KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

日脚伸ぶ・・でも歩行が・・

2024年01月25日 | 俳句
天気 晴

一昨日の「日の出直後の北の空。地平線の方に雲らしき影のあるのは、平野の外れの北関東の雪雲かもしれない。

一昨日は半日ネットでの句会、昨日は午前中から病院で、夜には疲れが出てしまいブログはいいや・・と。パソコンでは、楽しめないことはしない。なので、パソコンでYouTubeの音楽なぞ聞き始めるとブログを書けなくなる。スマホで聴きながら・・はスマホの電池が減る。
呑気なことを言っている場合ではない。実は昨日の通院の帰路、右足の親指がひどく痛くなって歩行困難の一歩手前になってしまった。病院では何とか我慢が出来たのに・・免疫療法の点滴の間は靴を脱いで長椅子に横たわっているので足には関係ない。でも、何しろ痛かった。昨日はあーちゃんが付き添ってくれたので何とか歩いて帰宅出来たものの・・靴を脱いだらほっとした。
で、よく観察してみると、皸(あかぎれ)になっていた部分の皮膚がただれて、炎症を起こしていて、それが靴の中できゅうきゅうになって痛むのだ。ドクターに見せるため写真は撮ったけれど掲載はやめた。人に見せるのはねえ・・という症状だ。
無論、塗り薬を使っているし血流の良くなる薬も飲んでいるし・・
点滴のあとの目眩と、その血流を良くする薬の副作用の頭痛とで、病院へ行けば行くほど傷みが増えるような。
点滴の効果で、有難いことにがんはおとなしくしてくれている。でも免疫力は下がるから膠原病の症状も顕著になってくるのかも? 生きるためには仕方がないのか。大雪と闘う被災地の人たちに較べれば、ぬくぬくと温まりながらあっちが痛い、こっちが故障、なんて贅沢言ってるのですよ。
・・などと考えながらベッドに入ったら、そのまま熟睡7時間。足の指が痛んで目覚めたら、え?もう朝6時?

ネット句会は、第4月曜、と決めていたが、句友の都合で3月までは不定期になって一昨日の火曜日に。13時に一人5個の題を出し合うので合計で15個。15句を16時に出句して、選は夜までにボチボチと。
2時間で15句は、錆びついてきた私の頭では相当にキツイけれど、何とかなるものです。厳密には16時の締切に間に合わせるには、ラインに句を打ちこむ時間も計算に入れなければならず。一昨日は時間がなくて、打ちこみながら推敲していた。今、右手は人差し指が傷んでいて使えないし。
満身創痍で作った句の中から、題は「立」・・珍しく?バババカ俳句。

立つた歩いた早や入学を待つ子なり  KUMI
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冬籠り

2024年01月22日 | 俳句
天気 晴のち曇

本格的な寒波がやってくるという。関東平野の南のこのあたりは、ひたすら寒い風が吹くだけと思うけれど・・日本海側は、雪が写真のごとくに降り積もりそうだ。
雪国の写真はたくさん撮ったが、案外と雪の積もった木々は撮っていない。なぜなら、上の写真のような光景のときは降雪最中で、そんなときに水に弱い「高価な」デジタル一眼を出してまで撮るつもりになれない。写真は、雪の止んだ合間に撮ったのかもしれない。今なら濡れても良いスマホで簡単に撮れると思う。木の枝に張り付いている雪は、天気回復すればすぐに落ちてしまう。
ちなみに、モノクロ写真ではありません。



我が家の車ではないが、普通の雪でも一晩で車は埋まる。地元の人は車や家の雪かきを「雪堀り」と言うことがあるらしい。実際、大雪のときに、車がどこにあるのか解らなくなったことが・・となると雪堀りの表現がわかる。「堀り」が「放り」の表現の所もあるとか。
我々の言う「雪掻き」は豪雪地帯では意味がないようだ。

