KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会&受賞祝賀会

2015年02月25日 | 俳句
天気 曇

吟行句会で、生田緑地へ。年間パスポートがあるので民家園に入り、古民家の雛飾りを眺めたり、ちょっと日が差してきたので縁側で日向ぼっこしたり・・いつも、ここで吟行するときは集合は午後の句会場で、ということで午前中は自由行動だ。
でも、あまりメンバーと出会わないのがおかしい、と思っていたのに、句会場には12人も集まった。
実は、今日は、吟行を同じ小田急沿線の梅ヶ丘の梅林、と決めてあったのだ。半年前に周知していて、世話人さんからのそのメールは私も貰っていたのに、すっかり記憶がすっ飛んでいた。私と同じように生田へ来た人も4人ほど。
なので、今日は梅の花の句が圧倒的に多く、良い句も当然そちらに集まっており、ちょっと気抜け。

とはいえ、今日のメインは、仲間の一人の句集が「星野立子賞」をいただいたことの夜のお祝いの会だ。
今日の角川の「月刊俳句」で正式に発表された。無論、結社の中では周知のことで。


ちょっと洒落た小さなイタリアンのお店を貸切状態で楽しく飲んで食べて。




この吟行句会に私が参加するようになってから、もう15年近いと思う。
俳句を始めて3年ほど経っていて、他の吟行句会などには参加していたものの、何だか物足りなくて参加させてもらった。彼女はこの句会を立ちあげたメンバーの一人、まだ子育てに大変な時期だった。中心メンバーは私よりもはるかに若く、それも魅力だった。
そして、何よりも、誰か実力のある者が指導する訳ではなく、みんな自由にたくさん句を作り、句会ではダメな句はどんどん落とされ、本当に「修行」に近かった。
メンバーも、高齢の先輩は彼岸へ発った方も。今日など、私が最高齢になってしまっていた。

今や、様々に活躍している彼女や他の仲間と句会を出来たこと、これからも出来ること、は本当に幸せ。
句は少しも上達しないけれど、見捨てられないようにをれなりに頑張らなくては。

活けてより白梅の香となりにけり  KUMI(1998年作)
コメント (4)
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