大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の出来事 9月17日 ゴジラの明神礁

2018-09-17 07:00:00 | A,日々の出来事_






  日々の出来事 9月17日 ゴジラの明神礁






 今日は、明神礁が爆発した日です。(1952年9月17日)
1952年9月17日、“第11明神丸”が海底火山の噴火を目撃し、これを受けて海上保安庁は、巡視船“しきね”を八丈島南方に派遣しました。
 現地では、激しい火山活動が起こっており、新島が形成されていました。
この新島を海上保安庁は、第一発見者である第十一明神丸の名前を取って“明神礁”と命名しました。
 続いて、1952年9月24日には、海上保安庁の観測船“第五海洋丸”が調査のため現地に派遣されますが、突然消息を絶ちます。
現地を捜索しても第五海洋丸は見つからず、遭難の明確な原因は分かりませんでした。
規模を拡大し捜索を続ける中で、海に第五海洋丸の遺品が漂っていることが分かり、火山噴火に巻き込まれた可能性が高く、乗務員31名全員が行方不明のまま、第五海洋丸の捜索は終了します。
 そして、新聞はこの火山活動で日本の新たな領土が出来たと大々的に報じますが、1953年 3月11日再度大爆発が起こり、結局、島は消滅してしまいました。
その後も火山活動は活発で、島は形成と消滅を繰り返しますが、安定した島とはなっておりません。






  明神礁














☆今日の壺々話






     昭和27年9月24日 八丈島南方沖



 八丈島南方沖、紺碧の海は赤錆を一面に流したかのような色へと変わり、大量の魚の屍骸が海面に浮き上がっていました。
この通報を受けた海上保安庁は、直ちに調査船“第五海洋丸”を現地へと派遣しました。

「 船長、これは海底火山の爆発ですよ。」
「 そうだな、海が赤錆だ。」
「 船長、海は静かですから、もうちょっとあの赤錆の中心の方に行って見ましょうよ。」
「 ドカンと来たら大変だぞ!」
「 でも、滅多に見られるものじゃ無いし・・・。」
「 う~ん。」
「 海は静かですし、振動も無いですよ。」
「 そうだな、ま、ちょっとぐらいだったらいいだろう。」

調査船は、赤錆の中心に進んで行きました。

「 ほら、大丈夫でしょう。」
「 そうだな、心配することも無いか・・。」
「 あっ!」

“ ドドドド~ン!
 グラグラッ!!”

「 何だ、この揺れは!」
「 船長、火山は噴き上げていません!」
「 何かに乗り上げたような揺れだ。」
「 何ですか?」
「 分からん?」
「 あっ、船長、あれを!」
「 おお、海から黒い塊が上がってくる!」
「 うわ~っ、船が持ち上がってきたぞ~。」
「 ああ~、船が斜めにィ~。」
「 もう、だめだァ~!!」

 斜めになった第五海洋丸は、海面に叩き付けられ、粉々になって沈んで行きました。
そして、第五海洋丸が目撃した黒く大きな塊は、再び海の底に潜って行ったのです。




  海は太古からの姿のまま、時は流れました。

      2052年、東京湾

    テーマソング始まります。

 ドドドン、ドドドン、ドドドドドド、ドドドン♪
 ドドドン、ドドドン、ドドドドドド、ドドドン♪

暗闇の中で、放射能の光が夜空を貫きます。

「 ギャオ~、僕はゴジラ君だァ~!」

キタァァァ━━━ヽ(`Д´)ノ━━━━━ア!!!!!


      “ グシャ!!!”


とりあえず、東京タワーが踏み潰されました。
そして、ゴジラ君は移動開始です。

「 よ~し、次は大阪だァ。
 大阪に行って、たこ焼きを食うぞォ!!
 あ、その前に、ウンコ、ウンコ。
 よっこらしょっと・・・・。」


(ゴジラ第一作登場の明神礁でした。)













   ゴジラのウンコ



 フランスのデザイナー“フィリップ・スタルク”設計のゴジラのウンコが、東京都墨田区吾妻橋にある“アサヒスーパードライホール”の屋上にあります。
Google Mapの航空写真で見て下さい。















ゴジラ史上最も不遇な怪獣アンギラス




・ゴジラの逆襲
飛び道具ぶっ放すゴジラに対してアンギラスは丸腰。
こんがり焼かれて中盤で早々に死亡。


・怪獣総進撃
キングギドラに噛みついたけど、そのまま空を飛ばれて地面に思いっきり叩きつけられる。


・ゴジラ対ガイガン
ゴジラに命令されて湘南海岸に出向くも、防衛隊の攻撃を受けて泣く泣く帰る。
さらにガイガンのチェーンソーに自ら突っ込んで血まみれになるという低脳ぶりを発揮。
所詮は恐竜が巨大化しただけだからしょうがない。


・ゴジラ対メガロ
冒頭で地割れに飲み込まれて出番終了。


・地球攻撃命令 ゴジラ対メカゴジラ
ゴジラに扮したメカゴジラに顎を裂かれて地中に逃げる。
前回、地割れに落ちてから地底怪獣としての道を選んだらしい。


・ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
初期案ではバラゴン・バランと共に登場予定だったのに、それじゃ話題にならんとかいう理由でバラン共々モスラとキングギドラに差し替えられた。
バラゴンだけはそのまま出演した。


・ゴジラ×メカゴジラ&ゴジラ・モスラ・メカゴジラ 東京SOS
ゴジラ×メカゴジラでは機龍と戦う予定だったけどボツ。
東京SOSは死体役で出演する予定だったけどボツ。


