂はいつまでかなーと箸を止めて水を飲みだまっていた。
複雑な展開になって僕も黙って店に向った。
まあー不幸よりいいか、でも始めて聞いた。
昼定食はエビとカキのフライに山かけマグロ付
蕎麦の方が良く出て陽気もあまり良く無いので少なめにしておいたら益々出てずっと蕎麦から離れられなかった。
昨日星野さんより頂いた桜島大根が二個有るが一晩考えたけどどうして料理しょうか良い考えが浮かばなかったので薄くスライスして茎も一緒に酢漬けにしようと思った。
村上牛のモモがあるのでローストビーフにして薄切りにし大根の薄切りと一緒くるりと大葉も入れて包み、伯父が作ったネズミ大根をすりおろして上に載せ磯谷さんのダイダイ醤油添えてとりあえずそこまで考えた。
店の近くで大型二台と乗用車の事故があり送迎が影響を受けた。当然フリーのお客さんも殆ど来なかった。
川ガニを出したらおいしいと言って食べた人もいたけど二人手をつけない人がいた。
後で味見をして美味しかった。

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駒ケ岳の傘雲

2006-12-13 08:43:54 | Weblog
除雪隊の朝食でいつもより早く起き準備を始めた。
人数も少ないのですぐ出来、朝の外気を吸いに外に出るとようやく東の空が明るくなってきた。
寒いので家の中から見ていると朝焼けが始まって日が昇り始めた。
まだ南の空には半月が見え駒ケ岳の上に砂漠の民のターバンみたいな傘雲が乗っかっている。
空も水色のすっきりした色になり前線のの手前の筋雲が綺麗にたなびいてる。
傘雲は雨の前兆。
長兵さんが朝食を食べながら雨になるよと言った。
NHKに良く出ていた彼は和南津の農家で夏は米や野菜を作っている。
道の駅のアグリに多く野菜を出荷していて今年は冬瓜を作りいっぱい売ったそうだ。
一個300円、これは市価の三分の一の値段。飲食店だったら喉から手の出る値段だから僕も欲しくなった。
ナマスウリも1000個ぐらい売れ最後は一個50円にしたらまた飛ぶように売れたらしい。僕も売店の経験があるからこんなのも売れたよと色々話すから参考になるらしくよくその話になる。
今日は板長が休みの上志保ちゃんが有給休暇を取ってレギュラーが二人休み。
昼定食は生姜焼肉
朝娘を自宅に迎えに行ったら妻が窓を開けて掃除をしていた。
ミッキーも近くにいたので話しかけ今日山に散歩ときの子取りに連れて行くよと語り掛けたのを妻が聞いて、私もついて行こうかなーといったので、アアー良いさと答えお昼過ぎに迎えに来るさと店に戻った。
夜は小人数の予約が一つしかなく大して忙しくないのでお昼の最中にデジカメとリックを持って二人と一匹で山に向った。
始めは妻の姿の見えるとこでおとなしく遣っていた。
いきなりヒラタケとなめこがあった。
斜面が急で妻を呼ぶことが出来ないのでリックに入れて見せたら凄く感動していたのでこの前の探索で見つけておいたなめこを取らして遣りたくて、車にキーをつけ田んぼの道の横の空き地に止め、ミッキーと又でかけた。
そのナメコの木は山のそま道の横にあったけど前は反対から来たので正確な位置とその道が中々見つからなかった。
こちらからの道があってずーと寝ていた妻が歩くには高低がほとんど無いような道を探さなくてはと随分歩き回った。
ようやくHPに乗っているナメコの木を見つけデジカメで撮って急いで車に戻った。
そしたら車が無くしょげた妻が歩いてきた。
歩いてきた方を見たら用水路にどっぷりと車が落ちていた。
携帯が使えるかどうか見たら圏内だったのでヒロちゃんに迎えに来てもらった。
もう色々歩き回ったのとこれでがっくりしてしまい何もする気が無くなった。
雨が降り出しその中を随分歩いた。先歩きヒロちゃんに場所を教えるためだ。
妻一人は可哀想と思ってミッキーにお母さんのとこにいきなと言うけど何回行ってもわからずさいごにはあきらめてしまった。
修理工場に頼んだら見に行ってくれて暗くなってから電話が来て、私どもの手に負えませんので重機などを頼んであげてくださいと断わられてしまった。
駐車場を作ってくれた建設会社に電話すると丁度社長が出て、今までの経緯を話すとあっさり軽く承諾してくれた。
高い気晴らしになって逆に妻は落ち込んでしまっていた。
明日はそのキノコを取って伊豆の磯谷さんに送ろうと思う。
でもあの綺麗ななめこを妻に取らしてあげたかったなー。
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伊豆の幸到着

2006-12-12 15:05:32 | Weblog
除雪隊が気温が下がり凍結で事故が起きると大変なので基地に待機した。
朝食は7時前に頼まれているので6時過ぎに目覚ましをかけておいたが前日みたいに雨が降っていなかったので少し明るく感じ目覚ましが旨く機能してないのか心配なのと目をあけて覗き込んで早くて又寝るのも嫌だからしばらく様子見で眠っていた。
目覚ましが鳴りやはり起きなければならないかとため息を付きながら起きた。
昨日の星空から考えるとかなり気温が下がり霜で白くなっているだろうと外を見たらその割に霜が少なく冷え込みもいつも通りで空には青空が見えなかった。
7時頃から店の横の田んぼにブルトーザーが動いている。
毎日雨と雪がいつ来るか判らないので遅れた作業を取り戻すために頑張っているのだと思う。
埋め立てて90センチ地表がかさ上げされたから洪水で冠水の心配がなくなって旨い米ができるようになるだろう。
今まで良く濁り水が入り被害を受けていた。
僕は濁り水が入り肥料になり美味しい米が出来ると思っていたがそれは次の年のことで濁り水は根を駄目にするらしい。
それで山の冷たい水が入る塩沢の米が美味しいのだろうか。
良く田んぼに入る用水のたまりで岩魚を狙ったものだった。
市場から帰ってきたら伊豆の磯谷さんから大きな箱が二つ送られてきていて、開けてみたら橙と太い山葵、団扇みたいに大きい椎茸がごろごろ出てきた。
昨夜電話が有ったので戸惑わなかったが突然こんなに一杯頂けば気が動転してしまう。
ダイダイは絞り、醤油にまぜてぽんずにしたり焼酎でわってチュウハイにし残った皮はママレードにしたり、風呂に入れダイダイ湯を楽しむ。
これは磯やさんから教えていただいたっことだが。
昼定食は大きな椎茸とエビを使い天ぷらと鮭の焼魚にした。
新巻の新物が出てきて、古い在庫を整理するために叩かれるのを承知でせりに出したものを叩いて買ったものだった。
少しやけ気味だったがそこを取り除き焼いたら物がいいものなので結構美味しかった。
売れ残ってみんなの昼飯になったから判るのだけれど。
母から電話が有って娘と二人で葱と大根を収穫したからいつでも使うように行ってきた。
皆取らなかったのでほっとしている。
自宅の庭に有るから店に来る時いるだけ抜いて取立てを使いたかったし、この前えの雪にあったから甘みが出てみずみずしく気に入っているのだ。

続く
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