旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

成川感神社

2023-12-01 16:18:21 | 神戸市北区
2023年11月29日、お参りしました。
当社の創建年代は不祥であるが、往古悪病流行の際、村人祈願するに大いなる御霊験があって、遠方からの参拝が絶えなかったという。旧社殿は1719(享保4)年に再建された。その際の修理その他、奉行所の指示を受けた古文書が現存する。以前は神仏習合にして、八多町深谷の常法寺を別当として祭祀を行っていたが、明治初年に至り感神社と改称した。1912(明治45)年、北区八多町に鎮座する八多神社に合祀され、その後は遥拝所として祭祀を行っていたか、1959(昭和34)年の伊勢湾台風によって社殿が全壊したため、翌1960(同35)年に新築したのが現社殿であるが、氏子たる鳴川地区の要望により、1961(昭和36)年5月、八多神社より分離するとともに、廣峯神社により御神霊を勧請して鎮座祭を斎行した。
神戸市北区八多町西畑799-1
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鳥居

手水鉢

覆屋

社殿

末社
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野瀬大歳神社

2023-12-01 16:03:21 | 神戸市北区
2023年11月29日、お参りしました。
当社の創建は「奉社伝記」によると、「1672(寛文12)年6月10日、凶作続くを以て大歳神を奉祀するに五穀豊穣となる。よって位置村崇敬す」と記されている。覆屋の下の本殿はも建築年代不祥だが立派なものである。当野瀬集落は淡河町最大の戸数を有し、町内中央を流れる河川を便宜的に教会として、南・北両野瀬に分かれている。当社は、その南野瀬地区住民約70戸を原則的に氏子としている。一行政集落にして二神社の氏子に分割されている例は、当地区として珍しい事である。
神戸市北区淡河町野瀬2032
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鳥居

手水舎

参集所

覆屋





社殿


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野瀬天神社

2023-12-01 15:50:12 | 神戸市北区
2023年11月29日、お参りしました。
当社の創建は、「奉社伝記」によると、「1537(天文6)年6月25日、この地一体の旱害大なるにより、菅公を祀るに大雨あり、豊作となる。よって以降村中尊信す」と記されている。社殿は茅葺の覆屋に連結して瓦葺きの拝殿がある。境内東端に公会堂兼参集所の設備があり、当地方としては全般に整った神社である。当野瀬集落は、面積・人口共に淡河町最大の規模を有し、例祭には全戸か参集し、祭典後の直会はまさに集落総会的な性格を以て行われる。
神戸市北区淡河町野瀬1893
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鳥居



手水舎

拝殿



由緒書

本殿の覆屋
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中山大歳社

2023-12-01 15:33:51 | 神戸市北区
2023年11月29日、お参りしました。
当社の創建は、「奉社伝記」によると、「五穀成就、一村安泰を祈り、1526(大永6)年8月13日、大歳神を奉斎、1669(寛文9)年、蝗害起きるに及び、奇岩すれば、直ちに虫害治まった」と記されている。金属板葺の覆屋内に本殿が鎮まるが、建築年代は不明である。しかし、その作風は高尚典雅である。1月1日に、「花ふり神事」が斎行される。氏子戸数40戸全員が参拝した後、宮当番にならい、一同小石を結んだ木の小枝を打ち振る。当社独特の豊作予祝の年頭儀礼である。
神戸市北区淡河町中山444
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鳥居

手水舎

覆屋

社殿




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竹森神社

2023-12-01 15:19:32 | 神戸市北区
2023年11月29日、お参りしました。
当社の創建は、「奉社伝記」によると、「村内悪疫流行に伴い、その鎮圧を祈って、1494(明応3)年6月10日、安閑天皇を奉祭す」と記されている。神社は社名の如く竹藪に囲まれている。社殿の建築年代は不祥であるが、覆屋の中野社殿の作風は重厚である。9月12日に「こうぞう祭」が行われる。台風期に風害・水災なく豊熟の秋を迎える願意の祭といわれ、播州一円に普及する農耕神事で、この時期になると当地区の各所で行われている。当社の祭礼は、板間拝殿に氏子全員が昇段し、豊作祈願の後、一同揃って参集所で直会の膳を共にする。
神戸市北区淡河町野瀬563
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鳥居

覆屋

社殿

参集所

末社
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神田八雲社

2023-12-01 14:55:34 | 神戸市北区
2023年11月29日、お参りしました。
当社の創建は、「奉社伝記」によると、「往時統治は広峯神社神領地たる由緒によりこれを勧請して一村安全五穀成就疫病退散を祈願す。時に1407(応永14)年6月1日」と記されている。淡河町神田に鎮座する素戔嗚神社同様、摂播国境沿いの地にあり、古儀旧慣の踏襲に、42戸の氏子は極めて厳である。境内一隅に広大な参集所が設けられ、直会が行われるが、その饗膳の無いように特色がある。それは、氏子各戸手製の馳走を持ち寄る。これを「めいめい肴」と呼ぶ。竜頭山々頂に鎮座し、境域は照葉樹を中心とした原生林の趣がある。社頭の鳥居は、木造の珍しい厳島型である。
神戸市北区淡河町神田253
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社標

