KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

久しぶり・回転寿司

2021年07月19日 | 俳句
天気 晴 

写真は、線路の土手の上に植えられたフウセン葛。青々と涼し気な一画になっている。
病院の検査であちこちに支障が出てしまったが、その一つ、一昨日から右眼がチクチクしたり痛痒かったり、ぼやけたり・・眼科には前回、財布を忘れて治療費未払い、という状況のままなのでその支払いがてら朝一番で診察に。喉のイガイガは治らないし、目はチクチクするし・・と、病院の検査ではちっとも良いことがなかった。
目の方はドライアイだった。結局、エアコンの効き過ぎの部屋で目が乾き過ぎたことと、入院中、まったく点眼をしなかったのが原因らしい。踏んだり蹴ったり。
昨夜も今朝も、今まで咳き込んだりしたことがないのに喉の調子がおかしくて、小さな咳が止まらなくて熟睡出来なかった。で、今日は楽しみにしていた、友人のわが部屋への訪問の日。

入所以後、初めての訪問客だ。引っ越しを手伝ってくれたのだが、それは例外の入室で、今年になってからはことに緊急事態宣言もあって一切の人の出入りは禁止されてきた。やっと、こちらも向こうもワクチンの効果を得ることが出来たので「実現」した。
車で来てくれたので、片付けきれていなかった衣類など、狭いスペースに合う衣装ケースや小物ケースをホームセンターへ買いに行った。久々に広い店を歩くのも眩しい。
帰路、これも久々に、以前の住まいのそばの回転寿司屋へ。


たくさん食べておこう、と思いつつ、いつもの「老人食の量」に慣れて胃が小さくなっているのか、あまり入らなかった。でも、ホームでは絶対に食べられない鮪のトロや鯵など、美味しかった。う~ん、今度は暇なとき一人でも来てみようかな。

部屋への入室は、ホームの決まりでは30分以内。ゆっくりは出来ないので、衣類など片付けるのが精一杯。とにかく動くのがとてもしんどくなった私には、少しだけ若い健康な友人夫婦は有難い。そして、先日病院へ送ってもらった近所の友人もまた、貴重な力になってくれて・・本当に、感謝感謝の日々だ。

シャッターの閉じたる店の片かげり  KUMI
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やっぱり、のオリンピック

2021年07月18日 | 料理
天気 晴 
仏壇の供花を、入院中に暑い部屋で2日以上もほっておいたら枯れるのは解っているので、捨てていった。さて今日は買わなくちゃ、と暑さの来る前に買い物へ。
地元野菜の店は10時半に開店。朝切った花がたくさんバケツに入っていた。しめしめ、花束は選び放題。税込み420円、といつもより30円高い・・といってもお安いもの。
花屋のスプレー菊やリンドウの仏花用の花束は高いし、これに較べると何だかお粗末に見える。
供花といえども、楽しむのは私なのだから。
アザミの一種らしいとげとげの花、大きすぎたので小さく枝分けしたら、切りすぎてしまった。

東京の、こちらからは遠い所でオリンピックの関係者が集まったり、競技をしたり、らしいけれど・・何だか不穏なことが毎日起きているようだ。なるべく見ないようにはしていても・・IOCの会長が広島を訪れたとか「出来れば観客を入れて欲しい」とか、勝手ばかり言うのがどこからか私にも洩れてしまう。
選手村からもコロナ感染者が出ているという。色々なことが素人の私の考えた最悪の予測通りになっていく。
最悪の事態を考えて最善を尽くす・・って、どんな仕事でもそれが基本ではないの? ましてや人の命に関わることならば・・素人だってそう考えるのが普通。

余計なことを考える余裕は私にはない。
梅雨が明けて、朝晩は富士山が見えるようになった。写真は、数年前に撮った以前のマンションからの夏富士。ちなみに夕焼けは夏の季語。


