KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

終戦日?敗戦日?終戦忌

2023年08月15日 | 俳句
天気 降ったり止んだり

一年でいちばん嫌いな日、台風が紀伊半島へ上陸してこちらはとばっちりの雲が来ているだけではあるけれど体調は悪いまま。
千日紅に止まった、ボロボロのシジミ蝶。10年近く前の写真だが多分、いつもの公園だと思う。

今日は義弟の忌日ではあるけれど、その前に日本が戦争の終焉を宣言した日だ。あの、天皇の放送を実際に聞いた人はどんどん減っていく。あの声を、何も解らずに聞いた、私は貴重なその一人。
さて、「終戦日」と普通に言うけれど、「いや、敗戦日、と言うべきだ」と主張する人も。私は「終戦忌」がいちばんふさわしいと思うようになった。兵士は無論のこと、全国各地で空襲により亡くなった民間人など被爆地も含め、戦争犠牲者は100万を越えているとも言う。平和は、そんな人間の犠牲の上に成り立っているのだから。今日は、そうした方たち全てに祷りを捧げる忌日。お隣の国では祝日になっているというが。

慰霊碑のうしろの昏さ敗戦日  KUMI (2016年)

※散歩道の途中の、神社の裏に「慰霊碑」と書かれた3mはあろうかという大きな石碑がある。あまり興味を持っていなかったが、ある年、裏を見たら、戦死された地元の人たち(昔は村→町だった。今は市)の名が刻まれていた。以後、通るときは一礼するようになった。
コメント (6)
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