新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

よさこい讃歌2016⑤ 「時代」  燦ーSUNー

2016-12-14 | よさこい讃歌










 若いって 何だろう

 青春って 何だろう

 若いからって 何もかもが美しいわけではない

 青春だからって いつも楽しいわけではない


 








 ただ その時代に出会うものが

 その若さを

 青春を

 鮮やかな色に 染めてくれることがある









 日常では 味わうことの出来ない 

 何かを求めて

 人は 四分半のドラマに

 自らの情熱を 注ぎ込むのかもしれない






 そんな姿にこそ

 よそ見していた幸せも

 振り向くのかも しれない


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よさこい讃歌2016④ 「爆発」  鴉(からす)

2016-12-11 | よさこい讃歌










 喜びは 一つではない

 秘かに 感じるもの

 少しずつ 味わうもの

 晴れやかに 歌い上げるもの

 一気に 爆発させるもの











 彼らの舞いは 爆発

 弾けるエネルギーの 勢いで

 天にまで 昇り詰める

 喜びの 表現












 だが その裏にあるものをも

 決して 忘れてはいない

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よさこい讃歌2016③ 「華麗」 VOGUE~Revival~

2016-12-08 | よさこい讃歌







 澄み切った空をバックに

 白と赤の衣装が 乱れ舞う

 麗しく 華やかな

 時間を創り上げる

 集団が あった







 ああ 胸の奥が

 どこまでも どこまでも 

 透明になってゆく









 日常のくすみなんか ぶっ飛ばせ

 リズムによって 生み出される
 
 晴朗なる 一体感









 突き抜けた 異次元の歓喜へと

 運ばれて行く 

 瞬間が あった 

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よさこい讃歌2016② 「静と動」 TOKYO PHANTOM OHCHESTRA 下

2016-12-05 | よさこい讃歌



 








 夏の 炎熱

 焼けるような 午後の日差しをものともせず

 彼女たちは 舞う









 だが、時に 

 世界が止まる 瞬間がある

 音も

 動きも

 風も








 それは 愛おしい 心のうるおい

 ほんのりと ためらいがちに ふくらませた

 明日への 望み









 舞い続けることによって 芽生えた

 な に か


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よさこい讃歌2016① 「雨」 TOKYO PHANTOM OHCHESTRA上

2016-12-02 | よさこい讃歌
 今年も何度かよさこいの舞いを目にした。
 その中でも特に印象に残ったいくつかのグループを、紹介させていただく。

 題して「よさこい讃歌2016」

 一回目はTOKYO PHANTOM OHCHESTRA


 






 雨が降っていた

 初めは緩やかだった雨足が

 次第に強さを増し

 叩きつけるほどの勢いで 彼らに襲いかかる















 ただ その激しさが

 かえって彼らに力を与えて行く

 歯を食いしばり 胸を張り

 刃を振りあげて 踊る











 目指す先への思いを

 その一挙手一投足に 重ね合わせ
 
 一ミリのブレもなく 駆ける







 ただ ひたすらに 前へ
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