芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

ビハール州の学校給食で多数の死者を出した事について

2013年07月20日 | Weblog
ビハール州の学校給食を食べた給食のおばさんと生徒達多数が亡くなったという。野菜の農薬が原因というから、人ごとではないので、毎週、月火水の朝、宿舎に来ているシン医師に確認したところ、確かに、この雨期の時期は、虫が増えるので、農薬を多く使うが、それによって大勢死ぬというのは考えられない、と言う。この学校給食は、貧乏人達のために考案された制度で、学校に来れない貧乏人達の子弟が、昼飯時に登校するようになった人気の制度だと言う。ビハール州はインドの中でも貧乏州の上位にあり、学校に行けない子弟が多いといわれている。シン医師の推測は、数ヶ月後に選挙が予定されているビハール州で、現在の与党の政策を攻撃するのが目的で、何者かが毒を給食にいれたのではないか、現在調査中で、そのうち分かるであろうという話だった。