天気 曇のち雨
また、天気が下降気味になって体調も同じく・・
息苦しくて部屋を出るのも面倒。ま、食欲だけはあるしパソコンを開く元気はあるから天気の影響、と思っておくことにした。明後日が通院日だから何かあればその時にわかる筈。
で、お出でいただく方たちもお花を見飽きたかも・・と、花と一緒のファイルに残っていた猫様の写真を。ほんと、この威張りようはまさに猫様。「にゃんか文句あっかよ」
多分、散歩道のどこかで撮ったらしい。この猫の居る林にそろそろ金蘭・銀蘭の咲く時季になっている。
言われたくないこと。ゼレンスキー大統領は「これ以上国民を虐殺されないよう、白旗を揚げたら」とは絶対に言われたくないという。他から見ていると残虐の限りの日々に目を覆いたくなる。それでも命さえあれ・・とは私も思わない。プーチンに支配されたくはない。
そんなことと比較になることではないけれど・・私も、言われたくない、とずっと思っていることがある。ここに居ると、プーチンみたいに携帯電話もパソコンも出来ないというIT音痴がたくさん居る。というか、90歳過ぎてガラケーでメールまで出来たらたいしたもの、という環境だ。だから、「スマホ命」の私はなるべく目立たないように使っていたのだが・・最近はそんな遠慮をしても仕方ないので、食事の配膳の来る前に新聞読んだりするようになった。新聞読むのに遠慮はいらないだろう。新聞を広げているジイサマも居るのだし。
それに、私の周りの人は「何をしてるの」と訊く人は居ない。スマホを持っていたとしてもガラケー時代と同じにしか使わない人ばかりなので、訊いても仕方ない、と思っているのかどうか・・スマホについて話したこともない。
というある日、毎日の検温に、派遣の看護師さんが来た。今は又常勤の人になったが、1月に常勤の人が辞めてから先月までは、日替わりのように知らない看護師が来ていた。で、パソコンで「お買い物」をしていたので「すみません、キリの良いところまで・・」と、検温まで10秒くらい待ってもらった。
「すみません、通販の途中だったので・・」とパソコンから離れてその30代くらいの看護師に謝ったら、
「凄いですね、ネット通販まで出来るなんて」と言ったのだ。彼女はバアサンを褒めたつもりかもしれないが・・
それ、パソコン・スマホを操る若い人から一番言われたくないせりふ。同年かそれ以上の人から言われるのなら許せる。若い人のその言い方は老人差別でしょ。老人だからコレは出来ない、老人だから無理・・若い人がそう言うから老人は余計に「もう年寄にスマホなんか使えと言われたって無理!」と思い込んでしまう。そんなことはない、本人にやる気があって教える方がきちんと教えれば出来る。覚えるのに時間はかかっても、車の運転だって、テレビの操作だって、やってきたのだから。
何かにつけ「女性には無理だよ」と言われ続けていた昔を思い出す。それに通ずる差別だ。
私はスマホに替えて3台目なので6年くらいになるだろうか、最初の頃、随分言われたものだ。「凄いですね、スマホを使うなんて」
その度にうんざりしながら「私の同年の知り合いは皆使っていますよ、私の周りでは珍しくありませんから」と言うことにしていた。事実、ネットの知り合いはどんどんスマホに替えていたし。
ここの職員は、介護士も含めてさすがに「凄いですね、スマホもパソコンも使えて」とは絶対に言わない。相手も自分と同等の人間、というのは福祉現場で働く時の基本(ちょっと齧ってます)。
気をつけよう、悪気なく人を傷つけることもある。
桜蘂降るうかうかと生きをれば KUMI