KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

療養4日目・5時に起こさないで!

2023年08月29日 | 俳句
天気 晴 35℃

15年以上前の写真なのに、よく撮れている。懐かしい、若い知人に譲られたデジタル一眼。カメラ名人で、向島に住んでいたので百花園吟行で会うこともあった。ここへ来てからはご無沙汰のままだ。ふと、思い出してしまった。過去ばかり書くようになったら私にはブログもお終いかも。

桔梗の咲く庭園は、向島百花園。萩は有名だが、萩のトンネルはまだ先のこと。でも8月末には早咲きの花は咲いている。でも、同じ時期にここで秋の七草全部を見るのは難しいかも。
  萩桔梗薄撫子おみなえし葛藤袴・秋の七草
と、子供のころに母から教わった。母は、落ちぶれ商家に生まれ母親とは早く死別したものの、母を育ててくれた祖母が元御家人の娘?教養があったようだ。おかげで、私も百人一首は全首覚えている。

あちこちの写真を探せば、七草全部が揃うのかも。同じ日に撮ったもの。

さて、コロナの症状は大分良くなったものの、未明に咳き込んだら止まらなくなった。昼間は喉が少し痛いだけだったのに・・トローチで何とか治まった。
でもすっかり目が覚めてしまい、あ、始発電車?もうそんな時間・・と思ったら終電の音だったようで、時計は深夜1時過ぎ。それから悶々と眠れず、麦茶を飲んだり、眠るための運動したり・・暫く起き上がってストレッチ。目眩がするので椅子の背に掴って片足運動・・夜中にすることじゃないでしょ。でも、昼間はする気分になれなかったし。

と少し疲れて横になったら眠れた。でも眠ってすぐに起こされた・・「検温しますよ」と女性介護士の声。
「え?もう6時頃?」「はい。体温と血圧と・・」青い防護ガウンにゴーグルでは、誰だ解らない。夜勤の人はベテラン職員だし、知らない人は居ないのに。普段なら私は自分で検温も血圧も酸素飽和度も自分で測るけれど、感染したので今朝だけ特別扱いなの?
終って彼女に「灯り、消します?」と言われたがもう6時なら起きる時間に近い、「このままでいいですよ」と言って、彼女が出ていってからカーテン開けようと起き上がり時計を覗いたら‥嘘、まだ5時10分じゃないの~ 彼女の言った時間よりも1時間も早い。騙された~ というか、騙したつもりはないにしても、5時に起こされたことなんか、入所以来初めてのことだ。私は眠たくなるギリギリまで起きていて、今は11時近くにベッドへ入る。そのまますぐ眠り、5時半に目が覚めることがあれば(滅多にないけれど)起きる。でなければ、6時頃の誰かの足音か、6時15分の目覚ましで起きる。
だから普段ならぐっすり7時間の睡眠。冬にはトイレへ起きることもあるけれど。
配膳の時以外、介護士は誰も来ないので文句を言えない。夜勤は職員しか付かないことになっているので、誰かの夏休みの代替で本社からの派遣に人?
私はいつも6時前に起きたことなんかないのは、皆、知っていること。
結局、それきり眠れなくなった。

無論、文句言いましたよ。それも部屋を出られないので直接言う方法はなく、スマホで事務所へ電話して。他にも用があったからいいけれど、何だか、感染してからの扱いがこんなにちぐはぐとは思わなかった。介護士は、やはり本社から来た新しい人だという。まだ紹介もされていない。食堂に皆の集まる機会がないから?

部屋から出られない人たち、文句のある時はどうしているのだろう?大抵の人は認知症だから文句は言わないのだろう。その代りにあれこれと大変そう・・
「Hさん、コロナなのよ、外へ出ないで。人にうつるから・・」と、前の部屋の彼女へ今日も介護士の何回もの注意の大声が。もう、私にうつってるわよ、と叫びたい。
おとなしいHさんは「あら、そうなんですか、でもゴミを捨てなくては」「部屋に溜めておいていいのよ、私が片付けるから」このやりとり、毎日何回も繰り返している。
私が入所した頃は、認知症もなく、耳もさほど遠くなくて良い話相手だったのに・・明日は我が身、かも。

疑問符の目立つメールや虫の夜  KUMI (2018年)
コメント (4)
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