日々の出来事 3月1日 岡 潔
今日は、岡 潔が亡くなった日です。(1978年3月1日)
岡 潔は、京都大学出身の数学者です。
数学の専門分野は多変数解析函数論です。
岡 潔は、フランス留学から帰ってきたとき、自分のやるべきことは多変数解析関数論であると宣言し、そのためにまず蕉門の俳諧について研究しなければならないと言って、一年ほど俳諧の研究を続けます。
そして、その後、多変数解析関数論の分野で世界三大難問と言われていたものを、全部解いてしまうのです。
この驚異的な業績に対して、当時のヨーロッパの数学者は、一人の人間によるものと信じられず、“岡 潔”とは“ニコラ・ブルバキ”のような数学者集団によるペンネームであろうと思われていたほどです。
岡 潔は、偉大な数学者であると同時に逸話の多い人物です。
散歩中に突然ひらめき、道に数式を書いて何時間も考えたり、研究一筋で、家も土地も売り払い、最後は村人の好意で物置小屋に一家五人で住みながらも研究を続けたなど、いろいろあります。
文化勲章を貰ったときも、岡 潔の自宅に多数の記者が訪れ、その雨漏りに驚き、古新聞の隙間にお札が埋もれていたり、なかなか強烈です。
岡先生の“春宵十話”でも読んでみてはどうでしょうか。
結構、面白いと思います。
岡 潔
☆今日の壺々話
岡先生の講義
「 おっ、来たぞ、来たぞ。」
「 今日は、どうかな・・・。」
「 一つ目の小石を築山に投げたぞ。」
「 ちゃんと、石の上に乗るかな・・。」
「 あ、一つ目、失敗!」
「 二つ目はどうかな?」
「 あ、失敗!」
「 三つ目だぞ。」
「 あ、あ、あ、お~っと、失敗!」
「 やったァ~、休講だ!」
「 教官室に帰って行くぞ。」
「 それじゃ、マージャンでも、やりに行こう!」
岡先生のゼミ
学生が、黒板で証明をします。
「 それじゃ、証明を始めます。」
30分後
「 えっと、このところの数式が、・・・・。
・・・・・・・・。」
“ うっ、マズイ、詰まっちゃった・・・。”
岡先生の足音
“ スタ、スタ、スタ・・・・・。”
「 あっ!」
“ ゴシゴシゴシ!”
証明リセット!
「 それじゃ、証明を始めます、うぇ~ん・・・。」
証明は、途中で詰まってはいけません。
淀み無く、美しく進行しなければならないのです。
途中で詰まると黒板は消され、振り出しに戻されてしまいます。
数学な人々の話し合い
リーマン「おい、おまいら!!積分できない関数発見しますた、集合しる!」
ジョルダン「詳細キボンヌ。」
リーマン「上積分と下積分の値が違いますが、何か?」
ジョルダン「積分不可能な関数キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
カラテオドリ「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
ルベ-グ「リーマン積分ごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ。」
カラテオドリ「オマエモナー。」
ジョルダン--------終了-------
リーマン --------再開-------
ジョルダン「再開すなDQNが!それより積分の改善うpキボンヌ。」
ルベ-グ「外測度うp。」
リーマン「↑誤爆?」
カラテオドリ「ルベ-グ可測集合キボンヌ。」
ルベ-グ「ほらよルベ-グ可測集合age>関数。」
リーマン「神降臨!!」
カラテオドリ「可測集合の別定義age。」
ルベ-グ「糞定義ageんな!sageろ。」
カラテオドリ「より抽象化した測度論age。」
ジョルダン「抽象概念uzeeeeeeeeeeee!!」
ルベ-グ「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN。」
グロタン「イタイ名前の数学者がいるのはここですか?」