「冬籠り」という季語があって、一茶や芭蕉の時代の句がたくさん歳時記にも載っている。江戸時代の、雪国ではまさに雪に身動きとれずに籠るほかなかったと思う。

  今はなき人とふたりの冬ごもり  久保田万太郎

などという寂しい冬籠りではないけれど、先週の通院後、足の指が痛くて全く靴を履く気になれず、私も冬ごもり気分だ。大寒波は明日?でも、明後日は通院日だし、籠ってばかりも居られない。

底冷えのホーム発車の笛響き  KUMI 
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雨の大寒

2024年01月20日 | お散歩写真
天気 曇のち雨

昨日あたりは雪の予報もあったが、雪になるのは北関東までのようだ。でも、ちょっと低気圧と気温がずれると東京まで雪になる天気図。
写真は、都立庭園の蠟梅だと思う。10年以上前のファイルにあった。大寒の今頃はもう咲き始めているかも。

末梢血管を拡げる、という薬が昨日届き(薬局も訪問医と同じ)さっそく朝食後の一粒。頭痛が起きるかも、と言われていたがそれよりも、昼近くなったら睡魔が襲った。天気が天気なのでいつもの気象病のかったるさかと思いたかったが、どうも違う。薬の副作用だったら厭な気分。昼食は、半分眠ったままで食べていたような・・
よく朝食時に食堂へ来ても眠ってしまい「起きてください、ご飯ですよ」と配膳の介護士に起こされている人がある。料理を前にして、よくまあ眠る気分になれる・・と思って見ていたが、あの気持、今日は解った。食いしん坊の私でも、今日は食べるよりも眠気が勝ちそうだった・・認知症が近付いてくるような。
頭痛の方は夕方になってから感じ始めた。何ごとも我慢我慢。それよりも、足の親指の痛みがちっとも良くならない。看護師は「皮膚科へ行った方が・・」と言うけれど、今さら近所の皮膚科へ行って長々と病気の説明をして塗り薬を貰っても、今と同じ気がする。膠原病のドクターに貰った塗り薬はあるし。皮膚科へ行くだけでも靴を履いて歩いたら痛む。もういいや、なるようにしかならない。来月の診察日まで我慢して治らなかったら、また主治医に相談しよう。
あまりにも病気の数と症状が多すぎて、自分でも笑ってしまう。それでも歩けるからまだマシか・・と思う。逆に、歩ければ元気な人、と思われて困ることも。エレベーターで「お元気でいいわね」とヨロヨロ杖をついている人に羨ましがられて。どんなに体調悪くても転倒防止のストレッチはしているのですよ、と言いたい気持を抑えて黙っている。

ともあれ、気分だけでも元気を出して明日を頑張ろう。

大寒の雨や濡れゆく異国人  KUMI
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始まり、かも・・

2024年01月19日 | 俳句
天気 晴

写真は、閉じ込められた氷の中の熱帯魚・・ではなく、すべて手作りのガラス製。群馬・月夜野のガラス工房前の川にかかる橋の欄干に並ぶ擬宝珠が、みなこの作品になっていて見事だった。10年前のスキーの帰路に寄ったときの写真。



昨日の午後は、膠原病の診察だった。去年11月の診察で、寒くなってどのくらい強皮症の症状が出るか診たいので、と寒中を診察日にしたもの。ドクターの11月の予想的中で、前の冬はこんなにひどくなかったのに・・という具合に、一昨日のブログのような状態。的中した、なんて当たり前、膠原病の専門医なのだから。でも私の周りには同じような患者は居ないし、介護士も良く知らない人ばかり。

