天 晴
上の朝の空はまだ青空も見えていたが、雲がどんどん増えていき、これを雲行き怪しい・・と言うのかな、と不安になるような空と体調。
昨日から微熱が続いていて、喉も痛くなったのに看護師に訴えてもあまりゆっくり話を聞いてくれない。感染者が相次いでいて、忙しいのだ。階の移動は禁止なので、事務所へ行く訳にはいかず、倒れそうでもないのに緊急呼び出しボタンを押すわけにもいかず・・事務所が開いた時間に事務室へ電話した。
「コロナの抗原検査してください!、昨日から熱が下がらず今朝は喉が痛くて」
同じ階の廊下の反対側の部屋に2人の感染者。一人は100歳の元気な男性。私は好きな人なのだが、耳が遠くて話はあまり出来ない。酸素吸入を常時している方なので感染しやすかった?もう一人は私の部屋と廊下の向かい。認知症のその彼女から移ったのだと思う。食堂へは車椅子で行くものの、掴り立ちの出来る人なので「部屋に居てくださいね」と言われても、介護士を探して廊下へ出てきてしまう。「ボタンを押せば来ますよ」と教えているのだが、それを覚えられないのだ。同じ空間を共有しているので、自室内でもマスクしない限り、全てを防ぐのは無理、と思った。
入所者の中でも、神経使って感染防止に努めていたのに・・と思ってしまったらどうにもならない。ただ、今までの努力がばかみたい・・とは思う。予防策が足りなかった、などと嘆いても今さら間に合わないので受け入れて、ブログに書いた方が世のため、人のため。
教訓・・予防したって来るものは来る。
ともかく、熱は昨日から37.5℃、喉は痛いけれど水を呑み込めないほどではない。ただ、とっても怠い。ちょうど免疫療法の副作用がまだ続く時期なので、どちらなのか解らなかった。明日、もっとかったるさがひどくなったら、コロナのせいなのだろう。免疫力ゼロなので、ウィルスには入り易かったのだろう。
薬も夕食後に間に合うようすぐに届いた。TVで見たことのある薬、いよいよ本物の患者になった気分。一度に4個はキツい。1個づつ飲まないと少し腫れている喉へひっかかりそう。
呑気にブログを書く元気はまだあるけれど・・明日はどうなるのかしらん?
春に来たばかりの若い常勤看護師が言うには「皆さん、きちんとワクチンを打ってるから、症状が軽いみたいよ」と言っていた。信じよう。
武蔵野へ海の匂ひの野分雲 KUMI(2012年)