カラテオドリ「氏ね。」
ルベ-グ「むしろゐ㌔。」
カラテオドリ「可測集合age。」
グロタン「空 手 踊 り 、 必 死 だ な ( 藁 )。」
ありがちなこと
(1)数学教師にありがちなこと
学年主任
ネタに走る教師と堅物教師の両極端
個性がある
メガネかけてる
すぐ感情的になったりするのがたまにいる
逆に考えて が口癖
大半のやつは学生時代の『社会』が苦手
接点t
せんたー数学は満点だった
やたらと声がでかい
字が汚い
教えるのが下手
実社会でどう役立つか知らない
綺麗なまるを書く
ハゲ
間違えるとキレだす
背が高い
東大の問題とか出したら解けんのかなー、って思う
黒板に向かって呪文を唱えだす
なぜか知らんが白衣を着る
sin cos tanが筆記体
オタク
おっさんであるほど癒し系
たまに少し頭おかしい奴がいる
(2)数学が解けない時にありがちなこと
分からない事が分からない
諦めてエロ本
もはや問題文が何言ってるか解らない
数学じゃなくて算数で解こうと頑張る
0=0になる
頭の中で最近聴いた音楽が流れる
これはある
ワロタ
これだわ
ちょっと散歩する
√の中身が4桁の素数
シャーペンをぶん投げ壁を殴り逆立ちからの床ドン
取り合えず因数分解をためす
(1)が間違ってる
問題をぐるぐる回す(図形問題に限る)
とにかく公式に当てはめまくる
「~を求めよ。
とか偉そうな口調使うんじゃねえよ求めてくださいだろ。」
と怒りのやり場を違える
解説を見てもなぜそうなるのかがわからない
とりあえず今頭の中にあるそれっぽい公式を並べて書いて
教授のお情けを狙う
公式を作る
2次方程式の解が虚数
なんか知らんが泣けてくる
自分の知ってる簡単な公式を駆使して遠回しに解き始める
それで答えが証明できた時はテンションあがる
なんで英語が出てくるんだよwwwwwwwと言い始める
足が震えだす
問題を見る→分からない→答えを見る→それでもわからない→日本語が分からない→自分が日本人かどうか疑わしくなってくる→
自分探しの旅に出る→現在に至る
新しく数式を作っちゃう
最終的には寝ちゃう
求まった確率が 96/π^4 になったときはコレ1超えてねーかと不安になったな
取りあえずはさみうちの原理を使っておく
代入をただひたすら繰り返す
最終的にうぇってなる
2分くらい妄想する
超能力を使ってカンニングする自分(妄想)机に向かってシャーペンが止まっている自分(現実)
(3)数学のテスト中にありがちなこと
公式が頭から消えてシャーペンが止まる
時間が足りない
すごい分数になって不安になる
う●こしたくなる
不安になって何度も同じ問題を見直す
だんだん日本語以外の方が多くなる
Xと×を間違える
答えが10ケタこえる
空欄だらけで情けなくなる
ラスト2分でまちがいを見つける
答えがゾロ目やキリの良い数字で妙に不安になる
図がごちゃごちゃしてわけわかんなくなる
得点の山が2つある
こっちが○○センチだからこっちは見た感じ○分の○くらいだろう
(1)と(2)完答、最後の(3)空欄 を繰り返すと平均切る
数列の金利計算の問題で、金利が40%とかになったら、
「違法金利なので解なし」と書くヤツが学年に2、3人はいる
お魚天国が頭の中で鳴り響く
変数多すぎて投げる
なんか隣がドタドタ書き殴っててうるさい
検算すると毎回違ってパニック
わからなくても「よって、以上より題意は満たせた」
ケアレスミスがめちゃくちゃ悔しい
腹が痛くなる
積分で面積がマイナスになっちゃったけどマイナス消して都合合わせ
ラストの難しい問題とかは最初から自分の中で点数として換算しない
対数微分法を使うと高確率でミスる
第二導関数とか特に
確率の答えが1をこえる
定規を必ず持って行く
何のプライドか知らないが
端っこに書いた検算とかを消す
見た瞬間
ナニコレ?
