八坂地区は掛川市役所の東北東約7kmのところ、掛川市の東端に当ります
県道415号線を東へ、国道1号線日坂バイパスの坂田インターチェンジ下の八坂信号を過ぎると
間も無く右手の丘の麓に参道を西側の県道415号線に開いて事任八幡宮が鎮座します
境内南側に駐車場が有りますので利用させて頂きました
西側の県道沿いに参道入口が有ります
筝任八幡宮一の鳥居です
参道北側の金刀比羅神社鳥居です
御祭神は大物主命です
夫婦杉の根株です、元は境内中央に並んで立っていたそうです、平成30年の台風24号倒れてしまいました
稲荷神社の鳥居です
稲荷神社らしい赤鳥居と祠です
参道の角に目的のクスノキです
天然記念物標柱です
説明版です
掛川市指定文化財
事任八幡宮のクスノキ
平成12年2月24日指定
種別 天然記念物
所在地 掛川市八坂642-1
所有者 事任八幡宮
クスノキ(クスノキ科)は、本州関東地方以西から九州、沖縄、そして台湾、中国南部、インドシナと広く分布する常緑高木です。成長がさかんで、長命で、高さ30m程の大木になるので、古くから神社や寺院に植えられ、巨樹、名木になっています。
春に新芽が伸びだすと、間もなく古い葉は落ち、若葉は淡紅色、橙黄色などから淡緑色の美しい色に変わります。花と果実がつきますが、あまり目立ちません。
クスノキは、木全体に芳香があって、耐久性が高いことから、内装材、社寺建築、建具、家具、楽器などの用材に使われ、古代には丸木舟にも使われていました。また、クスノキの葉や幹、根などを蒸留して、固形に仕上げた樟脳は、防虫剤として使われています。
事任八幡宮のクスノキは、高さ31m、目通り6m、根回り19.3mの大きさで、県内でも大木に含められます。樹勢は良好で、枝は北側をのぞいた三方に大きく広がり、見上げる人を温かく包み込むような、雄大で、とても優しい姿を見る事ができます。
掛川市教育委員会
境内案内図です、もう一本の目的のスギは本殿の東側です
北西側から、クスノキの木肌に触れることができました
東側から
手水舎の東側から
拝殿に上がりましょう
拝殿前からクスノキを見下ろしました
由緒書です
御由緒
創立年代不詳、大同2年(807)坂上田村麻呂東征の際、桓武帝の勅を奉じ、旧社地本宮山より現社地へ遷座すという延喜式(927)神名帳に佐野郡己等乃麻知神社とあるはこの社なり、古より街道筋に鎮座、遠江に座す願いことのままに叶うありがたき言霊の社として、朝廷を始め全国より崇敬されしことは平安朝の「枕草子」に記載あるを見ても明らかなり。
世が貴族社会から武家社会に移るや八幡信仰が一世を風靡し、康安5年(1062)源頼義が石清水八幡宮を当社に勧請し、以来八幡宮を併称す。
江戸期に入りては、徳川幕府も当社を信仰し社殿を改築、朱印高百石余を献上す、明治以降、県社八幡神社と称せしが、第二次世界大戦以後の社格廃止に伴い、由緒ある名「事任」を復活し、現在は、事任八幡宮と称す。
事任八幡宮
本殿です
拝殿前のイチョウの大木です
本殿の東側に目的の大杉です
本殿側南西から見上げました
天然記念物標柱です
説明版です
掛川市指定文化財
事任八幡宮の大スギ
昭和55年8月20日指定
種別 天然記念物
所在地 掛川市八坂642-1
所有者 事任八幡宮
スギ(スギ科)は日本固有の木で、青森県以南の日本各地に分布する、常緑針葉高木です。どんな土質でも良く育つ木ですが、良く育つ場所は、西日のあたらない谷間や北及び北東に面した山谷や山腹で、土壌がよく肥え、適度の湿気がある所を好みます。
スギは成長がとても早く、まっすぐに伸びて巨樹になることや、スギの名の由来が「すぐ木(真っすぐな木)」からきているように、幹はまっすぐで枝張り全体でいうと円錐形状のシルエットとなります。
スギ材は、縦に加わる力に対して強く、乾燥が早く、加工がしやすいため、建築用材として柱などに適しています。さらに、水や虫にも比較的強いので外壁や雨戸にも使用されます。こうしたことから、日本人とスギのとの関わりは古く、中でも弥生時代の「登呂遺跡」の水田跡では、数多くのスギ材の矢板が使われています。
事任八幡宮の大スギは、高さ36.5m、目通り6.3m、根回り11.2mの巨樹です。樹勢は良好で、枝張りもよく、たくましさのみなぎる木で、昔から「八幡宮の大杉さん」と親しまれ、また、本殿の東奥にあたることから、御神木として「東の宮様」と敬われています。
掛川市教育委員会
本殿西側の五社神社です
本宮遥拝所へ行って見ました
石神様です
本宮山に向って遥拝所です
本殿裏側は禁足地です
一般には、駐車場側の南側境内入口を利用する人々が多いようです
