ウフィツィ美術館に展示されている 名画「ザクロの聖母」
フィレンツェで人生の大半を過ごした ボッティチェリが残した
何点もの聖母子像の中でも 個人的に一番好きな作品だ
天から降り注ぐ光を浴びて 中央にたたずむ聖母マリア
その表情は どこか愁いを帯びており
抱く我が子キリストの 悲劇的な未来の運命を
暗示しているかのようにも思える
物語の背景も さることながら
それよりも この絵画の前に立って
瞬間的に最初に感じたのが 聖母子と天使たち
登場人物みなの 「超」のつく美形ぶりだった
聖母マリアの 隙のない美し顔立ち
一点非の打ちどころのない 美人顔だ
赤子のキリストの 目元パッチリぶり
多くのキリスト像を 見る機会があったが
これほどくっきりと 立派に整ったハンサムキリストは
お目にかかったことがない
同時に マリアを取り囲む天使たちも
すべてジャニーズ顔負けの 美形揃い
宗教画の鑑賞法としては 全くの邪道だが
これほどの美男美女が 一堂に会した宗教画も
なかなかお目にかかれないと 改めて思う
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