KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒波の空

2021年12月27日 | 俳句
天気 晴 寒波

駐車場を通ったら冬青空がリアウィンドウに眩しかった。
眼の良い方には、写真に写る亡霊が見えるかも。

都心でさえ最低気温が−2℃だったとか。この辺りは−5℃。公園の池がガチガチに凍っているだろう。山の向こうは大雪という割には風があまり強くなかったので、歯科へ行った昼間は日向を暖かく感じた。
今年最後の歯科通院。半月前には予約を体調不良(薬の副作用)で断ってしまった。さて通院しないと歯茎が痛む・・と先週、予約しようとしたらもう今年はお終い、と言われてしまった。薬だけでも、と無理やりに頼んだので待たされた。
歯科は寒い。とにかく感染対策200%みたいな医院で、ほぼ室外で診察しているような風通しの良さだ。冬は寒く夏は暑く・・というクリニック。文句は言えないけれど、とにかく診察台まで冷え冷え状態だ。暖かくしていき、靴もボア付きのブーツにして(靴のままで診察治療出来る)完璧。
の筈が・・ドクター、治療の終わった患部にガーゼを当てて「暫く噛んでいてくださいね」
冗談でしょ、冷え切ってしまった手を動かすことも出来ない。凍傷になるかと思った。実は、膠原病の強皮症という病気は、冷え過ぎるとレイノー現象というのが出る。去年の冬までは問題なく過ごしたが、今年はそうもいかず、指が真っ白になって痺れて動かなくなる。ホントです。
やっと終わってすぐそばの薬局へ処方箋を出したら、指が痺れ始めて動かなくなっていく。こんなにひどくなったのは初めての経験で、持っていたホカロンで温めてもダメで、薬局の給水機のお湯を紙コップに入れて手で包み・・正常状態へ戻るのに5分くらいかかった。
2階にある歯科への急な階段も、上ると息が詰まったし、体の正常な部分もだんだん少なくなる気がしてきた。

気晴らしに・・15年前の12月に行った、荒川の白鳥。わが家から2時間かからずに行ける距離なので、何度か行った。昔は寒くても手が冷たくても、川風に耐えてカメラを持てたのに・・





寒波くる遠富士日がな雲を生み  KUMI
コメント (4)
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