では、次へ行きましょう
県道415号線を東へ、国道1号線日坂バイパスの坂田インターチェンジ下の八坂信号を過ぎると
間も無く右手の丘の麓に参道を西側の県道415号線に開いて事任八幡宮が鎮座します
境内南側に駐車場が有りますので利用させて頂きました
西側の県道沿いに参道入口が有ります
筝任八幡宮一の鳥居です
参道北側の金刀比羅神社鳥居です
御祭神は大物主命です
夫婦杉の根株です、元は境内中央に並んで立っていたそうです、平成30年の台風24号倒れてしまいました
稲荷神社の鳥居です
稲荷神社らしい赤鳥居と祠です
参道の角に目的のクスノキです
天然記念物標柱です
説明版です
掛川市指定文化財
事任八幡宮のクスノキ
平成12年2月24日指定
種別 天然記念物
所在地 掛川市八坂642-1
所有者 事任八幡宮
クスノキ(クスノキ科)は、本州関東地方以西から九州、沖縄、そして台湾、中国南部、インドシナと広く分布する常緑高木です。成長がさかんで、長命で、高さ30m程の大木になるので、古くから神社や寺院に植えられ、巨樹、名木になっています。
春に新芽が伸びだすと、間もなく古い葉は落ち、若葉は淡紅色、橙黄色などから淡緑色の美しい色に変わります。花と果実がつきますが、あまり目立ちません。
クスノキは、木全体に芳香があって、耐久性が高いことから、内装材、社寺建築、建具、家具、楽器などの用材に使われ、古代には丸木舟にも使われていました。また、クスノキの葉や幹、根などを蒸留して、固形に仕上げた樟脳は、防虫剤として使われています。
事任八幡宮のクスノキは、高さ31m、目通り6m、根回り19.3mの大きさで、県内でも大木に含められます。樹勢は良好で、枝は北側をのぞいた三方に大きく広がり、見上げる人を温かく包み込むような、雄大で、とても優しい姿を見る事ができます。
掛川市教育委員会
境内案内図です、もう一本の目的のスギは本殿の東側です
北西側から、クスノキの木肌に触れることができました
東側から
手水舎の東側から
拝殿に上がりましょう
拝殿前からクスノキを見下ろしました
由緒書です
御由緒
創立年代不詳、大同2年(807)坂上田村麻呂東征の際、桓武帝の勅を奉じ、旧社地本宮山より現社地へ遷座すという延喜式(927)神名帳に佐野郡己等乃麻知神社とあるはこの社なり、古より街道筋に鎮座、遠江に座す願いことのままに叶うありがたき言霊の社として、朝廷を始め全国より崇敬されしことは平安朝の「枕草子」に記載あるを見ても明らかなり。
世が貴族社会から武家社会に移るや八幡信仰が一世を風靡し、康安5年(1062)源頼義が石清水八幡宮を当社に勧請し、以来八幡宮を併称す。
江戸期に入りては、徳川幕府も当社を信仰し社殿を改築、朱印高百石余を献上す、明治以降、県社八幡神社と称せしが、第二次世界大戦以後の社格廃止に伴い、由緒ある名「事任」を復活し、現在は、事任八幡宮と称す。
事任八幡宮
本殿です
拝殿前のイチョウの大木です
本殿の東側に目的の大杉です
本殿側南西から見上げました
天然記念物標柱です
説明版です
掛川市指定文化財
事任八幡宮の大スギ
昭和55年8月20日指定
種別 天然記念物
所在地 掛川市八坂642-1
所有者 事任八幡宮
スギ(スギ科)は日本固有の木で、青森県以南の日本各地に分布する、常緑針葉高木です。どんな土質でも良く育つ木ですが、良く育つ場所は、西日のあたらない谷間や北及び北東に面した山谷や山腹で、土壌がよく肥え、適度の湿気がある所を好みます。
スギは成長がとても早く、まっすぐに伸びて巨樹になることや、スギの名の由来が「すぐ木(真っすぐな木)」からきているように、幹はまっすぐで枝張り全体でいうと円錐形状のシルエットとなります。
スギ材は、縦に加わる力に対して強く、乾燥が早く、加工がしやすいため、建築用材として柱などに適しています。さらに、水や虫にも比較的強いので外壁や雨戸にも使用されます。こうしたことから、日本人とスギのとの関わりは古く、中でも弥生時代の「登呂遺跡」の水田跡では、数多くのスギ材の矢板が使われています。
事任八幡宮の大スギは、高さ36.5m、目通り6.3m、根回り11.2mの巨樹です。樹勢は良好で、枝張りもよく、たくましさのみなぎる木で、昔から「八幡宮の大杉さん」と親しまれ、また、本殿の東奥にあたることから、御神木として「東の宮様」と敬われています。
掛川市教育委員会
本殿西側の五社神社です
本宮遥拝所へ行って見ました
石神様です
本宮山に向って遥拝所です
本殿裏側は禁足地です
一般には、駐車場側の南側境内入口を利用する人々が多いようです
では、次へ行きましょう