KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

猛暑襲来の空

2023年07月10日 | 俳句
天気 晴

蒙古襲来、をもじった訳ではないけれど、今日から明日明後日と猛暑になるのだという。
線状降水帯で家が滅茶滅茶になることを考えれば、猛暑くらいは避けられる・・おとなしく部屋に居ればいいだけのこと。
そろそろ、早いが梅雨明けになるのかもしれない。
上の写真は朝のもの、下は日暮れてからの埼玉方面。積乱雲のようだから、雷雲かもしれない。


一昨日だったか、認知症(アルツハイマー)の治療薬が米国で保険適用になったというニュース。日本とは制度は違うが、米国で承認されれば日本でも承認される例は多い。今からなら、私にはまだ間に合う・・治癒を目指す薬ではなく、認知機能が低下したら進行を遅らせることが出来る、というもの。でも、その検査には脳のPET検査が必要で、それが高額なので保険適用になるかどうか・・という話だった。PET検査は、私も2回ほど受けたことがある。脳ではなく、がんの全身への転移の有無だった。無論、がん患者だったので保険適用されたが、その3割負担でもかなりの高額だったのを覚えている。
やみくもに認知症だからハイ検査、とはいかないようだ。でも、検査の何十万かを自己負担すれば治療薬だけ健保適用になるなら、私はそれを選びたい。どうせ、長生きは出来ない病気持ち。認知症の進行が遅くなれば、他の病気で弱ってくれる間、迷惑のかけ方が違う。

金持は治療が出来て、貧乏人は無治療になる・・というのは日本の医療の目指すところではないけれど、認知症に限って言えば、許してほしい。認知症は周囲に大変な迷惑をかける。治療は自分のため、というより社会のため、と思えば「金持だから高い治療が出来ていいわね」とはならないのでは・・認知症は、本人よりも周囲の方が大変。本人も苦しんではいると思うけれど。
徘徊が始まったら、町中に迷惑かけるでしょ。警察に世話になる、って税金を使うこと。施設へ入ったって、同じ入所者が迷惑するでしょ。もう、迷惑かけられていますよ、私は。

と、そんなことを考えた。治療薬、私は、まだ間に合う。

雷鳴の近づく速さ去る速さ  KUMI (2017)
コメント (6)
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