横浜市中央図書館の階段は、その現代的造形に目を奪われる。
見事な三角形を描いて階段が上昇して行く。「螺旋階段は曲線を描く」という既成概念でいると、その意外性にビックリする。
光の強弱の具合によっては、吸い込まれそうになるほどの緊張感を覚えさせるような空間に変化して行く。
濃いブルーの足場を取り巻く手すりのイエローが、この三角形の連続を一層際立たせている。
この隙間に物を落としたら大変。なので、ちゃんと落下防止の網が張られていた。
「三角形の連鎖は【鋭角の現代】を想起させるものだ」などと訳知り顔でうなずく、バカな自分がいた。
図書館の真向いにあった高層マンション。ここの非常階段も高さがあるだけにちょっと怖そう。
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