鳥居



末社



手水舎

狛犬



参集所







由緒書

社殿


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神影(みかげ)天神社

2023-12-01 08:52:18 | 神戸市北区
2023年11月29日、お参りしました。
「当社の創建は、『奉社列伝』によると、『1558(永禄元)年9月25日、村内に痢病流行し、加えて雷難多し、村人三太夫によって菅公を祀るに、神験あり。以降村中尊信す。』と記されている。十余段の石段を上った金属板葺の覆屋の中に、小さな社殿が鎮座している。建築年代は不祥であるが、この地方に多く見かける建築様式で風格もある。半坪に充たぬ板間の拝殿があり、神職や当番役員が、ここで神拝行事を行う。境内北端に、今も囲炉裏を残す古い参集所がある。当町最大の名刹、岩峯山石峯寺に近い位置にある。」
神戸市北区淡河町神影785
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鳥居

手水鉢

参集所

石灯籠

覆屋



社殿











由緒書
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滝宮社

2023-10-12 17:57:36 | 神戸市北区
2023年10月12日、お参りしました。
「当社の創建は、明治3年の『奉社伝記』によると『元禄3年(1690)、一村の水火災除けを祈り、大彦滝神を祀る』と記されている。社殿は淡河川上流の滝の上に鎮座し、社殿に向かって右側に仏式の不動尊を祀っている、珍しい例である。氏子数27戸で、当番制が厳格に守られ、小祭の祭も祓詞を奉上し、集落の安泰各戸の隆昌を祈る外、境内の清掃に努め、小社といえど外容・内実共に管理が行き届いている。境内直下の滝は、古くから『雲が滝』と呼ばれ、『美嚢郡誌』には、この地の伽耶院(三木市)・石峯寺等の名刹を開創した法道仙人の歌、『曇り滝 沖つ白浪白妙の 丹生山めぐる 水は泡河』が載っている。また、このあたり一帯の渓谷の景観は絶妙である。12月7日の例祭当日は、氏子婦人会が中心となって、大根を煮たものに酢味噌を添えて皿に盛り、直会の膳に提供する。境内に敷き並べた上敷上で、氏子内の老若男女がそれを肴に、和気あいあいたる斎食の儀を行う。これを、俗に『滝宮のふろふき祭』と称す。」
神戸市北区淡河町東畑130
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覆屋





本殿

不動尊



境内からの雲の滝
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東畑厳島神社

2023-10-12 17:38:40 | 神戸市北区
2023年10月12日、お参りしました。
「当社の創建は、明治3年の『奉社伝記』によると、『五穀成就を祈り、明応2年(1493)、市杵島姫命を祀る。以降豊作となり一村繁栄す』と記されている。銅板葺覆屋の中の本殿の建築年代は不祥であるが、風格に富んでいる。鳥居は桧材の厳島型であったが、腐食したため、木製の明神型として再建した。境内は狭小ながらも、常緑樹におおわれ幽遂であり、氏子当番の厳守体制が、清掃を始め維持管理を徹底させ、稀に見る森厳な社頭である。当社の特色的なものとして、7月22日の例祭後の直会饗膳の食材がある。それは、大根の梅酢漬けと塩鯖の姿煮を大皿に盛り、各自が順次小皿に取って戴くのを常とし、その淵源は古いという。氏子数は27戸で、町内神社中三番目に少ないが、集落全体として極めて敬神の念篤く、わずかな戸数であるが、当神社外一社の祭祀・維持管理によく努めている。また、伊勢講・愛宕講・広峰講外多数の講祭も継続するなど、稀にみる篤信の里といわれている。」
神戸市北区淡河町東畑563
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鳥居

手水鉢

石碑

狛犬



覆屋

本殿

末社
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行原(ぎょうのはら)大歳社

2023-10-12 17:16:33 | 神戸市北区
2023年10月12日、お参りしました。
「当社の創建は、明治3年の『奉社伝記』によると、『当地水田の用水池の度々の破損による不作を憂い、永正4(1507)年6月16日、大歳神を奉祀した。以今安泰にして豊作続く』と記されている。典型的な鎮守の杜となっている。当行原地区は、隣接する東畑・北畑両集落の親村ともいわれ、当初、神社は三集落共同の守護神として奉斎されたものであり、その形態より、三地区が歴史的に一村であったといわれている。神社鎮座の段丘直下が、淡河川と石峯寺川の合流地点で、落ち合いの聖地である事からして、三地区合祭のための鎮座地選定にも格段の配慮をしたものと伝えられている。現在、三集落の総氏子数は約80戸であるが、右三地区長が交代で責任役員を勤め、鎮座地行原地区の氏子当番となり、祭祀の奉仕・境域内の維持管理を行っている。」
神戸市北区淡河町行原332
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鳥居

手水鉢

覆屋



本殿


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