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来年(2014年)の花粉飛散は今年より少なめの予想

2013-11-29 | ニュース

 まだ12月になっていなく、「来年の事を言えば鬼が笑う」と言う。でも今春(2013年)のスギ・ヒノキ(北海道はシラカバ)の花粉の総飛散量は、全国的に多かったので、来年(2014年)の花粉飛散が気になるところだ。
 日本気象協会は、2014年春の花粉飛散予報(第1報)を発表した(10月9日)。これによると、花粉飛散量が多かった今年(2013年)より少なめになるとの事。しかし、気温がかなり高い日が続くと、多量の花粉が短期間に集中して飛散する恐れがあると言う。(本年は3月に気温が平年より大幅に高い日が数日間続き、4日間で1シーズンの約4割の花粉が集中飛散した。)
 ◆2014年春の花粉飛散予測(第1報)
   例年:過去10年(2004~2013年)の平均値
 地方    花粉・種別   飛散数
                例年比          前年比
               (地方平均値)     (地方平均値)
 北海道   シラカバ   やや多い(130%)  多い(150%)
 東北    スギ・ヒノキ 少ない(60%)    少ない(50%)
 関東・甲信 スギ・ヒノキ やや少ない(70%) 非常に少ない(30%)
 北陸    スギ・ヒノキ やや少ない(70%) 非常に少ない(30%)
 東海    スギ・ヒノキ 例年並(100%)   少ない(50%)
 近畿    スギ・ヒノキ やや多い(130%)  やや少ない(70%)
 中国    スギ・ヒノキ やや少ない(80%)  非常に少ない (30%)
 四国    スギ・ヒノキ やや多い(110%)  少ない (60%)
 九州    スギ・ヒノキ 例年並(100%)   やや少ない (80%)

 

 天気は晴れ。朝に車のフロントガラスが凍結しており、日中も気温が低かった。
 ヨウシュヤマゴボウの葉が紅葉し、果実も黒く熟している。果実はぶどうの様に沢山付き、熟した実を潰すと赤紫色の果汁が出る。この汁は強い染料となり、インクベリー(Inkberry)とも呼ばれる。
 紅葉や果実の付いた枝が綺麗なので花材に使われることがあるが、ヨウシュヤマゴボウは毒草である。毒は、アルカロイド(神経ホルモン様)、サポニン(界面活性作用があり細胞膜を破壊)などで、毒性は根が最も強く、果汁には少ないと言われる。でも直接肌に触れるのは避けた方が良い。因みに、食用となる「山ゴボウ」は菊科の植物である。

Yousyuyamagobou311291 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
別名:アメリカヤマゴボウ
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
多年草、丈は2m程になる
北米の原産、明治後に雑草化した帰化植物
主な開花時期は6月~7月


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