馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
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β《#^ひ^♯》でヒヒーン

地名夜話【富樫館跡】

2023-05-06 23:31:23 | 歴史地理
地名ちょこっと紹介
【富樫館跡】石川県野々市市
とがしやかたあと。
野々市市は金沢市の南隣に位置し、金沢市のベッドタウンとして発展してます。
両方が合併すれば金沢市は50万人を超えます。
我が輩、7年ほど前から北国街道歩きをしてまして、
今やライフワークとなってる。
我が地元の鳥居本宿をスタートして北上し、福井県境の峠を越えて、さらに石川県に突入。
一昨年、松任市に到着。
そして、昨年野々市〜金沢まで歩きました。
野々市宿は宿場の雰囲気がよく残ってました。

しかし、キョロキョロするあまり、わずか数センチの段差につまづき横転しました。
大きな怪我にはならなかったけど、最近はホントによくコケます。
生傷が耐えない。そのうちとんでもない怪我をしそうな…
この野々市宿に富樫館がありました。
富樫といえば、「勧進帳」が有名。
義経弁慶が奥州に向かう時に事情を察しつつ安宅の関を無事に通してくれたのが富樫氏でした。
冨樫氏は加賀国の守護として野々市に居館を構えた。
現在、北陸鉄道石川線の「野々市工大前駅」の駅前に石碑と解説板があります。


ちなみに富樫一族の山川氏館跡の解説板も駅前にあります。
富樫氏の石碑は駅前にあるが、
守護所跡は少し南に行った場所に解説板がある。
発掘調査されて遺構が確認されてますが、現状は解説板のみで単なる平地です。
なお、野々市文化会館前には富樫家国の銅像と解説板があります。

富樫氏は加賀国守護でしたが、室町時代一向一揆に敗れて没落しました。
もし、富樫氏が戦国大名として生き残れば、野々市が石川県の中心地として発展し金沢はベッドタウンになってたかもね。
富樫氏は、本来藤原氏で石川郡富樫郷を拠点としたために富樫氏を名のったようです。
樫の木で富む土地だったのかな?
野々市の由来は諸説あります。
本来は布市で、布の市場が立った。
そして、野々市に変化したようですが、
その由来は間違い!
NO〜、ノー、NO〜市
と言われるかな?
以上、おしまい。
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地名パズル
 甲 主
○○○○←土佐県
古町津町
墳 街茶
群 道屋
   街
↑↑↑↑
美近肥加
濃江前賀
県県県県
 
答えは次回!
Φ(*^ひ^*)Φ
次回は、お盆休み頃を予定してます。
月曜日からコロナ禍も終わり平常運転になります。
お盆頃には復活してたりして…
昨日、能登で震度6の地震がありました。
次回の北国街道歩きは金沢から能登、そして富山県へと向かう予定です。
大丈夫かな?…
某ラジオのパーソナリティさんが、
「珠洲市てどこ?知らない」と言ってた。
珠洲市の読み方、今回の地震報道で初めて知ったという人もいるのでは?
我が輩、若い頃ゴールデンウィークに同僚と車で能登半島一周したことがあります。
北朝鮮による拉致事件が日本海側で頻繁に発生してた頃ですわ。
同僚とは別行動で輪島市の曽々木海岸を一人で散策した。
運が悪ければ、我が輩も拉致されたかも?です。
夕方、輪島市から半島をグルっと周って珠洲市内へ入った。
道路が渋滞してました。
すると、温泉街の呼び込みが寄ってきて車の窓越しにうるさく誘って来ました。
珠洲市で泊まる予定が無かったので煩かったですわ。
今はもう温泉の宿の呼び込みは無いだろうね。
もう何十年も能登半島には行ったことない。
久しぶりに行きたいです。
いやそれより、
地震の被害が増えないことを祈るばかりです。
馬《●▲●》助ヒヒーン♪
コメント
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