KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒波列島

2023年01月25日 | 俳句
天気 晴-4℃

ここの暮らしは、そう寒い思いはしないものの、それでも寒さ対策はしなくては。全館暖房をしているので部屋の温度だけ気にかければいいとはいえ、日の当たらない私の部屋は温風器が一日中必要だ。エアコンは足元を温めてくれないので使わない。温風機暖房でも乾燥対策に加湿器は欠かせない。それでも湿度40%を切るので、ドライアイがなかなか治らない。今日は雪でも少し降ってくれたら乾燥から逃れられたのに・・こういう寒波は、南関東に乾燥した寒い空気だけを置いていく。
上は寒波の朝の日の出前。

太陽がビルに映った瞬間の日の出。

今朝起きたときのの室内の温度は珍しく20℃を切っていた。前のマンションでは食堂に置いてあった温度計が15.6℃くらいになっていると寒い、と思ったので、ここはやはり暖かい。昨日のTVで、ヒートショックの話から、冬の室温は18℃なければ健康は保てない、というようなことを言っていた。室温18℃以上を保っているのは北海道と、東北の何県かだけだという。昔の日本の家屋は、夏の湿度の高さをいかに快適に過ごすか・・を考えていたようだ。寒い時は火や着るもので温めれば良いが、昔は暑さ対策の電化製品なんかなかったから仕方がない。
子供のころ、家の中でも台所の甕に薄っすらと氷が張ったのを覚えている。井戸水は地下水の「掛け流し」状態だったので凍ることはなかったが。東京では水道が凍る、ということを聞いていた。事実、結婚した最初の元旦、新居のアパートの水道が凍った。新築アパートだったのでまさか・・と思って対策していなかったのだ。新築なのに、2階への水道管は壁に沿って裸のままだった。仕方なく、元日の朝の新婚夫婦は、徒歩20分ほどの夫の実家へ雑煮を食べに行ったのを覚えている。その「返礼に」2日には両親をアパートへ呼んで貧しい私のお節を食べてもらった。
その後は、寒い時期には毎晩、水道の水をチョロチョロ流しっぱなしにして寝たものだ。                               
今、東京では日常的にそんな対策をする必要もない気候になったし、対策を知らない人が多いかもしれない。

遠富士にまつはる雲や寒波来る  KUMI

コメント (6)
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