何やら妖しい女が潜んでいる。神戸のメリケンポート入口付近で見つけた壁アート。
全体像はこんな形で、女性は右隅にちょっと顔を出しているだけ。
でも角度を変えてみると、階段に沿って雲が沸き上がるように広がっていて、なかなかの迫力だ。通りに面しているので、多くの通行人の眼を引き付ける壁アートだ。
阪神高速神戸線道路沿いにある壁アート。大きくワンちゃんが描かれている。ちょっとくたびれた風の犬が、こっちを向いて座っている。
アメリカンな店の前に座ってジュースでも飲んでいる風情。左横には猫の姿も。「動物カフェ」とでも名付けたい風景だ。
同じ地域にもう1つ見つけた。2つの建物に挟まれた狭い空間の壁に描かれているので、全体を見ることが困難な状態。かなりアバンギャルドな絵だ。
奥に入ると、あれ、こんなに愛嬌のある少年がいた。さすがにこれは気が付きにくいなあ。
こんな風なら、街中を歩くのが楽しくなります。
壁アートを訪ねる旅は、結構意外な絵も多く、楽しい時間でした。
ただ神戸も大きな街なので、事前に調べた場所に行っても実際はもうなくなっていたり、通り1つ違って迷ってしまったりと、予定より大幅に時間を使ってしまいました。
外国でなくて国内なのでどうにかなる、とアバウトな事前準備だったのをちょっと反省しています。
神戸は横浜とならび、有名な港町。異国情緒豊かですよね。1995年の震災以来、神戸を訪ねていなくて、どれくらい復興したのかわかりませんでした。あなたのおかげで知ることができてありがたいです。