雪害

天気　晴

風もなく久しぶりに日差しを暖かく感じた。風がないので地上の雪が水蒸気になり、日没が写真のように綺麗な夕焼けに。
その太陽の沈む山の向こうの山梨県、雪で県ごと孤立状態になっている。東京からのJRも中央道も国道20号（甲州街道）も通れなくなり、名古屋方面からの道も難しいらしい。甲府盆地はあまり雪が降らないのに、甲府市ですら1ｍも積もったという。まして山の方は・・
3泊も車の中、という人も居たという。山梨に隣接する奥多摩や秩父でも、孤立する地域がまだまだある。
関東は雪に弱い、などと雪国の人は言うかもしれないが、14日に降った雪は、新潟の豪雪地帯でも滅多にないくらいの一日の降雪量だったという。異常気象、まさに自然災害だ。
いつも遊びに行っている土地の、雪の埋もれた風景をＴＶで見て、ただただ唖然。

わが家の前もまだこんな状態だ。

雪害は、こちらにもちょっぴり。
スーパーへ行ったら、空いている棚が目立った。欲しいと思うものが買えなかった。野菜が高騰しているようだ。が、幸いなことにこのあたりは野菜の産地でもあるので、地元のものを売る店やスーパーにも地元野菜のコーナーがある。
でも、今週また、雪の予報。もういい加減にしてください、と言いたいが・・天には通じないだろう。

背を丸め重たき春の雪を搔く　　KUMI

月例会・東京文化会館

天気　晴

結社の東京例会、今月は珍しく上野になった。さすがに、参加者も10人くらい少なかった。

朝、久しぶりに青空が広がって、わが家から見える奥多摩の山の雪形が白鳥のように見えた。


富士山も、久しぶりだ。風が強いので新雪が地吹雪になっているらしく、すっきり見えなかった。


電車が都心に近付くにつれて雪は少なくなり、上野の駅前は雪かきをした雪の塊りはあったものの、あまり雪らしきものがない。我が家の方とは大違い。雪のない風景は久しぶりに見た。もっとも、上野公園の方へ行くとまた違ったかもしれないが。

神田から山手線に乗ったら、足元が雪対策をしていない普通のおしゃれな靴の女性が多くなった。あら～東京でもこんなに差が？我が家の方はそんな靴では歩けませんよ・・何だか、雪国からのお上りさんの気分になってしまった。
ということで、今日句会に出す句、家から用意した5句のうちの1句を、電車の中で作った即興の句に差し替えてみた。
その句が、主宰の特選のひとつに入った。

雪靴の重し山の手線に乗り　　KUMI

雪ごもり

天気　雨のち曇

朝、雨が降っていたのでかなり雪も融けるかと思ったら・・とんでもない量の雪に囲まれてしいた。
家の（マンションの）裏の駐車場は上の写真のとおり。わが家の車も雪に埋もれた。雪国に行ったときには経験しているけれど・・

雨もあまり降り込まないベランダは、またもや雪だらけになってしまい、シクラメンが雪に埋もれていた。昨日の昼間は静かに降っていた雪も、夜には風が出たのだ。


クロッカスの鉢はすっぽりと綿帽子。


雨が上がった外の風景。

雪が水っぽくて足元はぐちゃぐちゃなので、雪靴では用を足さない。長靴を履かないと外へは出られない。長靴は雪では滑りやすい・・ということで、とくに必要もないので外出しない一日になった。
交通機関もあちこち止まっているし、今日の句会も中止になった。
雪国によく行くので雪には慣れていても、東京のこんな雪、本当に初めての経験だ。

静けさを雪解雫の音ばかり　　KUMI

雪国になった？

天気　雪

1週間経たないうちにまた大雪。今日の雪は先週と違い水っぽくて、枯れ枝にくっついて町じゅうに雪の華を作った。積もったままの雪に雪・・ここは東京郊外、雪国ではないのに。
昼過ぎ、家の前もまだこの程度だった。暗くなってからはもう、闇が真っ白。

年金支給日。この日に行けば花の鉢が貰えるので、他にもちょっと買い物もあって駅前まで。スーパーには結構買い物の人が多かった。何だか雪国のように足元も服装も完全防備の人が増えて、多摩の人たちも大分雪慣れしてきたようだ。
これから風が出て雨に変る、という予報だが、相変わらずの寒さ、雨が降るとは思えない。

傘を閉づ春の雪とは重きもの　　KUMI

春寒し

天気　曇

立春を過ぎてから真冬本番になってしまった。
去年の今頃は昭和記念公園へ節分草を見にいったのに、今年は雪の中かもしれない。その雪がまた、明日から降るという。ひと冬に一度降れば十分だ。

昨日から、また少し腰痛が出てしまった。今日は楽しみにしているた極拳の日なのにお休みした。運動不足極まれり、になってしまいそうだ。足が良くなれば腰痛が出る、頸椎が痛む・・何だかモグラ叩きのように故障が続いて、調子良くなったら腰痛予防体操を始めようと思ってもなかなか取り掛かれない。
家に居たので、今までの写真をピックアップしてこんなものを作ってみた。

デジブック 『四季・ 昭和記念公園』


街角の残雪蹴つて登校す　　KUMI