くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

火の車とは。

2014-01-21 | 日記

ガソリンスタンドで燃料を満タンにし 1万円で支払うと お釣が2千円と数百円で
次にスーパーで買い物をすると 今さっき崩した万札は跡形もなく消え そして
それへ まだ追い金がいります。

次に郵便局へ寄ると なにやら貼ってあり見ると 郵便料金値上げのお知らせです。


あらぁ~  4月から郵便料金も上がるんじゃね  消費税も4月から上がるというし‥‥
とブツブツ言いつつ 火の車 という言葉が頭に浮かびました。

火の車とは 家計がきわめて苦しいこと と辞書には載っており その語源 由来を
見ると仏教語の 火車(かしゃ)からきている と書かれております。


火車は 火の燃え盛る車を引いた鬼が 生前に悪行を働いた者を乗せて地獄へ
運び 責め苦しめるとされ 火の車へ乗せられた者は ひどい苦しみを味わうこと
から 苦しい経済状態を表わすようになった

もう一つの説は 苦に満ちた娑婆を 火事にあった家になぞらえた仏教語 『火宅』
から火の車が 家計が苦しいことを意味するようになった

とあり どちらも仏教語から由来とのことです。

火宅とは檀一雄が 火宅の人 と呼ばれたように 経済面のみでない意味も含まれて
いる気もいたします。

暮れも押し詰まって美容院へ行ったとき 大晦日は夜中までやるの? と私の問いに
紅白歌合戦を見つつ お客さんの髪を結った昔がなつかしい 今はそんなお客さんは
いませんよ 大晦日は店すら開けません とのことでした。

年金も下がり じわりと苦しくなった家計に 4月からはなおのこと拍車がかかり 3%の
消費税増税となり 近い将来 さらに10%の消費税になろうとしております。

火の車とは 家計がきわめて苦しいこと‥‥

明日 あさって 食べるお米に窮しているほどではないけれど 今現在の生活よりは
暮らしにくくなる
これだけは確かであります。 

                   

                  
                                 
                  
                  



                  

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忘れ物。

2014-01-20 | 日記

飲み会があるとのことで 夕方トンボを送っていき 夕飯は1人だから残り物で
済まそうとのんびりしていたら 娘が来ました。


柚子味噌を気に入ったらしく 持ち帰り用にタッバーへ入れ話していると これはもう
時効じゃき かまんろうね  と娘が吹き出しながら切り出した話とは 昨年暮れの
出来事となります。

暮れのその日 朝早くトンボは岡山へ出かけ 夕方帰りました。

帰り着いたとき 玄関でちょうど娘といっしょになり娘は ふだん着でない父親が
駐車場ではなく玄関から入ってきたので どこへ行っていたのか尋ねたそうです。

車で岡山へ行き 今帰ったことを父は告げ 冷蔵庫のビールが切れていたのですぐ
そばのコンビニへ寄った と缶ビールを持っておりました。

「 お父さん それで車はどうした? 」
「 ‥‥はぁ?  車?  あっ  いかんいかん!  コンビニへ忘れて来た 」

とコンビニへ走り出す前に 父は
「 お母さんには  このこと 言われんぞ! 」  と念を押したといいます。

このコンビニは 日頃は歩いて行っておりますが それにしても車を忘れて帰るとは
前代未聞のことです。

妻も買い物をして お釣だけ受け取り 買った品物は忘れて帰ろうとしたことは ほんの
最近のことで 夫婦でこれほどボケボケするようになったら こりゃあ なんともならんが
‥‥です。

国民栄誉賞受賞のミスターが若き日 後楽園球場に 当時少年の長男 一茂氏を置き忘れ
帰った話は有名ですが あの天才は別格として われわれ老夫婦がそれぞれに ぼぉ~とし
忘れ物を連発するようになり 娘は大笑いですが とても笑う気になれません。


「 お母ちゃ~ん  迎えに来てくれ~ 」
ごきげんでtelが入り 迎えの車を運転しつつ  2人ともこれじゃいかん なんとかせにゃ
ならんが‥‥  考えつつ 夜の道を走ります。

                    

                   
                   



 


                  

                   
     

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映画 慕情。

2014-01-19 | 映画・TV

BS放送で映画  慕情  をやっており実に40数年ぶりで観ました。

私が高校生のころ当時高知市に 名画座 というリバイバル映画の上映館があり
学校帰りに制服で観たのは もう40年以上前のことになります。

当時のポスターの シネマスコープ 総天然色という このレトロ感がなつかしい。


1955年作の アカデミー賞受賞作品の慕情は 40数年前に観たときも 制作されてから
すでに10年以上経ち 過去の名作として上映されておりました。

時代設定は1949年 当時英領の香港が舞台で 中英混血女医の未亡人と 米国人で妻と
離婚話が進行中の 中年ジャーナリストとの悲恋物語となります。

周囲の反対を押し切り結婚を約束した直後 朝鮮動乱が勃発し 従軍記者として前線に
派遣された彼が取材中に戦死し 彼の死を新聞で知った彼女が病院近くの 思い出の丘
に登り彼を偲び これからまた 医者として生きていく決意をする という話です。

多感な高校生のころ観た感動とはまた違い 中国共産党の勢力拡大につれ 当時の香港人
の置かれた状況などが分かり また1番の見どころは 今の国際都市香港では決して見る
ことが不可能となった 香港の街並みです。

初めての海外旅行が 26年前に行ったまだ英領の香港で 重なるようにつみつみに並んだ
ビルや家の屋根をかすめるように キャセイパシフィックの翼は 当時の啓徳空港へ降り
3泊の旅でしたが 慕情の舞台である ビクトリアピークへも行きました。

