KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

冬青空

2023年01月08日 | 俳句
天気 晴
午前中、投函するものがあり、ポストまで。そのときに駅前で仰いだ(首が痛くてあまり上を見ていられないが)冬青空。今日も乾燥している。折角大木になってきた欅、枝はいつもきれいに払われてしまう。なぜかというと・・椋鳥のねぐらにしないため。夏は緑蔭を作ってくれていた駅前の何本かの欅、いつの間にかムクたちの夜の住み家になり、何百羽もが集まり、大変なことになってしまった。鳴き声もだがフン害がたまらぬ。木の近くは通れないので遠回りしなくては・・駅前の灯りが、ムクには居心地よいらしい。東京近郊の駅周辺によくある話だ。
朝になると、近くの公園へ「出勤」していく。勤務先では群れないのが不思議だ。害虫を喰うので、害鳥とまでは言えないし・・

1月になったら、何だか忙しい。昨日は土曜で何もない日の筈が、金曜日の訪問医の診察が今月は土曜になった。秋に替わった訪問医、「昭和の医師みたい」なんて悪口を言ったけれど、高齢者施設の医師を長くしていた経験はなかなかのもので、その点は信頼できると思った。カルテは手書きだけれど。
午前中はドクターの来る前に慌ててシャワーを浴びる。一昨日を予定していたが出かけたりで昨日に延びていたのだ。浴室の使用時間が9時ー5時というのがちょっと面倒ではあるけれど、職員がフルの人数で勤務している時間だけ、というのは事故を想定すれば仕方ないこと。

午後は「三者面談」とでも言うか、ドクターと入所者と家族とで、私の今後の処遇について。老人のこれからなど、如何に生命を保ち、如何に死んでゆくか・・しかない。話した内容はとくに新しくないし、改めて我が病歴の多さにびっくりした。と、現在の話から命終の話へいくと、う~ん、何が原因でそこへたどり着くかで現実は違ってくる。きちんと考えておかなくちゃ。
普通に元気で居宅生活をしていたら、家族とそこまで突き詰めて話すことはないだろう。ドクターの話「老人は急変の頻度が高い」昨日は元気だったのに今日は風呂場で倒れる・・などということがあり得る訳で。そういう時に施設の訪問医がどう対処するか・・まで、話が及んだ。倒れても自分の意見を言えるかどうかは不明だから、「エンディングノート」に書いてあるようにしてちょうだい・・としか、言えない。意識なくなったらあーちゃんに任せます。

とにかく、1時間くらい、と言われたのに時間オーバーして疲れた。もう少し無口なドクターかと思っていたら、お喋り好き、というのも解った。

昨日から、同じ階の反対側の廊下の部屋に「隔離状態」の人が居る。また面会禁止のクラスターになるの?と思ったが、今日になっても正式のお達しはない。でも今までのクラスターの時に比べ「隔離」がゆるい。コロナではないのかも。あまり悪い方へ考えないようにしておこう。

気分転換の塗り絵作品。これ、簡単に出来た割には好きな絵です。


裸木の梢へ雲の突き刺さる  KUMI
コメント (4)
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