KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

欠陥急須で新茶

2020年05月29日 | 俳句
天気 晴

一昨日新茶が届いたのでさっそく淹れようとして、たまには急須を使おう・・と。
この急須、5年前に最後の長距離ドライブで夫に縁ある福島へ行ったとき、2泊した飯坂温泉の旅館で買ったもの。くり抜きで出来ていて一人用にはちょうど良い。私は、左利きではないのにどうしても左手を使ってしまうことが幾つかある。その一つがお茶とか珈琲を淹れる時。
なので、取っ手が横に付いている一般的な急須は右利き用に出来ているので、この急須のような形か、蔓のついたものでないと使い勝手が良くない。宿の売店で気に入って買ったのだが・・ これ、欠陥商品でした。
蓋に穴がないので、蓋をしたまま注ぐとお湯が胴体へ廻ってこぼれてしまう。蓋を外して使わねばならない。ということで、滅多に使わなかった。
でも、普段使っている急須は大きいので一人用にはちょっと・・なのだ。昼食でお茶をがぶ飲みする時はまだしも、おやつにちょっと新茶を・・という時は大きすぎる。
折角の思い出の品、使わねば損なので、お茶が蒸れたところで蓋を外して・・何とも風情のない欠陥商品だ。

二人とて家族は家族新茶汲む  KUMI

去年の句。結社誌にも主宰が選んでくれた。この句を作ったときは、もう夫の余命は解っていたので、来年は一人で飲むのだろう、と覚悟して作った句なので感慨深い。

そろそろ梅雨前線も近づいたし、今日が晴天の最後かも・・という予報。洗濯機を2回まわして、銀行へ固定資産税を払いに行ったら、もう昼になっていた。
今日は少しは体調も良い。さて、届いていた10万円の給付金の申請書も作ってしまおう、と開封してみる。


面倒、とか、書き間違いしやすい、とか言われていた書類、別に面倒は何もなかった。個人の情報はすでに印刷してあるし。必要な書類のコピーも家のプリンターのコピー機能で作れる。あとはサインして印鑑を押すだけ。自分の名前は間違えません。10分で終わってしまった。
私は年金が減った訳ではないけれど、身内にはコロナ禍で苦労している者も居る。何かの役に立てば良い。どうせ、国の借金で支払われるものなのだ。借金の国債買うのも税金からなのだし。
一昨年、引き継いだ亡姉の資産を処分して、収入はたいしたことがないのに、びっくりするような国税・地方税を払わされた。その恨みがまだ残っている。庶民の金の恨みは怖いですよ。

新茶汲むひとりの朝の静けさに   KUMI
コメント (6)
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