あの当時もジャンク船が湾には浮かび ごみごみとした貧民窟も移動中には通り 昔ながらの
香港が見られたと思いますが 今はずいぶん変わったでしょうね。

映画慕情は 60年前の香港の景色や街並み 街行く人が見られ植民地時代の 古きよき香港
という雰囲気が漂います。


ヒーロー役のW・ホールデンは30年以上前に没し ヒロイン役のJ・ジョーンズがつい
2-3年前 90歳で亡くなったことは 新聞に出ておりました。

ジェニファーが劇中 何枚か着るチャイナドレスは 上背があり 姿のよい彼女にぴたりと
似合いとても上品で あの哀愁を帯びた慕情のメロディーに ぴったりと映えておりました。

17-8歳でこれを観て感動した乙女の時代と 60歳を超えて 同じものを観ての思いとは少し
違っており 時代の流れと 自分の変化も実感できた 40数年ぶりの再会となりました。
                                        


                   

                   
                   

 
                                         

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比例の計算。

2014-01-18 | 食物関係

この間blog友である ようちゃんばあばさん が柚子味噌の作り方を 初心者にも
分かりやすく各調味料の分量と共に教えてくださり やってみることにしました。


  柚子玉      8個

  醤油       500cc

  砂糖       500g

  米麹       500g

  みりん      1.5カップ

  酒         0.7カップ    


終わったと思った柚子玉の きれいな大玉が1個30円という安さで出ており 手に取ると
軽いので 中の酢は少ないと思いますが 皮はとてもきれいです。

あとの調味料はスーパーで揃いました。


スーパーの米麹は500g入りではなく 300g入りのため2袋買い さあ張り切って作りましょう!
のはずが ここで早くもつまづきました。

米麹を500g使ったら 残りの100gはムダになるので 2袋分600g全部使うとして さぁて‥‥と
ほかの調味料を 増えた重さに比例して 増やさねばならない。

柚子玉は10個買いましたので全部使うとして 醤油 砂糖は同じく600gにしてとこれは簡単で
次にみりんと酒の計算は   え~とぉ  比例の計算は大昔の小学校の算数で 確かに習った
はずであります。

あのときは出来たはずの計算も 50年以上たち 比例の計算など必要もない年月を送り あっと
いう間に半世紀が経過し 還暦も過ぎました。

電卓を出して 掛けたり割ったりの計算で となりで韓ドラを見ているトンボに
「 ちょっと! ボリューム下げてくれんかねぇ  うんと大事な計算をしゆうきね 」

しかしながら トンボには頼みません  きっと バカにされますから。。。

結局最後は ま これでええか と適当に少しずつ増やすという 土佐流にいえば おいさがし
となります。

一夜明けました。


アバウト女の作った柚子味噌は つやつやとおいしく完成し 以前の米麹なしで作ったものより
格段の旨みがあります。

白ご飯によし おにぎりによし 焼き餅にもよしで とにかくまず ご飯が何杯でもいけるという
ものすごい怖ろしさであります。 



                

            




              

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フォルラン C大阪入りへ。

2014-01-17 | スポーツ関係

タイトルは一昨日の朝刊へ載った 見出しの文字です。

高知新聞のスポーツ欄に小さく出ていたもので これがスポーツ紙だと
もっと大きく扱われていたと思います。

サッカーW杯ウルグァイ代表 ディエゴ・フォルラン選手34歳がJ1の
セレッソ大阪へ加入するかも知れず 交渉は大詰めの段階といいます。

前回のW杯南ア大会で 下馬評に上がらなかったウルグァイを 4位に押し上げた立役者が
フォルランで
 この大会の最優秀選手にも選ばれました。

W杯のMVPに選ばれる選手が 4位のチームから出たことは初めてで FIFAもちゃんと
見よるね! とこのとき嬉しかったことが思い出されます。

南ア大会の時 どの試合だったか思い出せませんが 当時仏で活躍していた松井大輔選手が
フォルランを評して 反則をしない選手 と言っていたことが記憶に残っております。

6月から始まるW杯ブラジル大会の南米予選で ウルグァイは苦戦し まさかの予選落ちかも
知れず 出場が決まるまで気になっておりました。

何とか出場できることになって 世界屈指のストライカーであるフォルランが見られることに
なり ほっとしたものです。

ヨーロッパの名門チーム数々で活躍のあと 今はブラジルで活躍しており 年齢からも全盛期は
過ぎましたが 果たしてこの大物が日本へ来てプレーすることになるのかと 心配でもあります。

当然莫大な移籍金が要るはずで セレッソは払えるのか? とこれは余計なお世話でしたね。

セレッソ大阪は現在 J1の中でも苦戦しており ぜひ実現して 強いセレッソを見たいという
願望もあります。

マンUの香川選手を始め 乾 清武 と現在ヨーロッパで活躍している日本選手の多くが ここ
セレッソ出身で ヨーロッパ行の中継地じゃないかね? と思うことさえあります。

写真はウルグァイの3トップの1人 スワレス選手と 10番を背負い キャプテンマークを巻いた
フォルランで これはシュートが決まったときでしょうか 嬉しそうです。

サッカー選手が移籍のときは大きなお金が動くため 最近ACミラン入りを果たした本田選手の
場合を見ても かなり前から移籍と言われ それがやっと実現したようなことで 出す側もそして
受け入れる側も それぞれに利権がからみ 土壇場で決裂となる場合もよく聞きます。

まずフォルランが6月のW杯で活躍して 次にJ1に入り 日本のピッチを あの金髪を揺らして
縦横無尽に走る姿を見たいものです。 


                   

                   


                               

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