KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

今さらマスク

2023年01月09日 | 料理
天気 晴

異常乾燥注意報続きの東京、上越国境を越えれば今もこの雪に車が埋もれるのだろう。峠のこちら側へ雪を送れないものかしらん。

明後日の午前中はまた通院だし、何だか散歩に行く気力もなくてダラダラ、眠気と闘う一日になった。
最近、朝までぐっすり、ということがあまりない。ベッドのどこかが寒くて目が覚めてしまう。目覚めてみるとべつに寒くはなくて、室温も20℃前後(部屋の暖房は切っている)。湿度も40%近くて喉も乾いていないし・・なんとなく、手の先とか足の先がひんやりして眼が覚めるようだ。足元には湯たんぽモドキを入れているのに。毎朝、窓の外は―1℃くらいになるようなので、室温もあまりあてにはならない。部屋の窓は北向きなので冷たい空気がカーテンの隙間から生まれるのだろう。

感染騒動になると思った「隔離」は、関係なかったようで。先日の私の嘔吐を、万一ノロウィルスだと困る、と一日Room Stayさせられたものと同じかも。といっても、事実は発表しないのがルール。とにかく今日のところは良かった~ とほっとした。のだが、相変わらずのノーマスクの連中に悩まされる。
「病気治療で免疫力低下しているので、私が何かの病気に感染しているかもしれない。だから私と話すときはマスクして」と言ったって全く通用しない人たち。「どこで誰から感染するかも解らないので、マスクして」と言うことは強制になるので言えない。私を怖がってくれれば・・と思ったが、無理なようだ。介護士が「悪い風邪が流行ってるから、マスクした方がいいですよ」と配っても、その場では装着するけれど・・私も昨日、2枚も配ってしまった。「ひなたぼっこが一番ですね」と近づく人を無視も出来ないし、寒い部屋住まいの私は、せめて5分でも日向に居たい。そう思ってマスクを同じ人に一日2枚も渡して「マスクしていただければ安心してお話が出来るから」と。
そのマスクはどこへ置いたの? 介護士さんから貰ったものは? 「部屋にマスクがたくさんあるのでは?」と訊いたら、むっとした顔をして黙って立ち去ってしまった。しばらく待ったが帰ってこない。どうもプライドだけは高いオバアサンのようで。
私は気にし過ぎなのだろうか? そういう人が5人も居て、打ち揃って背中を太陽に向けて窓辺に座っている。午後には自分の部屋に日の入る人も居る。日向ぼっこ目的だけではなく、お喋りしたいのだ。でもとても、そこへ近づく気にはなれない。耳が遠い人も居るので、大声出して話す人も居るし・・
東京では、感染者も死亡者も毎日増え続けている。そういうニュースは無論、コロナ禍そのものを殆ど承知していないのだろう。
認知症の人たちを差別しているのではない。彼らには彼らの悩みが色々あるのも承知している。ドロボーがよく入るしさっき食べた食事が朝だか昼だか解らないし、時計を見ても時間は読めなくなったし、家族の顔も、暫く会わないと忘れるし・・
でも、コロナに悩まないで済むのは羨ましい限りだ。

マスクの効用は科学的には立証されていない、とは言っても、去年夏のクラスターでは感染したのはノーマスクで行動していた入所者だけだった。これは偶然と言える?
神経質になる私の方がおかしいのかなあ・・と思いつつ、窓辺に誰も居ない昼食後の10分間だけ、今日は日向ぼっこが出来た。
週末は異常に暖かくなるのだそうだ。天気の急変は又、気象病を誘うのかと思うとぞっとする。

蜜柑の生る丘


指先にその香を残し蜜柑剥く  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする