KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

サツキとどら焼き

2022年04月17日 | 俳句
天気 曇一時晴

今日こそは天気回復して青空になると思ったのに・・という一日だった。でも気温は平常に戻ったようなので、昼前、買い物がてら外へ出てみる。が・・体調は元に戻っていなかった。歩き始めてみないと、エンジンの具合が解らない。八重桜を見に足を伸ばしてみようと思っていたのを諦めた。
3日籠っていたら、世の中の植物はどんどん晩春を目指していた。
もう、市の花・サツキがあちこちに咲き始めていた。この花、市内の市道やら施設やらに植えてあるから、とにかくこれからの季節はとても目立つ。

「ツツジとサツキとどう違うの?」と訊かれると説明に困る。歳時記ではツツジ(躑躅)は春の季語、サツキ(杜鵑花)は夏の季語。と答えれば済むけれど・・
おおざっぱに言えば、ツツジは花も葉っぱもサツキより大きく、街では桜の季節に咲き始める。(一部、山ツツジなどは開花時期の違うことがある)サツキは4月の終わりから咲き始める。花の種類がとても多く、盆栽仕立てにするので愛好家も多い。

ツツジの花二種。山などに自生する山ツツジとミツバツツジ。


とにかく、花の名前は花を好きになってたくさん見て覚えるよりほかにない。それで何の役に立つの?と思ってしまったらお終いだが、年とってから退屈しないし認知症防止にもなる。・・などと言う私は、横文字の花の名前はどんなに見ても覚えられないもの多々。

話を戻して・・歩くのを諦めた理由・その2。免疫療法の副作用で心臓機能が弱るので、その薬を処方されている。副作用を止める薬に利尿剤が入っていて、副作用のための薬の副作用がある。朝8時ごろに飲むと、その「副作用」が11時くらいに始まってしまう。出かける時は薬は飲まないようにしているのだが、今日はうっかり飲んでしまった。でもスーパーなら、万一のときも困らない。
買い物の最後に目についたのが、菓子売り場にあった全国のあちこちの「どら焼き販売」という、ささやかな催しだった。アニメの主人公と同じく、私も大好物ですのよ。素通り出来なくなり、まず目に入った榮太樓を籠へ。そして、大きいものは夜食に食べるのにキツイので、小ぶりのものをとりあえず2個。


内容はよく見ずに籠へ入れた小ぶりのどら焼き、一個は広島県、一個は三重県の銘菓だった。榮太樓のどら焼きは暫く食べた覚えはないが、東京なので味は想像がつく。福山銘菓は虎焼き。皮が虎模様になっている。今年は、かなり儲かったかもしれない。
偶然とはいえ、どちらの県にも数少ないネットのお友達が居る。東京の大手スーパーの選んだ和菓子なのだから、きっと美味しいに違いない・・楽しみ。

落花浴ぶミサイルの来ぬ国なれば  KUMI
コメント (2)
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