昨日の朝、病院から見える筈・・と目を覚ました時に思った。白内障で2泊した時が8階の西側の部屋で、とっても綺麗な夕焼けの富士山を見ることが出来たのだ。残念だったのは、片目眼帯ですっきり、とはいかなかったこと。
昨日は、無念、富士山の見える西側は閉鎖されている。最上階の半分の病棟、多分、コロナ患者が増えた時の対策なのだろう。今、コロナ病棟は別棟の古い施設を改装した独立の病棟になっているけれど・・きっと、重症ではない患者が増えたら、こちらに回ってくる?
などと考えてしまったが、どうもそんな気がする。看護師に訊いても答えないだろう。ともかく、すっきりと綺麗な夏の遠富士を見損なった。

梅雨明けや富士藍色に暮れ残り  KUMI
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検査の敵は冷房だった

2021年07月17日 | 病気のこと
天気 晴 梅雨明け
14日にコメントを頂きました皆様、ご返事が出来なくてすみません。短期入院ながら色々多忙で余裕がありませんでした。

上の写真は二泊三日の検査入院を終えて、退院の今朝の空。梅雨が明けた・・と言うのが実感できる10階からの空。低い屋根の連なりは東芝の工場。

入院した日の東の空は・・梅雨明け間近を思わせる入道雲だった。


さて、あまり楽ではない二日がかりの検査色々。楽しい検査なんてそうそうないけれど・・今回の検査の「敵」は、冷房の効き過ぎだった。
一昨年の真夏も、6年前の真夏も、短期だが入院している。6年前はペースメーカー植え込み、一昨年は白内障手術。
でも、こんなに寒い、と思った覚えがない。やはり体力が低下したせい?トシをとると暑さ寒さには鈍感になる、なんて嘘だ。最初の夜は、寒くて眠れなかった。看護師さんにもう一枚毛布を持ってきてもらえば良いものをそれも頼み損ない・・またもや鼻風邪気味に。
そして、昨日の気管支内視鏡の検査は・・上着は検査着に着替える。病院によくある浴衣式の、胸元を紐でくくるもの。ウルトラ痩せの私にはブカブカで、風通しの良いことこの上なし。
おまけに、検査待ちの部屋の冷房の寒いこと寒いこと・・時計がないので解らなかったが、冷蔵庫のような所で20分くらいは待たされたかもしれない。器械の方が患者よりも大事?それとも、私みたいに寒がる患者は他に居ないのだろうか・・麻酔の点滴をしている左腕が凍ったように冷えてきた。

寝かされてからは30分くらい、ほぼ意識なし。目が覚めたら体の半分が凍り付いたようになってしまい指が動きそうもないので、脳梗塞を起こしてしまったかと思った。終わりましたよ、と言われても麻酔のせいで声が出ない。声を振り絞って「寒い、寒い」と叫んでみる。ひざ掛け毛布くらい持ってきてくれるかと思ったが・・
病棟の看護師が迎えに来るまでの数分が、とても長くて、車椅子に乗った膝がガタガタ震えてきた。
「大丈夫ですか。早く暖かい所へ行きましょう」と看護師。
部屋へ着くまでも「寒い寒い」を繰り返していた。「歯の根が合わない」とはこのことか・・ベッドで布団を体に巻き付けて、やっと暖たまってきた。

でもそれからが大変。前夜9時から飲食禁止だったので、とりあえず水分を・・と水を飲もうとしたが胃が受付けない。?何で? 同意書の麻酔の副作用に吐き気、なんてあった? 発熱はあったけれど・・。ともかく水分も何も入らないまま日が暮れてしまった。「滅多にない副作用ですけど、麻酔が切れれば回復すると思いますよ」とドクター。どうしても今の症状が続くようなら入院継続も出来る・・と言われたって、もう寒いから明日は帰りたい・・
幸い、今日は元に戻った。ドクターの言うとおりだった。