(4)本当に数学ができない奴にありがちなこと
定義に疑問を持つ
どの単元も同じに見える
公式覚えててもどこで、どうやって使うのかがわからない
因数分解していたのに途中から展開し始める
証明問題が絶対に解けない
算数すら微妙
将来何に使うんだよとか言い出す
数学に限ったことかよ
なんというか考えることをやめるよな。
暗算ができない、脳のメモリが小さすぎるんだろうな
加減乗除ですら
難しいと思ってしまう
ダラダラとノートいっぱいに式を書いたは良いが最終的に5x=5x
みたいになっちゃう
証明問題の出だしが書けない
すぐ忘れる
数学が楽しい!素晴らしい!とか言ってる教師には本気で殺意が沸く
1/0が0とか言い出す
面積を求める意味がわからない
因数分解を使う問題は、「こんなの気づかねーよ」で流す
暗算で出来ないのに暗算でやろうとして間違える
補助線が引けない
数学的ひらめきが皆無
図形と証明無理
暗算どころか九九ですらあやしい
ソースは俺
教師「数学はパズル」
俺(何言ってんだコイツ…)
解答を見ても理解できない
数Aが苦手
アルファベットと数字の数が逆転しはじめた頃から一気に嫌いになる
分数が絡むともう考えるのをやめる
計算問題を見ただけで軽くパニック
理系の友人にバカにされる
暗記科目だと思ってる
割り算が苦手
数学の授業が嫌すぎて不登校になりかける
単純な確率計算ができない
因数分解ってなんだよ。勝手に分解すんなよ。そのままにしといてやれよ。
命題“英語や数学が社会に出てから何の役に立つんすか?”
授業中に「英語や数学が社会に出てから何の役に立つんすか?」と質問したやつがいたんだが、先生は落ち着き払って振り返りもせずに、「そういう質問をするやつは英語も数学も必要ない仕事に就くだけだ。」、と言ってたな。
その程度の事に考えが及ばない時点で、人生終わってるわ。
この先生はイイな。
まさしく「先に生きてる」人の言葉だ。
英語や数学がいらない仕事ねえ…。
弁護士とかか?
役に立たないと思うことほど役に立つ件。
社会に出るまでに必要だって事に気づけないんだよな。
現在のシステムに文句言ってるだけ。
人生終わってるといってる方にも問題があるな。
どんなに低学歴でも頭の切れるやつは上まで上がってく。
先生答えればいいのに…。
別に誰でも考える疑問だと思うし。
やりたくないことをやる練習でしょ。
どんなに低学歴でも頭の切れるやつは上まで上がってく。
そんなごく僅かな人の事を言われても・・・。
じゃあ俺はそういう仕事に就くから勉強しなくていいですね。成績悪くても何も言わないでください。
って答えるやついるんじゃなかろうか?
低学歴でも頭の切れるやつ。
そういう奴は、先生にしょうもない突っ込みなんかせずに、勉強以外のやりたい事やるべき事をやるのに忙しいだろ。
そういうやつは元々低学歴なんかにならんだろうからなぁ。
田中角栄以外の例をくれー。
まあ確かにそうなんだが、それに気づくのは大学や専門学校に入ってからとか、就職後だったりするんだよな・・・。
とりあえず真面目に勉強していて良かったとは思った。
そういう人間に学ぶことの楽しさを教えるのも先生の役目じゃないの?
この先生は教科書どおりの事しか教える気が無いんだろう。
松下、鈴木とか創業者みんな小卒だよ。
時代が違いすぎるが。
海外の客とか取引相手とやりとりするときは英語になることが多いよ。高坊のときに赤点とった落ちこぼれだったけどね。今では、英語のまま理解して英語のまま話したり文章作る感じ。いちいち日本語に訳すと厳しい気がする。
むしろ、英語や数学が社会に出て役に立つことはあっても、古文や漢文、歴史なんかが社会の役に立つなんてことはないだろ。
社会の歯車になりたくないって言うやついるよな。
お前は歯車の一体何を知ってるんだと聞きたい。
ホントその通り。
一時的に職業体験させるなり、
底辺とエリートの世界を見せて、
社会の仕組みを中学くらいで理解させれば、
子供は黙ってたって(本当の)勉強なり技能訓練なりに励む。
ただそれやると老害共が淘汰されるから、
奴らは可能な限り子供を学校に留めたがる。
特に教師は、
社会で勤労することから逃げた永遠のモラトリアムだとバレるから。
で、就職でつまずいたら「自己責任」「無知」「未熟」。
叩いて喜んで従順な奴はしゃぶり尽くしてトンズラ。
現行のシステムは、
老害が未来を食いつぶして生き延びるためのみに存在する。
こんなもん必死に書き込んでる俺終わってる…。
社会、体育、美術、音楽
すべてのことが役にたって今ごろ気付いた23才。
弁護士とかか?
