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ぽかぽか春庭「仲間と食べる・朝日のようにさわやかに」

2017-01-10 00:00:01 | エッセイ、コラム
20170110
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記1月(6)仲間と食べる・朝日のようにさわやかに

 春庭は、頭と顔だけじゃなくて性格も悪いので、人間の友達が少ないです。
 仕事をお休みしている間、人付き合いがますます減って、家族以外と話す機会は、毎週金曜日のジャズダンス仲間だけ。ダンス練習終わっての帰り道、歩きながら10分ほど話すのが、唯一の声を出して話す機会です。練習場所の文化センターから数分のところにミサイルママの家があるので、ミサイルママの集合住宅へ曲がる角で、しばし立ち話して別れます。

 年に3回、メンバー全員で会食します。納涼食事会、ダンス発表会後の打ち上げ会、新年会。
 新年会は、今年の活動方針を決めるミーティング後に行います。
 2017年のミーティングは、駅前の「男女参画センターミーティングスペース(無料)で。会長、会計、発表会係などを決めます。ミサイルママは会計係。私は発表会係。会長は、去年にひきつづきCozさん。

 ミーティング後、スパゲティ屋でピザとスパゲティを食べながら、本年度活動の細かいことをあれこれ話しました。発表会をどのようなやり方で行うか。踊る曲は、新しく練習する曲のほか、前に発表した曲のなかから、どれを選ぶか。

 あらかたの方針が決まると、それぞれの「私の去年1年の総ざらえ&今年の抱負」を話しました。
 くにちゃんからは「このジャズダンスグループのほか、フォークダンスグループにも入っていたのだけれど、フォークダンスの練習曜日が毎週金曜日に変わってしまい、どちらも練習を続けたいので、練習参加を半々ずつにしたい」という報告がありました。

 ご主人の介護を続けているTTさんからは「介護はどんどん難しくなっていくので、練習に出られない日があると思うけれど、練習して体を動かすことが自分自身のリフレッシュになるので、できる限り参加します」という。

 ミサイルママ、昨年10月から「ホテルレストラン業務」を学ぶ学校に入って、「3月に卒業したら、できればレストランに就職したいけれど、年が年だからどうなるか」と、これから2ヶ月ほどは、卒業研修やら就活やらで忙しいようす。
 65歳をすぎて新しい世界にチャレンジし、就活するというミサイルママ、ほんとうにすてきな女性です。背筋をぴんととおし、心もはつらつとしている美人さんを大切にしてくれる人、いたらいいなあ。

 2015年2016年、私は発表会に出られませんでした。今年は出られるかなあ。ちゃんとスタイル整えて、衣装が着られるといいのですが。
 ミサイルママと踊ったのも、2014年が最後。スタイルいい彼女のとなりだと私の太さが目立つのですが、振り付けをきっちり覚えているミサイルママの後ろにいると、彼女の振りをマネしながら踊れるので、私が振り付け覚えていなくても安心していられます。

2013年の発表会。左ミサイルママ。右e-Na


 スパゲティ屋でのおしゃべり。私が家族の問題などを、打ち明けたあと、去年から仲間になったミィさんが、「実は、私も、いろいろ問題を抱えていて」と、打ち明け話を始めました。ご主人は離婚後に亡くなったそうで、ミィさんも、ミサイルママやcozさんと同じくシングルママとして働いてきたのです。去年、仕事先を変え、正社員に迎えられた職場で「70歳までは働いて家族を支えていく」と言っていました。互いに楽ではない生活環境を打ち明け合い、そうやって打ち明け合う仲間がいることで励まされました。

 よい感じでお開きになりそうなところ、Cozさんが、「私も金曜日に別のところで活動したい。サークルをやめたい。今の会費で月に先生の指導が2回だけで、あとは自習、というやり方なら、保留金を全部使い切って、先生の指導を月3回にして、自習はなしにして、会費が尽きたら解散したい」と、言い出しました。会員が6名に減少してしまい。サークルが維持できなくなっていることはここ数年ずっと課題ではあったのですが、先生の指導回数を減らし、講師謝金を減額することでやりくりしてきました。

 Cozさんの意見で、急遽もとに戻って会の規約見直しとなり、練習時間を30分繰り上げる、会費を500円値上げして、1ヶ月5000円にする。先生に月3回指導を受け、サークル自習は無しにする。自主練習したい人は、各自で会場を予約して会場費を折半負担する。ということになりました。

 私にとっても、心身解放できるジャズダンス練習は、大事な場です。今年も踊り続けていけますように。
 ことしの発表会、新曲は「朝日のようにさわやかにSoftly, as in a Morning Sunrise」です。「朝日のようにそっとやさしく」という訳のほうがいいように思うけれど。失恋を歌っている歌詞なのに、「さわやかに」では、失恋がさわやかみたいだもの

 2016年3月。ミャンマー国バガンの仏教遺跡で見た朝日。部分日食がくっきりと見えました。


・縁欠ける朝日それでもさわやかに(春庭)


Softly as in an evening sunset
夕日が沈むようにそっとやさしく

The light that gave you glory will take it all away..
輝きをくれた光は、その輝きをすべて取り去って行くでしょう...

 だいじょうぶ、ミサイルママ、きっと明日は明日の日が昇る。だいじょうぶ、ミィさん。しっかり働く母親でいましょう。

So not ends the story
物語には終わりがない

<つづく>
コメント (4)
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