天気 一時雨のち晴35℃
写真は、どこかで撮った空蝉。以前の家の周りは蝉が多かったので、そのあたりだったかも。
衰えない猛暑、北海道の方が東京よりも気温が高い、って、慣れない人たちには気の毒だ。もっとも、禁足の身には猛暑も関係なし。
また患者二人増えて三度目の館内クラスターになってしまい、外出禁止面会禁止。いつまで続く隔離生活・・でも、去年・一昨年のように長期間にはならない筈だ。と思っているけれど、また別の人へ飛び火すると終わらない。となれば感染媒体は職員になってしまう。今回、他の階の2人のことが全然わからないのだが、介護士に「マスク常用している人の効果はあったのかしら」と聞いてみたら・・新しく感染した人の一人は、マスクを常用していた、というのでショック。以前と同じくマスクをしている人は私を含め、10人居るかどうか・・。
介護士の話では、マスクしていても関係ないかも・・と。誰なのか解らないと何とも言えないが、私と同じく真面目に感染防止していた人だったらショックは大きい。ただ、私より神経質になっていた、いつも向かい合って食事をするOさんではない、と聞いて少しほっとしたけれど・・明日は我が身、という思いは変わらない。
朝、食堂へ行く時間にラウンジのゴミ箱へゴミを捨てに出たら、Sさんがエレベーターから下りてきた。100歳近いが、手押し車があれば歩ける人。
「食堂、今日はやってないのね」と私に言う。
「今日も部屋へ運んでくれるから、部屋で待っていれば大丈夫ですよ」
「そうなのね、知らなかったわ」
いえいえ、夕食の時に明日も、と言われていましたよ。と言っても無駄なので黙っていた。何だか気の毒。昼食時間になったら又、食堂へ行こうとするかもしれない。
ちょうど7時になり、食堂へ皆が行く時間だ。すかさず、大音響の館内放送が「・・ご自分の部屋でお待ちください」
その大きさの音でも「小さくて聞こえなかった」という人が居るのだそうだ。私は鼓膜が破れそう。
頑張れと言ふは易しよ花カンナ KUMI (2019年)