ワクチンは昨日の話。
今はもう、接種率が下がっているので予約は自由に取れたが、通院の都合など考えて土曜日になってしまった。
土曜日なので、若い世代が多かった。高齢者は私くらい? いつも周囲は高齢者ばかりだったので何だか新鮮な風景に見えた。しかも私は付き添いにいつも世話になる後輩が一緒。問診のドクターが彼女に
「娘さんですか」と。10歳くらいしか若くないのに・・無論二人で慌てて否定したものの、彼女には少し嬉しいこと、私には??
なぜか注射のあと、目眩が倍増する。これはインフルエンザのワクチンの時も同じ、免疫療法の点滴でも同じだ。元々の目眩持ちだから仕方ないか。
昨日は、免疫療法の点滴の3日後だったので、その副作用に重なったのか、頭を締めつけられるような頭痛がしてきた。イレウスの入院など、痛い目にはさんざん遭ってきたというのに、頭痛というのがどうも我慢出来ない。普段から「頭が痛い」という症状はあまり出ない体質なのだ。すぐ頭の下の頚椎はいつも痛いので気にならないのに・・
呼吸器科のドクターが、副作用の頭痛・発熱のために痛み止めをたくさん処方してくれた。ウフフ・・世の中、鎮痛剤不足というけれど、私はたくさん持っている。安心安心。でも飲まないにこしたことはない・・と思いつつ、昨日は帰宅直後と、寝る前に飲んでしまった。肩が痛くて寝返り出来なくなりそうに感じたのだ。夜中に眼の覚めるのも苦手だ。
腕の痛みは、薬のおかげかさほど出ていない。熱も抑えられている?
先週土曜に接種した91歳のお友達は「大丈夫よ、副作用なんかあんまり出ないから」とおっしゃる。
「それは90歳過ぎの人のこと。80代は副作用があるのよ」
「そうなの~」
「90歳過ぎると注射したことを翌日はもう、忘れてる人も居るくらいだから」
これは本当のこと。コロナの流行も解らない人が居るので「今日は午後から予防接種です」としか本人には伝えない。「何の予防接種?」と訊かれたら「インフルエンザよりもタチの悪い風邪が流行っているのよ」
それですぐ納得する人も居るから、羨ましいこと。ちなみに、そういう人たちの接種許可は無論、家族からもらっている。接種当日に言われたら私なら困る。でも、前日に言っても覚えていない人が多いのだ。朝聞いても、その時間になるともう忘れている人も居るし。
今日は昨日ほどの頭痛も目眩もなく、昨日の予定だったシャワーを浴びることが出来た。注射の翌日、腕が上がらず洗髪に苦労したのは何回目だったっけ? もう、忘れてしまった。そのうち毎年、インフルエンザのように自己負担で接種するようになるのだろうか。
枯れてゆく街ワクチンを打ちに行く KUMI