KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

生きよヒナたち

2023年07月09日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

昨日今日はムカつく蒸し暑さ。今頃の公園では、今年もこんな涼し気な風景が見られるのかなあ・・と思いつつ、これは、ここへ入る1年前の写真。まだ、公園へカメラを持っていく元気があったのを不思議に思う。このヒナたち、育つのはせいぜい2.3羽。可哀そうだが、カラスや猫やカメに狙われる。これも自然淘汰なのだろう、産まれた10羽が全部育ったら、公園が鴨で溢れてしまう。


同じ年の、これは滅多に撮れないツバメの巣。


夫と最後の旅になった甲州の山奥の湯治湯で、民家の土間に作られていた。低い鴨居だったので撮ることの出来た貴重な写真だ。このあたりではもう、民家には巣作りは出来ない。昔ながらの建物ではないから、軒がなくて、ツバメの入り込む場所がない。それでもツバメは産まれた地に帰ってきて巣を作る、とか。
なので、私の知る市内のツバメ、この数年間のツバメの巣は、駅構内、建材会社の資材置き場の倉庫、雑居ビルの外階段の壁。この建材会社は、ツバメが巣を作ると、休日でも1階のシャッターを半分は開けていた。事務所が通りから見えるような会社だったので、ツバメのために盗難対策も大変だったに違いない。でも、ツバメも、建築資材の会社に巣作りとは・・考えたものだ。もっとも、巣作りの資材を提供してはくれないようだけれど。

で、このホームの屋上にも、どうもツバメの巣があるらしい。ラウンジの窓の外を頻繁に飛び交うツバメの数が増えてきて、中には小さな子ツバメがひらひらと。入居した年にどうもツバメが住んでいそうなので介護士に訊いてみたが、屋上は出たことがないので解らない、と。
前のマンションの屋上にもツバメは来ていて、一度改修工事をしたら減ったものの、次の年にはまた、半分くらいは戻ってきた。
夜、ベランダに産まれたばかりの子ツバメが落ちてきたことがある。ぴいぴい鳴くので何かと思ったら、まだ飛べないツバメの子だった。一晩部屋で預かり、朝になって段ボールに入れ、ベランダに出しておいたら、親ツバメが餌を持ってきて食べさせるので安堵した。羽をバタバタし始めていたので、その日のうちに飛べるようになって親が連れていったらしい。一日中「監視」していた訳ではないので知らぬうちに居なくなっていた。でも親ツバメも来なくなったから巣へ戻ったのだろう。地上へ落ちたらそれこそカラスや猫に狙われ

さて、私も面倒でも、新しい出発の結社誌へ参加するよいう目標が一つ出来た。もう少し生きなくては。

子燕のふるさとはこの駅の中  KUMI (2016年)

コメント (4)
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