KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

独り言も大事

2020年05月16日 | 俳句
天気 雨

写真は、昨日撮ってアップし忘れた山法師。公園にも家の周りにもたくさんあって、新緑の中に白い花(実際には白いところは苞なのだという)が美しい。雨の中ではとても映える。

毎日、一人で籠っているので買い物に出ないと声を出す機会は殆どない。ご近所の方に会ってもあまり話さないのが礼儀というのも悲しい。買い物も今は店員がなるべく話さないのが礼儀になっている。となると・・話し方を忘れますよ。
ということで、毎朝起き抜けに仏壇へ「おはよう!」と大声を出す。ああ今日は声が出る、とほっとする。鼻風邪をひいたときは声が掠れていて慌てた。独り言も大声なので、居間のガラス戸を開けている最近はお隣に聞こえるかしらん?と思ったり。元々声が大きい訳ではないので、もしかしたら一人の今の方が声が大きくなった? 愚痴も、夫の写真しか相手が居ないから、声を張り上げて「いつになったら自由に歩けるのよ」「今日も目まいが治らないのよ~何とかして!」などなど。
お隣に聞こえているかしらん? まだ元気そう、と思ってくれるかそれとも、いよいよ認知症がひどくなった、と思うか・・お隣さんは現役のご夫婦と十代の息子が二人。申し訳ないけれど会わぬほうが安全、随分長くお会いしていない。用のあるときはスマホメールしている。

午後、供花を買いに雨の中へ出てみたらえごの花が綺麗だった。


花屋さんの店員に「いつもありがとうございます」と言われた。買っているのは仏花用に色々束ねた安物ですよ、仏花のお得意さんを有難いと思われてもフクザツ・・「いつも」は不要。などと余計なことを思いつつ何も言わずに帰った。

静けさに鴉ひと声走り梅雨  KUMI
コメント (4)
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