芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

太田蘭三「誘拐山脈」(祥伝社文庫)

2020年07月10日 | Weblog
太田蘭三「誘拐山脈」の女主人公、麻美が誘拐仲間を集める出逢いに安易とやや無理があるが、最後にその一人に裏切られたので納得した。
作者が登山家ゆえの山の景色の描写が良い。誘拐犯リーダー九鬼研八と麻美の結末も気持ちゆく面白く読んだ。