病院を出て、しばらくバス停のベンチで日差しを浴びて冷たくなった体を「解凍」してからタクシー乗り場へ。気持の良い真夏日の暑さだった。

東京を睥睨したる雲の峰  KUMI
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やっぱり始まるオリンピック

2021年07月14日 | 俳句
天気 晴のち曇一時雷雨
こんな東京郊外にも五輪マークのフラッグやらペナント、何だか寂しく下がっている。隣の立川市にどこかのチームが事前合宿に来ていて、その受け入れホテルの従業員が事前の検査で何人か、コロナ感染していると解った。検査しなければ解らなかった訳で。最近、このあたりも感染者が増えている。小さなわが市でも毎日数人の感染確認が。地方の小さな県の感染者を越えている。

色々書きたいこともあるが、疲れるだけなのでやめておく。
今日も、昨日と同じように午後になると雨雲と雷鳴が。雨は少し降っただけだった。どこへも行かず、入院準備。


明日から、検査入院します。検査内容とか結果はここには全てを書かないと思いますが、病院で退屈したらスマホから書きます。多分、退屈する気持の余裕はないかも・・

雷鳴に空見る励まされたくて  KUMI
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認知能力の危険信号

2021年07月13日 | 俳句
天気 晴のち曇のち一時雨

写真は、病院の正面ロビーを外から。まだヤブカンゾウがたくさん咲いていた。
今日は検査入院前のPCR検査の日、唾液を自分で指定の容器に入れて持参で良い、というのでそれに従い、病院へ。本当はもう少し早い時刻に行く筈が、大谷クンのホームラン競争を見たくて予定時刻を30分も過ぎてしまった。途中までしか見ないで飛び出してバスに乗り・・
入院の日の明後日に結果は判明するらしい。陽性だったら、予定の病棟ではなく別棟のコロナ病棟へ行く?・・まさか。

ということで診察も病院内での検査もないので、検体の容器を検査窓口に提出。そこで診察券と保険証を提示するように事前説明を受けていた。ハイ今出します、と診察券を財布から出し、保険証をいつものところから出・・出そうと思ったら、ない!!
保険証を入れている透明のケースには診察予約票しか入っていない。
あっ、そうだった、先週、訪問診療のドクターが来る日、月が変わったので一応保険証確認、とか言われ・・別のバッグに入れたままだ。
「すみません、保険証、忘れました~~」
病院へ忘れたのは初めて。でも、先月末に来たばかりだし明後日入院するのだし、その時で良くない? 今日は診察はないのだし。
・・無理でした、大病院では町医者みたいには許されません。何十回も通院し、入院してるお得意様なのに。などと温情かけたら、公営の病院の医療費踏み倒しは増えるばかりですよねえ・・先月までは資格あっても今月から健保資格喪失、なんて人も居る訳で。救急で来た人は保険証持たないからと診療を断れないのだし。
こんな書類を書かされた。初めての経験。


ちなみに、PCR検査費用、10割だと19900円もすると知った。

今月初めの眼科通院では財布を忘れ、今回は保険証を忘れ、その他色々、最近は忘れるモノやコトガラが増えてきた。
毎日食事を一緒のテーブルで摂る95歳のお姉さまが、急に認知症の症状が増えて、気になっている。これって、もしかしたら感染ることがあるのかも?何しろ彼女の部屋の廊下、並びの4部屋が高度の認知症だ。私はその部屋からラウンジを挟んでいるので離れてはいるけれど。

そんなドジで30分も余計な時間をとってしまった。本当は今日の昼食はバスで駅まで戻ってから、以前に一度行ったことのある駅の反対側のカフェのランチに行ってみるつもりだった。でも、自分にがっかりしたのと疲れてしまったのとで、いつもの院内のカフェで・・


今の食事では絶対に出ないレタスと生ハムとパストラミ。久しぶりにレタスをバリバリと食べて少し元気を取り戻した。
大ドジが二度続くと、自分のしていることにだんだん自信がなくなってくる。

急かさるるやうに日暮のはたた神   KUMI
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