KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

雑草・道端で懸命に

2022年04月12日 | 俳句
天気 晴

写真は、隣のお邸の咲き始めたモッコウバラ。

気温が上がって、一気に夏日になったのだそうだ・・というのは、私は猛暑には弱いが、25℃~30℃くらいの気温では暑い、とはあまり感じない。今の暮らしはとくに、日の全く当たらない北向きの部屋なので今日もちっとも暖かさすら感じない。
午前中は朝食後に洗濯をして・・乾燥まで終えるのに途中で乾燥機へ移さねばならないし、3時間近くかかる・・なんとなく時間は過ぎる。午後、このままではもったいないと思い、日差しを浴びに出かけた。夏日になろうという日に日向ぼっこではないが、体が冷え切っている。両手は、レイノー現象まではいかないものの冷えていて痺れる寸前だ。ケアマネさんに「温めに出かけます」と言い手を触ってもらったらびっくりしていた。
目眩がひどいので、その辺をぶらぶら歩き、公営住宅のオオシマザクラの下にある御影石のベンチで休む。石が暖まっていて、坐ると心地よい。手のひらを置くと温かくて冷え切った指がだんだん動いてくるような・・周りをぼんやり眺め、雑草の花たちも頑張っている、と。




今も散っているソメイヨシノとオオシマザクラの花屑が、あちこちに固まりを作っていた。


手の冷えは解消したものの、帰りにスーパーへ寄ってちょっとだけ買い物をしたら、また冷えてしまった。帰り道で、今度は市民ホール前の石のベンチに坐って温まった。
4月なのに暑い、と人の言う日、日向ぼっこをしている自分が情けない。指は結局、夏日になっても冷たいまま、ということが解った。温かいものを掌に握っていれば解消はするので、使い捨てカイロを大量に買い置きしておいたものの、夏じゅうは持たない数だ。部屋ではお湯入りのペットボトルでもいいかもしれない。カイロは外出用にとっておこう。
レイノー現象は、この冬に初めて出た膠原病の症状、寒い日のように発作になって酷くしなければ害はなさそう。命に関わる症状ではないので夏に冷たいくらいは我慢我慢。

微かなる風花屑を踊らせて  KUMI  
コメント (2)
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