KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

冬至の「悪夢」

2021年12月22日 | 俳句
天気 晴

写真も、15年以上前に撮った木守り柿。中学校の裏の畑に古木の柿があり、熟すと鳥たちの餌場になっていた。鴉もいっぱい集まっていて、ちょっと怖かった。実際は木守り柿なぞではない鳥の食べ残した渋柿でしかなかったけれど。

年末年始は穏やかに過ごせる・・つもりだったコロナ騒ぎも、オミクロン株、などという新種の登場で僅か1ヶ月で日本も恐怖を覚えるようになった。まだまだどうという数字の感染者ではないが、感染を拡大させている欧米の国々を思うと、日本だけがこのまま穏やかな訳がない。
なるべく就寝前にそんなニュースは見ないようにしているつもりなのに・・
明け方、夢にうなされた。自分が患者になってしまい、ストレッチャーに乗せられていつもの病院のロビーを運ばれている。「オミクロン、オミクロン・・」ということばが私の周りで響いている。そんなバカな、私が患者の訳がない、と半ば夢らしい、と気づいて叫んでいた。でも、汗びっしょり。まだ20日前の点滴の副作用が続いているのか、時々熱っぽくなって頭痛がしてくる日がある。
何だか、現実と夢が重なっていたり。すっかり覚めてから、病院のロビーをコロナ患者が通ることはない、と気づいてみたり。

冬至という一年で一番暗い日の悪夢。
実は昨夜も、寝汗はかかなかったものの、出かけた先でオミクロンのクラスターに遭い「これから隔離します」と宣言されて慌てる夢を見た。
沖縄の基地の海兵隊のクラスターを聞くと、横田基地も同じなのかな、と思ってしまったり。ばかばかしい、と笑い飛ばせない夢だ。

木守柿空の蒼さを吸ひ尽くし   KUMI
コメント (4)
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