闘って、STAY HOME

天気　晴のち曇

1週間、眩暈と闘っていた。今日はやっと外を歩いても大丈夫そうなので、リハビリのつもりで薬師堂へお参りがてら公園まで行ってみた。
都立公園は人が少なくて驚いた。ボール遊びは禁止、利用は一人一時間以内、と何度も放送している。駐車場も閉鎖しているしサッカーをする子供が居ないし、「Stay home」が浸透しているようだ。
でもジョギングの人は相変わらず多いので、以前から気になっていたのだが、マスクしていないジョガーが殆ど。京大の山中先生が言われているように、走る人の荒い息は10ｍまでウィルスを飛ばすのだとか。歩いている人は100％マスク装着しているのに・・
カメラを持参するほどには元気がないので、スマホの試し撮り。逆光気味は難しい。




土曜日の夜から、年末に救急車を呼んだときと同じくらいの眩暈に襲われて、翌日曜には吐き気もともなって動けなくなり、食事も出来なくなった。詳細を今更書いても仕方なし。でも脳梗塞の心配がないと解っているので、何とか乗り切った。
と、胸を張ってそう言いいたいところなのだが・・「親に会わぬが親孝行」のこのコロナ騒ぎの中、結局、あーちゃんにSOSを発してしまった。病院へは行けなくても、かかりつけの内科へ同行してもらい、吐き気止めだけでも処方して貰いたかった。一日食べられなくて、ほぼソファに横になったきりで、これが三日続いたらどーなるの？と不安になったのだ。ご近所にはこの時節、助けを求める訳にもいかない・・ウィルスなるものはどこに居るか解らないのに、お願い、とも言えない。唯一喉を通っていたヨーグルトの予備もなくなった。

翌日、あーちゃんが消毒液持参で「完全防備」で数時間だけ、来てくれた。ダンナが都心へ仕事で行っているので、無症状感染者かも、との自覚が濃い。結局、来てくれた頃は吐き気は治まっていたので内科へは行かずに済んだが。滞在中、マスクは外さず、飲食もせずに家事をしてくれた。寂しいこと・・でもそのくらいの用心がなくては高齢者は守れないのだ。

少し動けるようになってからは、沿線に住む、ほぼ100％感染していない親しい友人が来てくれた。誰かに助けられなくては生きていけない病身の一人暮らしなのだと、痛感した。もっとも、コロナ騒動がなければ頚椎の治療にも行けたのだし、ちょっと困っていればご近所さんに助けてもらえて私もここまで悪化させなくて済んだと思う。
憎きは得体の知れない新型コロナウィルス。

籠りゐる日々に五月の来たりけり　　KUMI