イタリア中部の町アッシジは、極貧の中で神の教えを極めた聖フランチェスコの生まれた町。今でも世界中の僧侶たちの厚い崇拝の地となっている。
イタリアの多くの町を巡ったが、参拝に訪れる僧侶たちの姿が最も目立ったのは、バチカン以外ではアッシジが圧倒的だった。
その中枢であるサンフランチェスコ聖堂や周囲の風景を正面から見たいと町の最高地点にあるロッカ・マッジョーレ大城塞に上った。
上りの階段はs・ルフィー広場から始まり、急になったり緩やかになったりしながら頂上に向かう。
途中はあまり展望がないところが多かったが、上り切るとさすがの眺めが広がった。
ローマ時代のミネルバ神殿やサンタキアーラ教会などのある中部から南部にかけての街並みもすっかり見下ろすことが出来た。
アッシジの中世の祭りである「カレンディ・マッジョ」を見るのが第一目的だったので、その模様を少しだけ。ミネルバ神殿前の広場で、上地区と下地区との対抗戦形式で祭りが盛り上がった。
いくつかのパレードも行われたが、その中で見つけた天使のような女の子!