・ファイナルウォーズ
ゴジラとキングシーサーにサッカーボール扱いされてアンギラスの歴史はゴジラ映画と共に幕を下ろした。


















昆虫採取




 小学生の頃に夏休みの宿題に昆虫採取をするコトにしました。
まぁ、毎日アミ持って野山を駆け回って遊んでただけなんだけど、ある日すごいのを捕まえました。

体長13.5cmのトノサマバッタ(足含まず)。

 まぁ、もちろん標本にして学校に提出したんだけど、次の日には学校中に噂が広がって展示場の理科室は昼休みなんかメチャ混みになった。
でも、2日ほどで撤去された上、学校が全校生徒にこんな内容のプリントを配った。

「 理科室にあった標本のバッタは、トノサマバッタではなく、外国のバッタである事がわかりました。
日本の生物では無いので、気にしないように。」

 その後、両親と共に校長室に呼ばれ、先生ではない数人の大人と話をし、両親はハンコを押したり、生活指導方針がどーとか難しいコトを言われてました。
子供心に“怒られてるんだ”ってのはわかりました。

それから十数年が経ち、なにげなく当時の事を思い出して両親に尋ねると・・・。


   名前     大きさ     つかまえた場所
トノサマバッタ  13.5cm  美浜原子力発電所緑地公園
                 ↑
              これがまずかったみたい

















モササウルス




 1944年、カミギン島の北方で日本の軍艦がモササウルスに遭遇した。
当時、第二艦隊は西村祥治中将が指揮し、「西村艦隊」と呼ばれていた頃である。
その時モササウルスは、海上に頭を出して二枚のヒレを広げて泳いでいたが、西村艦隊はいきなり砲撃を開始した。
 ヒレの片方に砲弾が命中し、モササウルスは叫び声をあげて苦しんだ。
傷ついたモササウルスは逃げ始めるが、駆逐艦満潮はそれを追いかけた。
 様子を見ていた乗組員によるとその生物は「巨大なワニのような姿をした」海生爬虫類との事であり、血に染まった海へ沈んでいった」と報告されている。


















モササウルス君





 この話は海難救助の仕事をしている知人から聞いたもので、四年程前の事です。
その当時の彼は奄美大島で主に海難救助者の捜索をはじめとした仕事をしていたそうだ。
 その彼に(要救助者が出たので至急来てくれ!)と言う連絡が入って、さっそく事故の現場へ向かったそうだ。
その事故現場とは奄美大島の笠利町にある、通称(クレーター湾)と呼ばれている場所で、名前の由来は大昔に巨大な隕石が落ちて出来た(海底の窪み)で、そこだけ深くえぐれているそうです。
 彼はクレーター湾に到着すると、すぐに要救助者がいると思われるポイントを捜索したが、それらしき人物は見当たらない。
溺れたのかもしれないと思い海中に潜り捜索をはじめた。
最悪の事態も想定された。
 彼はボンベの空気が続くまで捜そうと思い、さらに深く海中に潜った。
クレーター湾は(海がえぐれている為に)浅瀬から急に深くなるので、海難事故で行方不明になる者が後を絶たないと言う。
 彼は水深20メートル程の所を捜索していた。
海面からの光もうっすらとしか届かず周囲は薄暗かった。
 その時、彼の前方のクレーター湾の中心部の深みから何かが浮上してきた。
それは体長が7~10メートルにも及ぶ(怪物)だった。
怪物は海面に向かい急浮上すると、そのまま反対方向へ泳ぎさったそうです。
 その怪物は巨大なワニのように見えたが、しいていえば恐竜時代の巨大な海生爬虫類のモササウルスに見えたそうです。
結局、海難救助者は見つからずに行方不明者のリストに加えられたそうです。
彼はクレーター湾で行方不明になる人はあの怪物に襲われて、そして喰われているのではないかと今でも思っているそうです。


















ゴジラ





 このゴジラは宗谷から目撃されました。
こいつは巨大水生生物で、1958年に日本の南極観測船宗谷の乗組員達が目撃しています。
 観測中にスクリューを破損した宗谷がアメリカの船に牽引してもらい外洋へと脱出をしようとしたところ、目の前に大きな黒褐色の物が浮いている。
ドラム缶か何かかと思っていたら、それは生物の頭で、頭の大きさだけでも1メートル近くその巨大な生物がこちらを確認した後、海の中へと潜っていったという。
背中には巨大なヒレがあり、顔は牛か猿のようで黒褐色の大きな生物であったと複数の乗組員が語っていた。
 東宝のゴジラスタッフもとても興味深くこの話を聞いていて、後のゴジラシリーズにも影響を与えたとのことです。



















防衛庁





 防衛省がまだ防衛庁だったころ、『ゴジラが東京湾に襲来した場合、出動が可能か否か』という問題が大真面目に議論された事がある。
結論は「災害派遣(自衛隊法83条)で出動可能」。
 また、放射能火炎を吹きまくるゴジラに対しては、「有害な鳥獣の駆除」目的で武器の使用も可能という結論に達しました。




ゴジラが上陸してきたらどう対処する?



 我々自衛隊は、あくまでゴジラを通常の生物として仮定し考えます。
つまり、余りにも常識からかけ離れた耐久性は無いものとします。
 最初にして最大の争点はレーダー等により、早期発見は可能かという事です。
可能と考える者は、少なくとも民間人には犠牲者は出すことなく撃退可能とし、不可能と考える者は如何に民間人の犠牲者を減らせるかを考えます。
 なので、前者はより攻撃的な後者は防御的な作戦を頭を振り絞り考えます。
当然机上の空論でありお遊びですが、決して無駄なことではありません。
いつかゴジラが出現したときこの経験がいかされるでしょう。


















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9月16日(日)のつぶやき

2018-09-17 03:02:10 | _HOMEページ_
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