芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

進歩的作家同盟の集会で話をした

2012年04月19日 | Weblog
デリーの進歩的作家同盟の集会は、共産党系であることが、会議の進行のうちに分かった。
というのは、インド全国から集まった人たちが、共産党の立場と、山岳少数民族を擁護する発言をしていたからである。しかも最終日には、大会の宣言パンフレットに広告が入っているのを、その会社が気に入らないと、パンフレットを破り捨てる人や退場する人まで出て来たからだ。
その会社というのは、VIDEOCON というテレビ会社で、その役員に右翼がいるというのだ。
私からすれば、その右翼の会社がよく、共産党系の集会のパンフレットに広告料を払ったと思い、その度量の広さのほうに眼が向くのだが、結局、もめても、そのパンフレットの宣言は、採択された。
私はこの大会の初めに挨拶させられて、原発の安全性とその有効性について、異常に大量の広告料が払われて、毎度、新聞、雑誌に掲載されていたことを話し、原発は安全で廉価であると洗脳していたので、こういうPENの意見の重要性を話して、喝采を浴びた。