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ロシアへの隕石、最大で秒速19.1キロで落下

2013-11-07 | 学問

 今日(2013年11月7日)は立冬。立冬は冬の始まりで、この日から立春(2014年2月4日)の前日までが冬となる。まだ秋と思っていたらもう立冬、寒い冬がやって来る。
 今年(2013年)2月に、「ロシアのウラル地方上空で2月15日朝(日本時間午後0時20分ごろ)、隕石(いんせき)が爆発し、空に閃光が走り、轟音が鳴り響いた。爆風でビルや家屋4500棟の窓ガラスが割れるなどして約1200名が負傷」との報道があった。(2月18日のブログで紹介)
 この落下隕石について、3国際研究チーム(米国、カナダ、チェコ)が分析結果をそれぞれ発表した(11月7日付)。これによると、
 隕石は直径19.8メートル、重さ1万3千トン。
 この隕石が、水平線から18.3度という低い角度で大気圏に突入した。落下速度は、最大で秒速19.1キロ(時速6万8760キロ)と音速(常温で秒速340m)の56倍(マッハ56)の超高速だった。
 ロシア上空97kmで最初に捉えられた隕石は西に進み、高度21kmまでに3回大爆発し、20個以上の破片に分裂した。この時の放出エネルギーの総量はTNT火薬で500キロトン前後(広島型原爆の30倍)と見られる。上空30kmで最も輝き、直下では太陽の30倍の明るさだった。
 隕石の鉱物組成などが、探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子と極めてよく似ており、火星と木星の間の軌道を回る小惑星が起源と見られるとの事。

 

 いつもの散歩道は梅田川の土手道である。今年も黄色の花畑の様にセイタカアワダチソウが咲いている。咲いている場所は昨年とも一昨年とも少し違っている。セイタカアワダチソウは根・地下茎からアレロパシー物質(他の植物の生長を抑える物質)出し、他種だけでなく自己の種も種子発芽も抑制するからだろう(自己の連作の障害ともなっている)。
 北アメリカ原産で、日本には切り花用の観賞植物として明治末に導入され、昭和初期に既に帰化が確認されたと言う帰化植物(外来種)である。導入説には、セイタカアワダチソウを蜜源植物として養蜂業者の種子散布説がある・・ホントかな。殖えるのは、種子だけでなく地下茎でも殖える。

Seitakaawadatisou311071 セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
キク科アキノキリンソウ属
北アメリカの原産
多年草、種子や地下茎で増殖
草丈は1m~2.5m、数mとなることもある
明治末に園芸植物として導入された帰化植物
開花時期は10月~11月
花は小さく(数mm)、茎上部に多数集まる


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