「早稲田大学 踊り侍」(東京都)
きみが ぼくを好きならいいのにと思うとき
僕は 愛されたいのではなく
きみを 月のように光らせる 愛になりたかった
その光で月はお昼間 春 穏やかな時間
幸せで いてほしい
ぼくはそこにいなくてもいいと 本当は言えるのに
ぼくはきみの前で 散る花だ
今すぐ 抱きしめてくれないと
何もきみのためにできないまま 消える花束だった
(最果 タヒ)
「早稲田大学 踊り侍」(東京都)
きみが ぼくを好きならいいのにと思うとき
僕は 愛されたいのではなく
きみを 月のように光らせる 愛になりたかった
その光で月はお昼間 春 穏やかな時間
幸せで いてほしい
ぼくはそこにいなくてもいいと 本当は言えるのに
ぼくはきみの前で 散る花だ
今すぐ 抱きしめてくれないと
何もきみのためにできないまま 消える花束だった
(最果 タヒ)