最近は弁護士でも英語くらいできなきゃ食っていけない感じだけど、
そもそも弁護士になれるくらいの頭を持つ奴はこんな質問をしないな。
自分にとって必要かどうか、自分の性に合っているかを判断するために義務教育や高校でいろいろ教えている。
自分がその科目を必要ないと感じたなら、先生の言うようにきっと必要のない仕事につくことになるんだろうね。
そんな役目は無い。
勉強ってのは能動的にやるもんだ。
そいつらは22で起業して電気系統の発明してる。
そんなやつらが「英語や数学が社会に出てから何の役に立つんすか?」
なんて馬鹿発言、言うどころか考えすらしねぇよ。
それなりのところでも就職するに当たり試験があります。
とでも言えば即物的でもやる気にはなるんじゃないのか?
受験の役に立つでいいよ、もーう。
社会に出てから必要になるんじゃなくて、
社会に出るために必要なんです。
むしろ無茶な質問で親や教師を困らせる逸話は偉人に多い件について。
日本の社長さんは知らんが、田中角栄にもその手の逸話があるな。
勉強は「社会に出てから役立つ」んじゃなくて、「社会に出るために役立つ」んだよ。勉強できないと社会に出れないんだよ。
工業系で働くと数学できないと馬鹿にされるよ。図面、旋盤とか。
何度、教師はこういった質問を聞いたんだろうか。
そのたびに同じ台詞を言ったんだろうか。
まあ生徒には関係ないんじゃね?。
自然科学や数学みたいな他の学問に比べれば、暗記と慣ればっかの純粋な語学はそれこそ拷問のようにつまらないんだから、下手に幻想見せられるよりも、こういう圧倒的な正しいセリフをいってくれたほうが良かったわ。
「英語は必要だぞ」←具体性説得力がない・聞きあきた
「英語は楽しいぞ」←なわけねーだろ
「英語をやらなかったら、将来英語を使わない奴になるだけだ」←確かに
少なくとも俺はそう思う。
いや、そんなん聞かれてもそいつにとって役に立つかどうかなんてわかんないから、こう答えるのがベターだろ。
生徒としては、「どうせ役にたたないんだろ?」って確認の意味で聞いたんだろうから期待外れの回答とも思えるが、先生の回答から、「君は役に立たない仕事につくだろうが、役に立つ仕事も存在する」ということが暗に汲み取れるため、やはりベターと言える
ふと身の回りを見渡してみると自分たちの生活は数学にまみれていることに気づく。
英語や数学より体育がはるかに社会で必要ない件。
逆上がりができなくて社会生活で不便を感じたことが一度もない。
なのになぜ小学校ではあんなに必死になって子供に逆上がりをやらせるのか。
結局は役に立たせるか立たせられないかは自分次第なのよね。
自分にとって何が役に立つかなんて、現時点では分からないことのほうが多い。だから、現時点で何が役に立つか、何が役に立たないかを、未熟な頭で考えても、自分の可能性を狭めて損をするだけ。逆に言えば、より多くのことを学んでおいた方が得をする。
もっとも、個人的には、勉強することを「役に立つかどうか」という尺度で捉えること自体がナンセンスだと思うが、物事を損得でしか考えられないような人には、自分は上のように答えるだろうと思う。そうは言っても、そいつは勉強などしないだろうけど。
俺別に使わないからいいや。
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