くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

あたしゃ 呆けてしもうてねぇ。

2014-01-16 | 日記

月一のプール ひよこ組の定例会が今月は14名出席で 毎度のレストラン
これまた 毎度のバイキングで昨日ありました。

プレートに山盛り取り 以前はこれをお代わりもしたけれど 歳のせいか
これでお腹いっぱいになり とても残念です。


今月は 上級コースで泳ぐ男性が1名来てくれ 自己紹介も受けましたが
同時間 同プールで泳いでいても 私服になると分からんもので これが
水着になり キャップをつけてくれたら すぐに分かると思います。

今月も 浜田峯子さん91歳は 変わらず美しいです。


その峯子さんが言うには  「あたしゃ 呆けてしもうてねぇ」  とのことで聞いて
みると つい最近朝起きたら 頭がぼぉ~として 今日は何をしたらいいのかが
一切分からんようになったと言います。

朝起きて 書きこんだカレンダーを見てから その日の行動が始まる私には
起床と同時に 今日の行動など覚えておるはずもなく 毎朝がぼぉ~として
いるわけで なんのこと?  と説明を聞きました。

峯子さんの弁によると ぼぉ~として 今から何をやればいいかが分からん
ようになり  こりゃいかん いよいよ来た! と県外へ嫁いだ娘さんにtelを
入れました。

昼になっても 夜になっても ぼぉ~は治らず その日都合3回娘宅にtelを
入れたと言います。

娘さんは 明後日には帰るから と言ったそうです。

翌日になり ぼぉ~は少しましになり さらに翌々日には 朝起きて頭が
しゃんとしていることを自覚し 帰るにおよばず と娘にtelを入れました。

頭脳明晰な人は 少しの頭の変調にも気づくわけで 常日頃から ぼぉ~
としている自分には 決して気づかぬことと思います。

「 頭が治ったき運転して またプールへ行きよらぁね  アハハ 」
とのことですが ぼぉ~としているときでも tel番号も間違わず娘に
連絡を入れ 症状をきちんと話せるとは ちっとも呆けてない

と凡人は思うわけです。  


             

               
              

              
              
            

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おんちゃんも ヒマやねぇ。

2014-01-15 | 日記

成人の日を含み世間は3連休でしたが サンデー毎日の身には
毎日が祝祭日で もう曜日が分からんようになります。

連休3日目の昼過ぎ 洗濯物を取り込みにベランダへ出ると
下では子どもが 一輪車の練習をしておりました。


今では 小学校の授業にあるという 一輪車の練習風景を見ていると
そこへゴルフクラブを持ち 練習場へ急ぐトンボが通りかかりました。

小学校の2-3年と思われる女の子が2人 一輪車のタイヤに空気を
入れている最中ですが どうもうまく入らないようです。

話は聞こえませんが
「 どらどら  おんちゃんに  まかしちょき! 」
と言ったもようです。

今度はトンボが空気入れを持ち 入れましたが どうもこれも
うまくいきません。

するとトンボが走って戻ってきて 玄関のチャリの空気入れを持っていき
再び挑戦すると 今度はうまくいき 女の子もトンボもにっこりです。

2-3言葉を交わし ゴルフクラブと空気入れを車に積み トンボは出かけ
ました。

2時間ほどして帰ってきて
「 今の小学生は  ませたことを言うねぇ 」
と感心しております。

聞けば うまく空気が入り 女の子はにっこりと
「 おんちゃん  ありがとう 」

その次に出た言葉が
「 おんちゃんも  ヒマやねぇ 」
だったそうです。

ひやぁ~~  ズバリ 核心をついております。

そりゃ そうじゃね  あの子たちの両親は毎日仕事があり 祝祭日も
休みでない会社かも知れんのに いつもゴルフクラブを持ち 練習場に
出かけるトンボを ちゃんと観察していたもようです。


1月もはや半ば いつまでも正月気分が抜けず 日々だらだらと暮らして
おり もっと しゃんとせねばなりません。

妻に何を言われても カエルの面になんとやら のトンボも 小学生の一言
はこたえたらしく 
「 今はなにを植えたらええろぉ  苗屋へ  いてこうかね 」
とまた出かけました。

アハハ だらけたときはあの女の子に 喝! を入れてもらわにゃなりません。

あ  カエルの面になんとやら より
『 馬の耳に念仏 』  の方がきれいでしたね。  

              
  






 

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こころ旅。

2014-01-14 | 映画・TV

朝ごはんの用意をしながら チラチラと ごちそうさん を見ます。
                  
これが終わると
「 街歩きでも ネコ歩きでもありませんよ 」
と火野正平さんが現れました。



昨年の9月北海道を出発した 2013秋の旅 が来月でいよいよ終わりで
四国八十八ヵ所お遍路旅としたら 八十ヵ所は回ったという感じです。

昨日はすでに 心の風景が伊豆半島の石廊崎という方の 手紙の紹介です。
全部を見ていたわけではないけれど 秋の旅の始まりは ふっくらしていた
正平さんが しゅっとやせて締まりました。