末梢の血管の細いことと血の巡りの悪いことは若い頃からのことだ。採血の時には20代から看護師泣かせだった。若い頃は職場で献血を定期的にやっていて、その時も「血液の勢いはとても良いのですがともかく血管が細いですね」と言われたことも一度や二度ではない。
その血管を拡げる薬を飲むことになった。膠原病の肺高血圧症対応の薬。人によって副作用が強いことがあるので最初は二日に1粒、効果の様子を見るために3週間後に診察・・という。いよいよ、膠原病の始まりと思った。
今、肺は膠原病の症状は出ていない。でも心臓は検査にはさほどの急ぐ症状悪化はないが確実に弱っている。と、自分で解る。やっぱり、膠原病ってジワジワとくるものなのかな?八代亜紀さんのように急激な変化は珍しいのかも。
生きている、生かされている・・まだまだ生きよ、ということなのだろう。

昨日の午前中は、親しい友人の息子が午後の用事で休暇を取ったので、と、余った午前の時間に寄ってくれた。短時間しかないけれどさっそく、パソコンの、訳わからないことを見てもらう。何だか、壊れそうなこのパソコン、毎日ヒヤヒヤしながら使っている。買い替えたあとで夫の病気やら自分の病気やらで、ゆっくりと使い方を覚えないうちに年数ばかりが経ってしまった。それに、ここへ入る3年前には肺がんであと2年くらいしか正常な能(脳の)力は保てない、と言われた。心臓が悪くて手術が出来ないのだ。
で、パソコンを必要とするのはあと2年くらい・・と思っていたら・・あらま、3年経っても私の脳は壊れなくて(一応認知症テスト済)パソコンの方が怪しくなってきた。今の医療の進化恐るべし。そういえば、「余命1年」と言われて5年経っても生きている、とかいうような話をよく聞く。薬が進化したのだ。免疫療法は治癒はしないけれど(私のタイプのがんは)進行を遅らせることが出来る。楽な治療ではないけれど。
それにしても・・病気だらけで、よくまあ生きていること。
動きのとれない、ガラス玉の中の魚のような毎日ではあっても、生きているだけで価値があるのかな?

わが窓を過(よ)ぎつて寒雀一団  KUMI
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指先トラブル続き

2024年01月17日 | 俳句
天気 晴

写真は今日の朝焼け。

以前、右手中指がヒョウ疽になり大変だったことはここによく書いていた。それが何とか去年いっぱいでほぼ治った・・と思ったら、隣の人差し指の皹(ひび)が治らず、左の中指まで同じように治らなくなり、おまけに足の指が・・

すべて、血流の悪さからくる膠原病の強皮症の症状のようだ。明日、膠原病の主治医の診察があるので、それまで悪化したくない、と思っていたのに、左足の親指はほぼ素人には扱いかねる状態になってしまった。看護師に見てもらったが「大変よ、これは皮膚科へ行く段階」と。ともかく、明日の診察を待とう。
血流よくするために運動やらマッサージやら色々と努力はしているのにねえ。

ということで、右手の指がまた1本不自由となり、でも使えない訳ではないけれど包帯を巻いているので使いにくい。でも、中指を全く使えない時の方が大変だった気がする。今は右手で箸は持てる。中指が使えないとほぼ箸は操作出来ないのだ。今は左手の人差し指も痛むので、去年のように「右がダメなら左があるさ」とはいかない。
膠原病も強皮症も人によって色々と違うようだから、ネットで調べ過ぎるのも・・と思い、「頑張れ、頑張れ」と自分に言い聞かせるだけ。

輪島市で被災した中学生たちが、県内の他市へ集団疎開するというニュースを見た。これから高校受験もあるし、彼らにとっては人生で初めての重大な挑戦の時期。なのに、あの地震の被災・・彼らを思えば私の手足の末端の障害は、たいしたことではない。もう人生さんざん生きたバアサンだから。若い彼らにこそ、頑張れ!と声を掛けたい。

昨日のネット句会の題に「白」があった。なぜか、私は「余白」という字に拘ってしまい「息白し」という季語をすっかり忘れていた。外出しないので、息の白さも今は体感出来ない・・ということだ。「季語は足で捜せ」と言うし。

増えてきし日記の余白寒に入る  KUMI
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