KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

小晦日

2022年12月30日 | 俳句
天気 晴

昨日の午後は、いつも何かと助けてくれる後輩が遊びに来て、楽しい時間を過ごせた。一昨日のブログに「ストックが一種しかなかった」と書いたら、それを見て花屋で捜してくれたという。でもやはり、ストック(写真の右端)はなかったので、と豪華な色の蘭を2本、持参してくれた。南国の輸入品で、日本の冬の彩りにはない色だから鮮やかで正月向きかも。
職場で何年か共に働いた後輩、いつも色々と気づかってもらえて、本当に有難いこと。

そんなことで、後輩との会話をブログの話題にする訳にはいなかい。
昨日はブログをお休みにしたが・・夜、池上さんのTV番組を見始めたら面白くなって最後まで見てしまった。
常識の見直し=上書きが必要、という時事問題の話。
その中の東京の評価について、なるほど、と納得した。
世界一治安の良い首都、と言われてきた東京、今もネットで見る限りは東京ほど治安が良くて清潔で・・とにかく暮しやすい、という評判は世界一だ。ん?東京の治安が去年から突然世界5位になったってなぜ?

解りました。サイバー対策の低さ、なのだそうです。
つまり、例えばの話、パソコンなどが街のフリーWiFiに接続したりすると簡単にウィルス攻撃されてしまうことが多いのだという。日本人は、まだまだインターネットさえ使えない人が先進国ではいちばん多いらしいので、普通の人(私もそう)は、そういうことに無関心。サイバー攻撃は知っていても、自分が攻撃されることには無防備。それが、「街の治安」の一つとしてカウントされているということなのだ。大阪は以前は一桁だった治安の良い都市の筈が17位になっていた。
要するに、インターネットなど全く関係なく暮らすなら、東京はやはり世界一安全な街。そうはいっても、どの施設も企業もネットにつながる時代、やっぱり「治安」の要素の一つになるのだろう。

今、日本は韓国や中国よりも経済的には下になっている、数字で言えば。
でも思う、日本の良いところをもっと自覚しなくては。
サッカーW杯で日本人サポーターがスタジアムを去るときに掃除をしたことが、今回も話題になった。もし日本国内だったらあんまり話題にもならないことだ。修学旅行生が東京の球場で試合見学したあと、支給された弁当の空箱は足元には捨てない。そんなの当たり前。公園の遠足の子供たち、ゴミを残して帰る子は居ない。無論、すべて大人が指導するからだ。でも、子供の時から「ゴミをその辺に捨てるな」と言われ、人の嫌がることはしてはいけない、と教えられて日本人は大人になり今を生きている。たかがゴミ、されどゴミ。日本人だってルールを守らない大人はゴマンと居る。それでも、殆どの人は「悪いことをしている」意識で、こっそり捨てていく。
欧米のある国の小学生は、教室の床に紙を丸めて捨てて平気なのだそうだ。「清掃員の仕事だから」と。せめて、そういう子供に育たないようにせねば、と思う。隣の国では、高層マンションからゴミが降ってくるという。とくにコロナで封じ込められた街では、頻繁にあったそうだ。東京でも、同じことが起こらないとは言えず・・隣国は今、安くなった東京の高層マンションを片っ端から買っているとか。

ともかく、日本の治安の良さと、ゴミの少ない街と、トイレの清潔さと、チップなしのサービスの良さなど、すべて世界一、と思い日本に誇りを持とう。私の生きている間は大丈夫。

塗り絵アプリの中に、こんなタッチの絵もあった。


充電の未だ終らぬ小晦日(こつごもり)  KUMI 
コメント (6)
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