そして こころ旅を始めてから ずいぶんいい顔になりました。


失礼ながら以前の 極妻時代のチンピライメージはなくなり 歳と共にイケメン
になった と思うのは私だけでしょうか。

64歳の正平さんは手紙を読むとき 老眼鏡をかけます。

首からかけたメガネが 鼻の上で磁石でパチンと止まり これなら置き忘れや
うっかり踏んづけたりはありません。


クリックリーダーというメガネらしく 値段も7,000円ほどのお手頃価格であり
番組効果もあって なかなかの人気と聞きました。

今の老眼鏡が合わなくなったら 次はこれと決めました。

そして正平さんが何個も持っている帽子が ボヘミアンというメーカーらしく
これも人気で楽天市場で買えますが あらら 7,000円前後と 割としますねぇ。。 


愛用の チャリオ ですが これはなかなか高くて買えませんので パスです。

そして今までのこころ旅が DVDで出ておりますが これはどうしようか
う~ん  今のところ思案中です。


この番組は
『 人生下り坂さいこぉ~! 』  『 とおちゃこぉ~! 』 
などの名言を生みました。 

この番組は毎日やってないから  と地元のおじさんに言われて
「 毎日やったら死にますわ 」 と答えたり

いつも見て応援してます  と地元の年配マダムに握手を求められ
握手はしますが 顔はほかを見ていたり  と笑わせてくれるのは
ま  これはこれで正平さんらしく ご愛嬌ですねぇ。。。


 
                    

                   
                    
 




                                     

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あさましかった かな?

2014-01-13 | 食物関係

高知トヨペットの 我が家担当の若いしからtelがありました。

土佐の方言で若い男性を 『若いし』 と年配者が呼びますが
これは 『若い衆』 がなまった言葉かも知れません。

土日の両日に お客さま感謝デーをしますので ぜひお越しください
おみやげに 浜幸のバウムクーヘンを用意してお待ちしております
とのことです。

そりゃ  行かにゃなりません。
土曜にいこう お客さんがどっさり来て 日曜になったらバウムクーヘンが
ないなるかも知れんし。。

うきうきして トンボを誘ったところ
「 タダやったら すんぐに跳びつくねぇ 恥ずかしゅうて オレはよう行かん 」
そうです。

ちょっと ちょっとぉ 妻はバウムクーヘンをくれと 相手にねだったわけでなく
トヨペットがお客さまに 日頃の感謝の印としてお菓子をくれるというお誘いに
もらいに行くのが そんなに恥ずかしいことかね?

まあええ と1人で行き もらって帰りました。
祝い餅付きで おみくじとは 袋入りのお砂糖が入っておりました。


コーヒーを立て にこにこと さっそく切りたがるのは 恥ずかしゅうて よう行かん
オレです。

下の2枚は毎年 高知市の台所大橋通で開催される 皿鉢祭り の昨年の写真です。
今年も3月になれば 恒例の皿鉢祭りがあるはずで 各料理店 割烹旅館 ホテル等の
料理人が腕を振るい 豪華な皿鉢料理が並び 春の土佐路の 観光の幕開けとなります。



昔聞いた おばあちゃんの口癖を思い出しました。

私が子どもの頃は 婚礼やお祝い事を家ですることが普通で お刺身や組み物の
皿鉢が並び これが土佐では おきゃくという名の宴会になります。

近所のこうしたおきゃくは 一家が招かれて行きごちそうになるわけで ズラリと
並んだ皿鉢料理は 日常にごちそうを食べられなかった時代の 子どもの目に
まぶしく もう夢の世界で とても楽しみでありました。

皿鉢料理はどの料理をどれだけ食べてもよく 口いっぱいに入れているときでも
目はきょろきょろと 次はあれを食べよう と当たりをつけております。

おばあちゃんの口癖とは おきゃくに招かれたとき 親がいくら上品に構えても
子どもは正直ですから 自分の皿を持って皿鉢の間を行きまわり あれこれつまみ
あさましく 下品なふるまいをする

おきゃくの場でいくら親が おほほと上品ぶっても 連れてきた子どもの振舞いを見れば
その家の日常やしつけが解るため 常日頃 子どもには十分食べさせておかねばならん
という これがおばあちゃんの哲学です。

タダでもらったバウムクーヘンをほお張りながら トンボがきらうタダに跳びついた私は
その昔おばあちゃんが 嫁である母に諭していた
『 親は我慢してでも 子どもには十分食べさせ おきゃくの場では 決してあさましい
振舞いをさせてはならん 』

この言葉を思い出し 今日の自分は あさましかった かな?
ふと思ったことでした。


              
         


              

              
               

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春の香り。

2014-01-12 | 食物関係

実家は母が施設へ入ってから 空き家になりました。

私の子どもが小さいときは 3世代8人が住み にぎやかであった家も
今はだれもいません。

あるじの住まぬ家の庭にも 毎年ろうばいが咲きます。
毎年 元旦用に切りますが 年によりまだつぼみが固かったり
満開であったりですが 今年は例年より少し遅くほころびました。


梅はどの種類も あたりに香りが漂いますが ろうばいは特に香りが強く
ひと枝で部屋中を ふくいくとした香りで包みます。

ろうばいとは ろうそくの蝋という字に梅と書き 花びらがなるほどと思われる
ろうそくの質感で 蝋梅 とはぴったりの名前です。


産直市へいくと室戸の浜あざみと 仁淀川町のふきのとうが出ており お店の人が
どちらもテンプラにしたら美味しいですよ とのことで買いました。




まだまだ寒く 南国土佐でも山の方では雪の便りも聞きますが 地中では春の
用意がちゃくちゃくと進んでおり 季節はいつの間にかめぐっております。

さあ 春の香りを味わいましょうかね 天ぷら粉はあったかな とつぶやきつつ 
どっこらしょと立ち上がりました。

陽が1日々々長くなり それにつれ 晩ご飯が遅くなっていきます。 
  


 


           

                      

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