久しぶりに寺社巡りを再開します。その1回目は築地本願寺。
どう見ても日本のお寺とは見えない景観だ。創建は1617年だが、関東大震災での焼失を経て1934年に伊東忠太によって現在の建物がお目見えした。外観は古代インドグプタ朝様式。
夜になるとライトアップされて、正面中央のアーチ部分がぽっかりと黄色く発光しているかのように見える。
中に入ると講堂入口には、蓮の花を模したステンドグラスが。
また、これは何というのか、巨大な炎のようなものがデンと据えられている。
内部は和風の造り。祭壇は金箔が使われているのか、かなりピカピカだ。
壁面も同様に華やかな装飾で飾られている。
境内を歩いていると、親鸞聖人の像があった。そういえばここの正式名称は浄土真宗本願寺派本願寺築地別院というのだそうだ。
ちょっとわかりにくいが、江戸琳派の巨匠酒井抱一の供養塔もあった。
脇の入口上にある装飾も、ライトアップでキラキラしていた。
何とも強烈なインパクトを与える正面の夜景をもう1度!
初めまして。コメント有難うございます。
本当にそうですよね。とてもお寺とは思えない外観です。
設計者の伊東忠太はインドの様式も詳しいらしくて、和風の建築にもそんな変わった様式も取り入れることをよくやっています。